サンパウロ市市役所が4日、同市では初めて、市内での感染でジカ熱を発症した患者がでたことを明らかにした。5日付伯字紙が報じている。 域内感染と確認されたのは、北部フレゲシア・ド・オーに住む妊娠30週の28歳の女性だ。 サンパウロ市にはこれまで、他州から移住してきた人や他州に旅行した人のジカ熱感染ならびに小頭症発症の例はあったが、 ...
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デング熱=蚊の発生源放置で母娘逮捕=MTの緊急事態宣言の町で
マット・グロッソ州アリプアナン市で3日朝、家の庭などの清掃を怠って、蚊の発生源を放置したままにしていた母娘が逮捕された。 人口2万600人強のアリプアナン市は、デング熱対策のために各戸を訪問し、デング熱やチクングニア熱、ジカ熱のウイルスを媒介するネッタイシマカの発生源を発見したら注意を促すといった活動を続けているが、今年も既に ...
続きを読む »ジカ熱=普通の蚊もウイルス媒介?=事実なら感染拡大急ピッチに
ジカ熱と小頭症の関係が最初に指摘されたペルナンブコ州で2日、オズワルド・クルス研究所の研究者達が、普通の蚊もジカウイルス(ZIKV)を媒介する可能性を示唆する研究結果を発表したと2、3日付伯字紙やサイトが報じた。 コンスタンシア・アイレス研究員によると、昨年12月から2月に同研究所内で育てたアカイエカ(Culex)にジカ熱に感 ...
続きを読む »東西南北
ジカ熱やデング熱への恐怖感が増す昨今、いきおい、蚊の発生しやすい水溜まりは気になりやすいが、2日付アゴラ紙の報道によると、意外なところに蚊の繁殖地を作ってしまっている場合もあるという。同紙が指摘したのは、サンパウロ市セントロのルス駅にあるCPTMの乗り場の屋根だ。同駅の屋根は改修作業中で、改修部分に張られたプラスチックのシート ...
続きを読む »小頭症と確認641人に=セルジッペで追跡研究開始
【既報関連】保健省が1日、小頭症と確認された新生児の数が583人から641人に10%、ジカ熱との関係が確認された例も62人が82人にと32%増えた事と、今後は世界保健機構(WHO)の基準に従い、女児は頭囲31・5センチ以下、男児は同31・9センチ以下を小頭症と診断する事を発表したと2日付伯字紙が報じた。 ジカ熱と小頭症との関係 ...
続きを読む »会議所シンポ 景気回復はいつ?=今年が底か、出口はどこに=(下)=健闘する日系自動車メーカー
溝口イサオ自動車部会長は、昨年まで四輪販売実績は3年連続で前年を下回る実績と報告。15年の国内販売実績257万台(前年比27%減)に対し、自動車製造業連盟は16年を238万台まで落ち込むと予測するが、同部会では200~210万台とさらに悲観的な展望をしている。 13年から昨年まで上位3社(1位フィアット、2位ワーゲン、3位シボ ...
続きを読む »ジカ熱=小頭症児の中絶議論再燃=国民の多くは反対の姿勢=アプリで励ましあう母親達
【既報関連】多くのブラジル人は、妊娠中にジカ熱にかかり、胎児が小頭症と確認された場合でも、中絶する権利はないと考えていると2月29日付フォーリャ紙が報じた。 同紙によると、ジカ熱罹患、小頭症未確認の場合、中絶反対58%、中絶容認32%で、10%は無回答だった。ジカ熱罹患、小頭症確認の場合は、中絶反対51%、中絶容認39%、10 ...
続きを読む »会議所シンポ 景気回復はいつ?=今年が底か、出口はどこに=(上)=18年V字回復との説も
ブラジル日本商工会議所の総務委員会(樹神〈こだま〉幸夫委員長)と企画戦略委員会(大久保敦委員長)が企画した「2016年上期の業種別部会長シンポジウム」が2月25日午後、インターコンチネンタルホテルで開催され、約200人が出席した。「景気低迷期だから見えてくるビジネス機会~経済回復期はいつか? 日系企業はどう備えるか?」という深 ...
続きを読む »日本がジカ熱を援助=100万ドルを中南米へ
日本政府がジカ熱の発生している中南米地域に対して、100万ドルの緊急無償資金協力を実施することが2月27日、外務省の発表で分かった。 用途として「感染状況の情報収集、妊産婦へのケア、感染予防啓発活動、水・衛生環境改善等の分野で支援を行うもの」が挙げられており、世界保健機関、国連人口基金、国連児童基金、国際赤十字・赤新月社連盟を ...
続きを読む »ジカ熱=小頭症と胎児水腫を併発=無自覚感染の妊婦が死産
ブラジルと米国の研究者達が、25日発行の専門誌に、サルバドール市で死産となった胎児はジカ熱に感染し、小頭症と胎児水腫を併発していたと発表したと26日付伯字紙が報じた。 昨年11月にジカ熱感染と小頭症児の増加の関係が報じられて以来、虫除けや殺虫剤の販売が急増、保健省も生活扶助を受けている妊婦に虫除けを無料配布するなどの方策を採っ ...
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