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シコ・ブアルキ 関連記事

リオ市長選=芸能人たちはさらに左寄りに=ルーラ離れはここでも加速か?

27日、ジャンジーラ氏(右)の応援にかけつけたルーラ元大統領(中)だったが(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

 現在、ブラジルでは、10月2日に行なわれる全国市長選のキャンペーンの真っ最中だが、26日、リオ市長選でのキャンペーンで、今のブラジルの状況を象徴したかのような事態が起きた。  この日、ルーラ元大統領(労働者党・PT)は、PTの古くからの同盟党・ブラジル共産党(PC Do B)の候補ジャンジーラ・フェガーリ氏の応援演説のため、自 ...

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有名なプロテスト・ソングが皮肉に=ジウマ大統領にあてつけられた曲の背景は?

 ジウマ大統領の弾劾裁判が進行中のその最中の28日、ジウマ氏を罷免に追い込みたい上院議員のひとりが、皮肉な歌を口ずさんだ。  ロベルト・カイアード上院議員(民主党・DEM)はこの日、ミシェル・テメル大統領代行らとの会議に出席したが、その帰り際にシコ・ブアルキの「アペザール・デ・ヴォセ」を口ずさんだが、これはジウマ大統領にとってか ...

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弾劾裁判=ジウマが自己弁明行う=規定を超える45分間=これまでと同じ姿勢打ち出す=質問者の中にアエシオも

弁明を行うジウマ大統領(Lula Marques/AGPT)

 弾劾裁判2日目の26日は、午前中の上議同士の口論などもあり、予定されていたジウマ大統領の弁護側証人6人全員の証言が終わらず、一部が27日に持ち越しとなった。  27日は、ジウマ政権で企画相~財務相をつとめたネルソン・バルボーザ氏が証言を行い、ジウマ氏が財政責任法違反を問われている15年の連邦会計に関し、「会計の動きに関する行動 ...

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東西南北

 既にご存知の方も多いように、リオ五輪の開会式は大成功に終わった。この日は開会前にテメル大統領代行に対する抗議行動があり、マラカナンでもテメル氏への野次も聞こえたが、サッカーのW杯のときのようにそれが主な話題になることはなかった。音楽で参加したカエターノ・ヴェローゾやシコ・ブアルキも熱心な労働者党支持者として知られているが、開会 ...

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ノーヴォス・バイアーノスが再結成=伝説のバンド、8月からツアー

今年3月のバイアーノス復活コンサートより(Elói Corrêa/GOVBA)

 70年代を代表するブラジル有数のバンド、ノーヴォス・バイアーノスが17年ぶりに再結成し、8月から全国ツアーを行う。 ノーヴォス・バイアーノスは、70年代のブラジルのMPBの誇りの一つだ。知名度こそ、カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジル、シコ・ブアルキ、ミルトン・ナシメント、ガル・コスタ、マリア・ベターニアら、そうそうたる大 ...

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【2016年移民の日特集号】大統領罷免問題=これは〝クーデター〟なのか?=論説=ジウマ側が見ようとしない現実=失政に学ぶ姿勢が未来に繋がる

大統領府でのイベントのたびに「私はクーデターの被害者だ」を繰り返したジウマ氏(Foto: Lula Marques/Agência PT)

 ジウマ大統領の罷免問題は、ブラジルの中での「左翼」対「右翼」の対立としても国際的に話題を呼んだ。「これは、左翼政権に反感を持つ者たちのゴウペ(クーデター)なのだ」「1964年の軍事クーデターのときも状況は一緒だったのだ」と労働者党(PT)支持者の左派は叫んだ。だが、本紙でここ数年、伯字紙の翻訳に従事しながら、ジウマ大統領をはじ ...

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文化省=廃止から急転復活に=芸能人らの強い反対受け=VCも反テメル大会に

ヴィラーダ・クウツラルで反テメルのメッセージを唱え、話題を呼んだネイ・マットグロッソのステージ(Fernando Pereira/SECOM)

 21日、ミシェル・テメル大統領代行(民主運動党・PMDB)が、芸能人をはじめとする強い反対圧力を受け、一旦は教育省に統合して廃止した文化省を復活することを決めた。ブラジルの芸能界は労働者党(PT)と結びつきが強いことで知られている。22日付伯字紙が報じている。 テメル大統領代行は、政府予算削減の都合上、32あった省を23に削減 ...

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東西南北

 11日の下院の特別委員会が、下院でのジウマ大統領の罷免審議継続を承認し、17日に運命の投票が行われることも決定的となった。本会議での審議は15日からはじまるが、その前からもジウマ氏は苦難続きだ。アンドラーデ・グチエレス社の元社長が先週、10年と14年のジウマ氏の大統領選への献金は大半が賄賂だったことを暴露した上、11日には親友 ...

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親ジウマ派は全国規模でデモ=テメルが最大の標的に

 3月31日、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免に反対する人々が21の州都と連邦直轄区で大規模なデモを行い、ミシェル・テメル副大統領(民主運動党・PMDB)を強く批判したと1日付伯字紙が報じた。 最も規模の大きかったサンパウロ市セントロのセー広場では、平日の夕方にもかかわらず、ダッタフォーリャの集計で4万人が参加した。ブラジリ ...

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逆風下で現政権を擁護する大御所音楽家=「闘争の同志」のイメージ捨てられず

 ブラジルは現在、ルーラ前大統領(労働者党・PT)の官房長官就任という、想定をはるかに超えた「逮捕逃れ」の方法に呆れた国民らが、これまでにないほどの反政府的な怒りの中にある。 だが、ブラジル音楽界の重鎮の中には、この動きに反旗を翻す動きが見られている。 調査機関ダッタフォーリャが3月17、18日に行った最新のアンケートでも、「ル ...

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