ホーム | ジウマ大統領 関連記事 (ページ 48)

ジウマ大統領 関連記事

東西南北

 ジウマ大統領やエドゥアルド・クーニャ下院議長の罷免問題で揺れるブラジルだが、増加の一途を辿る小頭症児の件も気になるところ。サンパウロ州グアルーリョス市は9日、11月から今月2日までに生まれた小頭症児は、既に発表されている1人以外に5人増えて6人となり、過去5年間で最高だった3人の倍となったと公表した。これらの赤ちゃんとジカウイ ...

続きを読む »

大統領罷免=特別委員会設置はお預け=野党意向の委員会勝利も=最高裁が無記名投票認めず=ジウマ側には最初の敗北

大混乱した8日の下院(Antonio Augusto/Câmara dos Deputados)

 下院で8日、大統領罷免に関する特別委員会の委員選出に際し、野党側が準備したシャッパ(リスト)が、各党が選んだ議員のリストに無記名投票で勝利する事態が起きた。不服とした与党側が最高裁に訴えたところ、最高裁が査定を行うことになり、特別委員会の結成は16日まで延期されることとなった。9日付伯字紙が報じている。 下院は当初、7日に特別 ...

続きを読む »

アルゼンチン大統領就任式=クリスチーナは不参加へ=授与式の場所でもめる

 今日10日は、アルゼンチンの新大統領にマウリシオ・マクリ氏が就任する日だが、クリスチーナ大統領は式に参加しないことになったと、9日付伯字紙が報じている。 マクリ氏とクリスチーナ氏は先週から、就任式の場所でもめていた。マクリ氏は伝統通り、大統領府(カサ・ロサーダ)で、前大統領からたすきを受けることを望んでいたが、クリスチーナ氏は ...

続きを読む »

デウシジオ上議=報奨付供述に応じるか=供述内容に戦々恐々の政府

 【既報関連】11月25日にラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査妨害容疑で逮捕された政府の元上院リーダー、デウシジオ・アマラル容疑者(労働者党・PT)が8日、弁護士のアウグスト・フィゲイレド・バスト氏と契約したと9日付エスタード紙が報じた。 デウシジオ容疑者は、年内の出獄を視野に、報奨付供述を行うものと見られる。同容疑者の供述内容 ...

続きを読む »

テメル=ジウマへ衝撃の手紙渡す=「信頼してもらえなかった」=自身とPMDB軽視を嘆く=「裏切り行為」との反感も

渦中のテメル副大統領(Wendel Lopes/PMDB)

 ミシェル・テメル副大統領(民主運動党・PMDB)は7日、ジウマ大統領(労働者党・PT)宛に手紙を届けたが、文面には「自分は置物のような存在だった」「私とPMDBを信頼してくれたことがなかった」と書かれており、PMDBの連立与党からの離脱が懸念されはじめている。8日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領は5日、「テメル氏と自分はし ...

続きを読む »

東西南北

 クーニャ下院議長がジウマ大統領の罷免請求を受諾し、テメル副大統領に「罷免後の政権を狙っているのでは」と解釈する人が出てくるなど、現在、ブラジルはPMDBの政治家と共に動乱している。だが、PMDBに対する国民の印象は良くない。ダッタフォーリャが先日行った著名な政治家や判事12人に対する信頼度調査で、クーニャ氏は最下位、レナン・カ ...

続きを読む »

ラーモス移住地=ナガサキ誓いの灯初めて海外へ=小川さんの平和資料館に分灯=120周年記念、世界平和願う

11月30日付長崎新聞。分灯式で種火を受け取った井上祐見(左)と中嶋代表

 世界平和の願いを象徴する〃ナガサキ誓いの灯〃をブラジルに――日伯外交樹立120周年を記念して、サンタカタリーナ州ラーモス移住地の草分け、長崎の被爆者の故・小川和己さんが私財を投じて2010年に建設した平和の鐘公園にある「平和資料館」へ、長崎を最後の被爆地とする「ナガサキ誓いの灯」を分灯することになった。9日にはサンパウロ市内ホ ...

続きを読む »

テメル=PSDBの大物たちと会食=昇格政権の支持取り付け=ジウマは絆を信じるも=恐れられるPMDBの離脱

テメル副大統領(José Cruz/Agência Brasil)

 エドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)が2日にジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免請求を受理した後、最大野党の民主社会党(PSDB)の大統領候補経験者3人が、ジウマ氏罷免とミシェル・テメル副大統領(PMDB)の昇格政権支持で一致したと6日付エスタード紙が報じている。 テメル副大統領とジェラウド・アウキミンサンパ ...

続きを読む »

罷免請求受理と景気動向=株価上昇とドル下落の後は

 【既報関連】エドゥアルド・クーニャ下院議長による大統領罷免請求受理後、3日のサンパウロ平均株価は3・29%、ドルも2・13%下落と4日付エスタード紙が報じた。景気後退は政権交代の誘因たりうるが、ブラジルでは政治問題も絡んで経済が停滞する中で罷免請求受理が起きた。 14年以降5万5千人が解雇された自動車部品工業界では、罷免請求受 ...

続きを読む »

今日の言葉=BARGANHA バルガーニャ

 言葉の意味は「人から何かを得て、それと引き換えに別のものを与える」と云うことですから、「取り引き」「交換」と云う風に訳せます。しかし実際には「政治的取り引き」とか「怪しい意図を含んだ取り引き」に使われるようです。 先週ジウマ大統領の罷免請求(IMPEACHMENT)がクーニャ下院議長により受理され、議会で審議されることになりま ...

続きを読む »