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ジウマ大統領 関連記事

LJ=ハダジサンパウロ市選挙にも疑惑=AG社理事が報奨付証言で暴露=PTが負債援助を企業に依頼か=支払先はサンターナ容疑者

フェルナンド・ハダジ聖市市長(Wilson Dias/Agência Brasil)

 ラヴァ・ジャット作戦の報奨付供述で、労働者党(PT)が12年のサンパウロ市市長選で、フェルナンド・ハダジ現市長のキャンペーンの借金3千万レアルの肩代わりを六つの企業に依頼したことが暴露された。29日付エスタード紙が報じている。 この供述は、LJの疑惑企業のひとつ、アンドラーデ・グチエレス(以下、AG社)の元理事、フラーヴィオ・ ...

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商工会議所=梅田大使が混沌のブラジル分析=ZPE社長も登壇、昼食会で

講演する梅田大使

 ブラジル日本商工会議所(村田俊典会頭)の定例昼食会が17日、サンパウロ市のブッフェ・コロニアルで開催され約160人が参加した。恒例の講演では梅田邦夫駐伯大使が『これからのブラジル政治経済について』をテーマにブラジルの将来を展望した。 梅田大使は冒頭、当地の政治情勢について紹介。「ブラジリアでは、ジウマ大統領罷免反対派議員への切 ...

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大統領罷免=監査人が調査報告書を提出=「論拠は崩れた」と大統領派=「大統領令で充分」と罷免派=両派が我田引水の解釈

報告書を手に持つ、ルイス・フェルナンド・バンデイラ・デ・メッロ・フィーリョ上院事務総長(Pedro França/Agencia Senado)

 27日、上院のジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免特別委員会に提出された監査人の鑑定書は、同大統領は議会の承認を得ずに大統領令で支出増加を決めた事実を認めたが、粉飾会計への直接の関与は認められないとしたと、28日付伯字各紙が報じた。 大統領令による支出増加と粉飾会計は、ジウマ大統領罷免派の主要な根拠となるものだ。 鑑定書は22 ...

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ブラジリアで火災による停電=上院ほか各地で被害発生

 27日夜、ブラジリア中央部にある変電所で大規模な火災が発生し、同市のほぼ全域で停電が発生、大統領府や連邦議会などにも影響が及んだ。28日付伯字紙が報じている。 変電所の火災は27日午後6時30分頃に発生した。この火災は午後8時には収まったが、その間にブラジリアの様々な場所で停電が発生した。 地下鉄では午後6時45分から同7時5 ...

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クスタ・ブラジル=ジウマ大統領の側近を直撃=グレイシー元官房長官にも捜査=ペトロロン以外にも進むLJ

家宅捜査を受けたグレイシー上議(Pedro França/Agência Senado)

 【既報関連】23日に行われたラヴァ・ジャット作戦(LJ)の「クスタ・ブラジル」は労働者党(PT)や旧ジウマ政権に大きな衝撃を与えたが、これが政界に示す意味を24日付エスタード紙が報じている。 ルーラ~ジウマ政権で企画相、通信相を務め、重要閣僚の一人だったパウロ・ベルナルド容疑者の逮捕はとりわけ、罷免問題を抱えているジウマ氏には ...

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南米諸国の右傾化は進むか=統治欠如と大衆迎合主義=左右を問わず潜む危険性=パラグァイ 坂本邦雄

前列左から当時のクリスティナ亜国大統領、パラグァイのオルテス大統領、ジウマ大統領、ヴェネズエラのマドゥーロ大統領、ボリビアのエボ大統領。第48回メルコスル会議で(2015年7月17日、Foto: Lula Marques/Agencia PT)

 最近12年間において左派が君臨していた南米のほとんどの国々は、ここ8カ月の間にその覇権勢力を失って来た。その最も顕著で衝撃的だったのは昨年11月にアルゼンチンで、クリスティナ・キルチネル政権が中道右派のマウリシオ・マクリ氏に大統領総選挙戦で思わぬ敗北を喫したハプニングだった。 そして、1カ月後にはヴェネズエラで、これまでは無敵 ...

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【2016年移民の日特集号】ブラジル政治に物申す!=汚職まみれの現状を斬る=日系の活躍に期待する声も

飯星ワルテルさん

 日本移民108周年を迎えた今年。混迷する政治状況のなかで、ジウマ大統領が上下両院の承認を経て、180日間大統領権限が停止処分となった。テメル暫定政権が発足した今’、『ブラジル政治に物申す』と題して、現在の政治情勢に関するコロニアからの意見と、今後の日系社会に期待する声を集めてみた。経済政策に道筋を飯星ワルテルさん(54、二世) ...

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リオ市長選=ロマーリオ上議が出馬表明=「経験は必要ない」と自信

ロマーリオ上議(Roque de Sa/Agencia Senado)

 社会党(PSB)のロマーリオ上議が20日、今年のリオ市長選への出馬表明を行ったと21日付伯字紙が報じた。 同上議は行政府の長としての経験が不足しているとの声に対し、「上議に立候補した時も同じ事を言われた。今私より経験があるとされていた人々はみんな失敗している。私にはそのような経験は必要ない」と皮肉で返し、「自分はリオ市長に立候 ...

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【2016年移民の日特集号】テメル大統領代行の今後占う=暫定政権発足から1カ月=低支持率でも経済回復堅持

10日に聖市パウリスタ大通りで行われたジウマ擁護派のデモ(Paulo Pinto/AGPT)

 5月12日にミシェル・テメル副大統領(民主運動党・PMDB)が大統領代行となり、全閣僚が揃わぬまま発足した暫定政権も、誕生から1カ月が過ぎた。ジウマ大統領の罷免審議継続が決まった事で発足した同政権は、本当にブラジルを変えられるのだろうか。議会運営は滑り出し順調 テメル氏率いる暫定政権は、閣僚任命の時点でPMDBが唱えていた政治 ...

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【2016年移民の日特集号】大統領罷免問題=これは〝クーデター〟なのか?=論説=ジウマ側が見ようとしない現実=失政に学ぶ姿勢が未来に繋がる

大統領府でのイベントのたびに「私はクーデターの被害者だ」を繰り返したジウマ氏(Foto: Lula Marques/Agência PT)

 ジウマ大統領の罷免問題は、ブラジルの中での「左翼」対「右翼」の対立としても国際的に話題を呼んだ。「これは、左翼政権に反感を持つ者たちのゴウペ(クーデター)なのだ」「1964年の軍事クーデターのときも状況は一緒だったのだ」と労働者党(PT)支持者の左派は叫んだ。だが、本紙でここ数年、伯字紙の翻訳に従事しながら、ジウマ大統領をはじ ...

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