2007年1月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】管制ミスなどで昨年末に大混乱を生じた空の便がその後、正常運航に戻った兆しを見せたのも束の間、十二日から週末までに主要各都市で再度混乱に陥るという事態となった。 パラナ州クリチーバ空港で十二日、管制塔の通信機器が故障、一時間半にわたり管制指示が停止したのをきっかけ ...
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頭打ちの幼児死亡率改善=ユニセフ=向上するも他国に遅れ=女性の社会的地位向上を=地方の実態反映せず
2006年12月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】ユニセフが十一日に発表した五歳までの幼児の死亡率の世界ランキングで、ブラジルは一九〇カ国中八六位となり、昨年より二つランクを下げた。ユニセフが毎年発表するものだが、ブラジルは向上しているものの、世界の流れより遅れていることが実証された。ブラジルはランキングで五年 ...
続きを読む »空の便、再び遅れ出す=慢性的問題の管制官不足
2006年11月14日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】二週間前から混乱が表面化した空の便の離着陸の遅れが一向に改善されず、十二日の全国の空港では半数の便が遅れを見せた。平均で一時間遅れだが中には十時間遅れも出た。 遅れが多かったのはサンパウロ、ブラジリア、サルバドルの空港で、空港管理局によると、管制官の不足が原因 ...
続きを読む »エタノールをカリブ経由で=対米輸出の課徴金を回避
2006年5月3日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】政府はブラジル産エタノールの対米輸出で対伯課徴金を避けるため、カリブ経由の輸出を検討している。米政府はブラジル産エタノールに対しガロン当たり〇・五一ドルセントの課徴金を科し、カリブ諸国には免除している。 フルラン産業開発相とロンドー鉱山エネルギー相を中心とする経 ...
続きを読む »税金と金利に5カ月半働く=両方とも世界トップレベル=月賦浸透で金利支払増える
2006年4月18日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ブラジル国民は平均一人当たり、一年のうち五カ月半相当の百六十七日間を税金と金利支払のために働いているという実態が明らかになった。 エスタード紙が専門アナリストに委託して調査したもので、このうち百四十二日間は連邦、州、市の税金のために、そして二十五日間は銀行など ...
続きを読む »世界企業環境ランク45位=中南米諸国は軒並み下がる
2006年3月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】世界の企業環境ランキングで二〇〇一年から二〇〇五年までの期間に、ブラジルはそれまでの四十二位から四十五位へとランキングを下げた。ランキングの位置付けは九十項目からなり政治や経済成長などが主要項目となっている。 トップはデンマークで二〇〇六年から二〇一〇年の期 ...
続きを読む »伯軍司令官が謎の死=国連平和部隊の駐屯地で
2006年1月10日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ハイチの政情不安にともない国連が同国に派遣している平和部隊の主翼を担うブラジル陸軍の同駐屯部隊司令官のバセラル将軍(五七)が七日、滞在先のホテルの自室から死体で発見された。この事件を調査している国連関係者によると、死因が口腔内に撃ち込まれたピストル弾によることから、 ...
続きを読む »国連、治安対策を厳しく批判=国民投票の結果受けて=「絵に描いた餅」とNGO
2005年10月27日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】二十三日に実施された銃器と弾薬の販売禁止の是非を問う国民投票は類を見なかっただけに、世界中の注目を浴びた。禁止反対派が圧勝したことは海外で驚きをもって迎えられたが、この背景に政府の治安対策に不備があることが浮き彫りとなった。 これを受けて国連人権擁護委員会 ...
続きを読む »大耳小耳
2005年10月6日(木) 一、二日に行われた第三十六回全伯日系ゴルフ選手権大会。女子ベテランの部で見事準優勝に輝いた東美代子さん(77、バストス)は、三十三年間ゴルフを続けている。ゴルフクラブをそろえるために日本へ出稼ぎに行くほど。その間も「身体がなまらないように」と、縄跳びを毎日五十回飛んで鍛えていたそう。 ◎ ...
続きを読む »盛り上がり欠いた独立祭=式典参加者が半減=反政府一色、PT党旗は姿消す
2005年9月9日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】七日のブラジル独立記念祭は、全国的に政局スキャンダルを反映し、例年に比べて今一つ盛り上がりに欠く催しとなった。汚職追放や反政府ひいては大統領インピーチメント(弾劾罷免)のプラカードも登場するなど、従来のお祭りムードとは打って変り、当日の小雨混じりの肌寒い天候に象徴さ ...
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