サンパウロ総合大学生物医学研究所(ICB―USP)が、症状が消えた後もジカ熱感染の有無を判定できるテストを開発したと18日付エスタード紙が報じた。 このテストは血清中の抗体を調べるもので、ジカ熱の症状が消えた後でも、感染の有無を確認できる。このテストを開発したのは、サンパウロ州調査研究支援機関(Fapesp)の援助を受けて昨年 ...
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妊婦=チクングニア熱にも注意を=赤ちゃんの心停止の場合も
チクングニア熱やデング熱も、妊婦が罹患すると新生児に重大な障害が起こる可能性があることが判明したと17日付フォーリャ紙やアゴーラ紙が報じている。 バイア州連邦大学の研究によると、ブラジルでは15年9月と10月に、出産直前にチクングニア熱に感染した母親から生まれた子供に影響が出た例が確認済みだ。子供達は誕生時は異常がなかったが、 ...
続きを読む »小頭症の発生率は1%=専門医が足りない北東伯
15日発行の英国の医学雑誌『ランセット』によると、ジカ熱に感染した妊婦が小頭症児を産む可能性は1%と16日付伯字紙が報じた。 この記事は、14年10月~14年4月にジカ熱が流行、住民の66%が感染した仏領ポリネシアのデータを解析したものだ。同調査によると、妊娠初期にジカ熱に感染し、胎児が小頭症と診断された例は感染した妊婦1万人 ...
続きを読む »ジカ熱=じわじわとブラジル旅行回避の動き=五輪への影響は未だ未知数
世界中に広まったジカ熱への恐れは、ブラジルへ観光客の足を遠のかせていると13日付フォーリャ紙が報じた。 同紙が行ったブラジル国内10の大手旅行代理店への聞き取り調査によると、七つの代理店が、今年に入って、2~3の団体客のキャンセルを受けた事を明らかにした。総計579人がブラジル行きをキャンセルした計算になる。 キャンセル客はリ ...
続きを読む »東西南北
ここに来て現実味を増して話題を呼んでいる、ルーラ前大統領の閣僚入りの噂。その目的が、「国のため」ではなく「逮捕を避けるため」というのは、国民の心情を考慮したとは到底思えない行為だ。とりわけ13日に、ブラジル史上に残る最大規模の反政府デモを受けた直後であることを考えれば、実現の暁にはさらなる混乱は必至ではないか。ネット上では、ル ...
続きを読む »リオでジカ熱説明会=在留邦人から質問相次ぐ
【リオデジャネイロ共同】ブラジルでジカ熱の感染が拡大していることから、日本の国立感染症研究所昆虫医科学部の沢辺京子部長らが14日、リオデジャネイロで日本人向けに現状や対策を説明した。ワクチンがなくウイルスを媒介する蚊を避けることが最善と強調した。 約40人の参加者からは「リオ五輪が開かれる8月には感染が収まるのか」「感染した場 ...
続きを読む »ジウマ大統領=リオの免疫生物学技術研究所を訪問=1千万レアル規模の研究援助も発表
ジウマ大統領は10日午後、リオ市北部のオズワルド・クルス研究院(Fiocruz)内にある、免疫生物学技術研究所(通称バイオ・マンギーニョス)を訪問した。同研究所はブラジルの主要な免疫学研究センターだ。 ジウマ大統領は午後5時頃、ヘリコプターで研究所のサッカーグラウンドに到着し、視察後は記者団の質問に答えることもなく去った。 ジ ...
続きを読む »ジカ熱×バファリン=危険!
ジカ熱にかかったらバファリンの服用は厳禁―!? 先日、医者からそんな話を聞いて、今後の来伯邦人が心配になった。 バファリンとは日本の代表的な頭痛薬で、必ず一家に一箱あるほどの代物。最近の弊紙研修生も日本から持ってくるようで、万能薬といった印象だ。 アスピリンという成分が駄目で、発疹や出血などの副作用が出るという。体調不良になっ ...
続きを読む »ジカ熱=妊婦に異例の渡航自粛勧告=南米等で性交渉感染も増大=小頭症に留まらない脅威
急増するジカ熱感染に対し、世界保健機構(WHO)は8日、妊婦に対して感染地帯への渡航を控えるようにとの異例の勧告を出し、性交渉による感染の確証もより高まったと発表したと9日付伯字各紙が報じた。 ジカ熱感染各国の保健機関には、ギランバレー症候群や小頭症の急増対策も求められている。 WHOが懸念しているのはラ米諸国31カ国でジカ熱 ...
続きを読む »『ピンドラーマ』3月号
コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』3月号が発刊された。 全身缶ビールで覆われたカーニバル衣装の写真(千葉康由さん撮影)に「ジカ熱狂想曲」「ブラジル経済 2016年本格始動」、恒例のサッカー、グルメ、イベント情報も掲載。 日系書店、日本食店などで配布中。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。
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