ニッケイ新聞 2011年3月16日付け 三陸沖や茨城沖などで強い余震も続いている東日本大震災で、福島第一原子力発電所内施設の爆発や放射能漏れの報道が続き、ブラジルも含む複数の国で原発計画の見直しや反対運動が起きていると15日付伯字紙が報じた。日本に居る家族達と連絡が取れないと気をもむ人も多い中、ブラジル外務省が14日、日本への ...
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東日本大震災=ブラジルからも救援隊派遣へ=被災地域にブラジル人800人=原発事故への不安広がる=帰国者第一便がサンパウロ州到着
ニッケイ新聞 2011年3月15日付け 11日に日本の東北関東地方を襲った巨大地震は世界中を震撼とさせ、各国からの救援隊も続々と到着。11日以降、第2次世界大戦以来の国難で死者は1万人を超えるとの見解や、福島第一原発の原子炉建屋(たてや)爆発の様子まで、刻々と変わる状況をブラジルメディアも継続して報道している。 菅総理が「第 ...
続きを読む »オバマ氏いよいよ来伯!=大演説はリオ市セントロで
ニッケイ新聞 2011年3月15日付け 19、20日に初来伯のオバマ米国大統領が、20日にリオ市セントロのシネランジアで大演説会を行うと14日付G1サイトが報じた。 米軍のヘリコプターが13日午後と14日朝、リオ市上空を視察するなど、受け入れ準備は着々と進んでおり、14日のリオ市エドゥアルド・パエス市長とリオ州セルジオ・カブ ...
続きを読む »軍が真相究明委設立に難色?=大統領府が説明求める=問題は解決済みと国防相=人権擁護局長は言及回避
ニッケイ新聞 2011年3月11日付け ジウマ大統領が今政権の優先事項の一つとする真相究明委員会の設立について、軍関係者が設立反対を訴える文書を国防相に送付していた事が明らかになり、大統領府が同相に説明を求めたと10日付伯字紙が報じた。 1964〜1985年の軍政下での人権侵害について調査する真相究明委員会設立は、ジウマ大統 ...
続きを読む »ブラジルへの好感度大幅に向上=国際的影響肯定が49%=外交政策や景気回復も反映=注目されるジウマ大統領
ニッケイ新聞 2011年3月10日付け 英国のBBCが27カ国で行った調査で、ブラジルへの好感度が大幅に向上し、ブラジルが国際社会に与える影響を肯定的に受け止めている人の割合は49%となったと9日付フォーリャ紙が報じた。 2010年12月から2011年2月に行われた調査の結果は7日付G1サイトなどでも報じられ、ブラジルが国際 ...
続きを読む »ブラジルのGDP世界7位に=消費拡大が成長後押し=インフレ抑制には減速必要=IMFが政府の対応を評価
ニッケイ新聞 2011年3月5日付け 3日の地理統計院(IBGE)発表によると、ブラジル経済は2010年に7・5%という高成長を遂げ、国内総生産(GDP)を世界7位に押上げたと4日付伯字紙が報じた。1986年以来の高率となる7・5%の成長は国別成長率でも3位に入り、国際通貨基金(IMF)専務理事が減速を薦める状況だという。 ...
続きを読む »政策基本金利再度引上げ=ジウマ政権で早2度目=目標値超すインフレ内諾か=前政権契約事業も見直しへ
ニッケイ新聞 2011年3月4日付け 1〜2日開催の中銀通貨政策委員会(Copom)が、政策基本金利(Selic)を1月に引き続き0・5ポイント引上げ、11・75%とした。1日付エスタード紙や2日付フォーリャ紙によると、市場関係者は、Selicは次、次々回のCopomでも引上げられ、12・5%になると見ている。 2009年か ...
続きを読む »ボウサ・ファミリア=経費削減直後に20%調整=最高で242レの給付金=それほどの効果は期待できず
ニッケイ新聞 2011年3月4日付け ジウマ大統領は、総額501億レアルの経費削減の約束をした翌日の3月1日に、ボウサ・ファミリア(生活扶助)給付金の再調整をすることを発表したと2日付エスタード紙が報じた。 バイア州訪問中のジウマ大統領が、4月からボウサ・ファミリアの給付金を平均で19・4%増加すると発表したもので、今回の再 ...
続きを読む »南東伯や北東伯でも水害=対策の遅れは否めず=ビリングス湖に川の水排出?=眠れない夜過ごす市民ら
ニッケイ新聞 2011年3月3日付け 2月27、28日に豪雨に見舞われたサンパウロ市で死者も出たと報じられた後の1日、リオ州などの南東伯や、マラニョンなどの北東伯でも水害が起きたと1、2日付伯字紙やサイトが報じた。サンパウロ州では、チエテ川やピニェイロス川の氾濫防止のため川の水をビリングス湖に逃がすための施設増強案も出ているが ...
続きを読む »経済閣僚が経費削減案発表=公式額ではR$501億=看板の持ち家政策も対象に=上院は監査委員会を設立
ニッケイ新聞 2011年3月2日付け ギド・マンテガ財務相とミリアン・ベウキオル企画相が2月28日、連邦政府関連の経費削減案を発表と1日付伯字紙が報じた。インフレ抑制のための500億レアルの経費削減は前もって発表されていたが、今回発表の具体案には、ジウマ大統領の看板政策である「ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィダ(わが家、わが人 ...
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