9月30日(木) 「本当に胸に迫る思いがしましたね」――。小泉純一郎首相は来伯中の十六日、首都ブラジリアで政府広報ラジオ番組「小泉総理 ラジオで語る」の収録に臨み、グァタパラ移住地などで日本人移民から熱烈な歓迎を受けた喜びなどを振り返った。同番組初の海外収録でその模様は十八日、日本全国三十八局で放送された。多数の一世移民が押し ...
続きを読む »サトウキビ 関連記事
小泉首相、サンパウロ市に到着=州知事とチエテ川視察=「雨期の水位は」興味津々=知事「明るく活動的な人」=パウ・ブラジルの植樹も
9月15日(水) 八年ぶりの首相来聖――。小泉純一郎首相は十四日午前、政府専用機でサンパウロに到着した。グアルーリョス国際空港から最初の視察地となるチエテ川流域環境改善事業の現場に直行した小泉首相は、アウキミン州知事の出迎えを受け、約二十分にわたって川岸で工事の進捗状況などの説明を受けた。いとこに当たる井料堅治さんと昼食をとも ...
続きを読む »グァタパラ移住地=「まさか降りてくるとは」=ヘリから、一世ら涙の感激
9月15日(水) グァタパラ移住地魅了した小泉旋風――。十四日サンパウロ入りした小泉首相は同日午後、ヘリコプターに乗りプラドーポリス市にあるサトウキビ畑などを視察。途中、当初は空中からの視察にとどめるはずだったグァタパラ移住地に予定を変更して、着陸。日の丸や鯉のぼりを用意して地上から熱烈な歓迎をみせた日系人ら約二百人と交流を図 ...
続きを読む »小泉首相が農業視察へ=グァタパラ移住地上空をヘリで=眼下に眠る笠戸丸移民ら=地元「先亡者に花束を投げて」
9月14日(火) 「笠戸丸の先亡者に、上空から花束を投げてほしい」。十四日に午前に着聖する小泉純一郎首相が午後、農業視察にでかけるプラドーポリス近くにはグァタパラ移住地があり、首相の乗ったヘリコプターがその上空を飛ぶことになった。またプラドーポリスにあったサンマルチーニョ耕地に入った第一回移民船・笠戸丸の配耕者全員が、首相の父 ...
続きを読む »ユダヤ・レムナント展開催へ=遺品が語る移民史=砂糖黄金時代の演出者
9月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ニューヨーク市のイエシバ大学講堂で九月八日に開催されるブラジル・レムナント(残れる民)展へ出展するため、七トンの遺品がレシフェ港で船積みされた。 レシフェに在住したユダヤ人二十三家族が一六五四年、現在のニューヨーク、ニュー・アムステルダムに向かって出港した。ブラジルから米 ...
続きを読む »味の素=サンパウロ州工場に大型投資=「世界一の生産拠点」へ布石
8月28日(土) 味の素インテルアメリカーナ社及び味の素ビオラティーナ社(酒井芳彦社長)は、サンパウロ州ペデルネイラス市に飼料用第二リジン生産工場を建設するほか、同リメイラ市にある医療・食品用アミノ酸工場の増産を図る計画を明らかにした。二十一日付けニッポ・ブラジル紙が報じた。投資はすでに昨年から始まり、合計で一億四千九百万ドル ...
続きを読む »エタノール輸出に期待=サンパウロ州知事会議所で講演
8月20日(金) 【サンパウロ十八日時事】ブラジルのアウキミン・サンパウロ州知事は十八日、ブラジル日本商工会議所の会合で講演し、同国が生産・輸出に力を入れている燃料用エタノールのガソリンに対する優位性を強調するとともに、日本への輸出に期待を示した。 同知事は「アルコールはガソリンの半値で、大気汚染を軽減できる」と経済・環境面 ...
続きを読む »砂糖黄金時代の再来か=10年までに60億$投資=原油高と環境が追い風=WTO勝利が起爆剤に
8月10日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】サンパウロ州サトウキビ農産加工連盟は七日、原油市場の先行き不安と多種燃料エンジンの製造販売などで同業界が活況を呈し、二〇一〇年までに六十億ドルの新規投資が見込まれると発表した。同期間の植え付け面積は現在の五百五十万ヘクタールから七百五十万ヘクタールへ、さらに新しいアルコー ...
続きを読む »『島唄』の宮沢さん来伯=100周年はカイピリーニャで祝杯=8月8日にSESCで公演
7月30日(金) 「二〇〇八年を記念してテーマソングを作れと言われたら、何が何でも作ります!」。日本の有名ロックバンド「ザ・ブーム」のリーダー、宮沢和史さんの記者会見が二十九日、ブラジル日本文化協会で行なわれた。百五十万枚を売り上げた大ヒット曲『島唄』を引っさげて、八月八日にブラジル三回目のライブ・コンサートを開くために来聖 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
カシャッサと日本。その「距離」が近年グッと縮まってきている。先週末アニエンビーで開催されたカシャッサの国際見本市で実感した。 流暢な日本語で説明を付けている商品。有機栽培のサトウキビを原料に造るのは、日本移民の町アサイにある企業だ。業界誌を経営する父親を助ける日系三世もいた。 エスタード紙二十六日付の特集「日本移民百周年に ...
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