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ジウマ・ルセフ 関連記事

東西南北

 16年に大統領罷免となったジウマ・ルセフ氏が28日、10月の統一選で、ミナス州から上議選に出馬する意向を表明した。弾劾裁判当時の最高裁長官、リカルド・レヴァンドフスキー判事が、「8年間の公職追放は免除する」との判決を下していたため、出馬が可能になった。もし、アエシオ・ネーヴェス氏も同州上議選に出れば、14年に大統領の座を争った ...

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「無効と間接選挙」=ポルト・アレグレ在住 杉村士朗

2015年8月当時のジウマ氏(右)とテメル氏(Lula Marques/AGPT)

 3月9日付リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市発行の日刊紙「ゼロ・オーラ」の寄稿頁欄に「無効と間接選挙」と題された弁護士・選挙法教授アントニオ・アウグスト・マイエル・ドス・サントス氏の寄稿文が掲載された。  我々の正しいブラジル理解への一助として、その仮訳を紹介したい。  よく知られているように、2014年大統領選挙で ...

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ヒラリー敗北宣言を称えるも=ジウマ、まだ罷免への恨み節

 9日、アメリカの大統領選挙で敗れた民主党代表のヒラリー・クリントン氏が敗北宣言を行ったが、それを聞いて、ジウマ前大統領がツイッターで声明を出した。だが、その声明は、表向きにはヒラリー氏を称えているのに、その実は自身の罷免を皮肉るものだった。  ヒラリー氏とジウマ氏は、ヒラリー氏が国務長官時代の2012年にブラジルを訪れた際、直 ...

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メルコスール加盟の裏幕=ジウマの秘密工作を暴露=〝独裁体制〟ヴェネズエラ=アスンシオン在住 坂本邦雄

ベェネズエラのマドゥロ大統領とボリビアのエボ・モラエス大統領(Foto: AVN/ABI 5/3/2016)

 ブラジルのヴェージャ誌(10月7日号)が報じるところによると、時のジウマ・ルセフ大統領(2011年1月―2016年8月)は、ブラジルがパラグァイに対する双国イタイプー水力発電所の同国分余剰電力買い上げ価格を3倍に値上げする事をもって、ヴェネズエラが望むメルコスールへの正会員国加盟を認めさすべく、パラグァイ国会を説得(買収)する ...

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五つの罷免騒動ドキュメンタリー=国会、上院会議など収録

 8月31日に罷免が決まり、失職したジウマ・ルセフ元大統領の罷免騒動について五つのドキュメンタリーが発表された。  その内の一つを制作した、ミナス・ジェライス州出身のドキュメンタリー制作者、ペトラ・コスタ氏が率いるチームは、国会や大統領公邸での撮影も行った。同チームは撮影に500時間掛け、一連の罷免騒動から罷免反対運動なども撮影 ...

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ブラジル経済に破綻の影?=ギリシャ状態に陥る可能性も

 公的支出の予算の伸びにインフレ率以内という上限を設定する憲法補足法案(PEC)241/16号についての初回公聴会が24日に行われ、テメル暫定政権の経済班が財政危機解決のための財政調整案に関する説明を行うと共に、この法案を承認しなければ、ブラジルは国際的な債務不履行国になる可能性があると語った。  エンリケ・メイレレス財相は、連 ...

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南米の異端児ヴェネズエラ=パラグァイとブラジルが異議=メルコスール=輪番議長国就任に=アスンシオン在住 坂本邦雄

問題となっているヴェネズエラのマドゥーロ大統領(Foto: Ismael Francisco/Cubadebate)

 南米南部共同市場(メルコスール)は加盟国国名の頭文字の(ABC)順に沿って輪番議長国の座を6カ月毎に持ち回りで交代する制度である。 本来なら規定に従ってこの7月にウルグァイからヴェネズエラに議長国の席が引継がれるはずのところ、パラグァイとブラジルの反対で延び延びになっている事態が続いている。 そもそも2006年来パラグァイ国会 ...

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最高裁=南西石油問題をモロ判事に=デウシジオ上議の爆弾供述=「パサデナと同様の賄賂」

沖縄県にある南西石油のサイト(5日参照)

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)では、ペトロブラス石油公社(PB)による米国パサデナ精製所買収に不正な取引があったとして問題になっている。それと同様の賄賂などが沖縄の南西石油買収時にもあったとの爆弾証言が、デウシジオ・アマラウ上議(元労働者党)が行った報奨付証言(司法取引証言)に含まれていた。エスタード紙4日付によれば、最高裁のテ ...

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ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ=「本当の貧者とは誰なのか」=人類を蝕む高消費社会を直視せよ=訳=打村明

大統領選投票を終えたばかりのムヒカ大統領(2014年10月26日、Foto: Presidencia do Uruguai)

 1日に退任したウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が、12年6月20日の「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」会場で行なった演説は、無制限に資源を消費する資本主義のあり方に疑問を呈するものとして注目された。翻訳者の打村明さんは、その時の様子をこうサイト(hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/) ...

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得票率3%ポイントの争い=まれに見る大接戦を総括=当選日系議員が振り返る

大田慶子下議、飯星ワルテル下議、西森ルイス下議

 労働者党(PT)のジウマ・ルセフ大統領は、再選後初の演説の中で「選挙民からのメッセージを重く受け止めた」と述べた。決選投票での対立候補、民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス候補との差は得票数にして347万票、得票率では3・28%ポイントと僅かなものだった。 ジウマ大統領は再選後の演説の中で「今回の選挙戦でもっとも多く繰 ...

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