ホーム | ジカ熱 関連記事 (ページ 18)

ジカ熱 関連記事

小頭症として生まれた女性の勇気=自らのハンディ克服の営みを語る

 今のようにジカ熱と小頭症の関連が取りざたされる前、南マット・グロッソ州都カンポ・グランデに住む一人の少女が、小頭症のハンディと必死に戦っていた。 当時の少女、アナ・カロリーナ・ジアス・カセレスさん(24)は成長し、15年12月に大学のジャーナリズム学科を修めた。今は無償で元小頭症患者の声を届ける役を果たしている。 「小頭症の子 ...

続きを読む »

ジカ熱研究=伯米での協力正式決定=小頭症の事例はさらに増加

 保健省が2日に発表した最新統計によると、小頭症と確認された子供の数は1週間で270人から404人に急増した。ジカ熱との関係が疑われる小頭症の事例も依然3670件と高い数値を保つ中、伯米両国がジカ熱研究やワクチン開発などを行うための合意成立と3日付伯字紙が報じた。 小頭症児が確認されたのは、ペルナンブコ153人、バイア99人、北 ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ市地下鉄・CPTMの駅が、新価格の3・80レアルに対し、5もしくは10センターボ硬貨の不足で購買客をうまくさばけずに問題になっていることは以前も報じたが、現在はビリェッテ・ウニコの課金サービスが問題になっている。それは、以前ならどの駅にもあったギッシェ(受付ブース)の多くが撤去された上、自動課金機も、業者との契約上の ...

続きを読む »

ジカ熱=国際衛生緊急事態宣言出る=小頭症との関連が決め手に=五輪への影響抑えたい政府

マーガレット・チャン国連世界保健機関事務局長(Cia Pak/UN)

 【既報関連】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は1日にジュネーヴで開かれた緊急委員会の勧告を受け、ブラジルなど中南米中心に25の国や地域で流行している「ジカ熱」に関し、「国際公衆衛生緊急事態」を宣言したと2日付伯字紙が報じた。 同事務局長は記者会見で、宣言を出した理由として、妊婦が感染すると「小頭症」の新生児 ...

続きを読む »

東西南北

 今やブラジルの域を超え、世界的な現象として恐れられているジカウイルス。サンパウロ州でも気が気でない状況は同じだが、2日付アゴラ紙によると、ピラシカーバで、今年に入り2人目(1人目はバウルで発症)となる、妊婦によるジカウイルス罹患者が確認された。この妊婦は現在妊娠32週目だが、28週目に症状のひとつである全身の発疹を訴え、ジカ熱 ...

続きを読む »

ジカ熱という「国際衛生緊急事態」でも、いつも通り?

 今年の初めにサンパウロ市のメトロが値上げになって以来駅の切符売り場の行列が長くなっているのは気のせいだろうか。「列が意外と短いな」と思ったら、最後尾は果てしなく伸びた先から戻ってきたのだと知り唖然とした。 気が短いブラジル人だが、列に並ぶ時は案外大人しい。「切符売りなんてダラダラやるのが当たり前、俺だってテキパキやらないし」と ...

続きを読む »

WHO=ジカ熱で「国際衛生緊急事態」?=エボラ熱以来、五輪に影響も

昨年11月に会談したジウマ大統領(右端)とマーガレット・チャンWHO事務局長(左端)(Roberto Stuckert Filho/PR)

 【既報関連】1月末に発行された英国の保健関連定期誌は世界にデング熱・ジカ熱などのネッタイシマ蚊(A蚊・学名より)を介して感染する伝染病を流行させる元となった国はブラジルの可能性が高いと見ており、国際保健機構(WHO)はジュネーヴで緊急委員会を開き、ジカ熱を「国際公衆衛生緊急事態」(ESPI)に該当させるか検討すると1月31日~ ...

続きを読む »

エル・ニーニョの猛威続く=1/5の市が緊急非常事態=北東伯は干ばつ、南伯は水害

過去40年で最低水位に落ち込んだ北東伯バイーア州のソブラジーニョダム(Marcello Casal Jr./Agencia Brasil)

 ペルナンブッコ(PE)州カルアルー市の住民34万7千人は、月の3分の2は水がないという生活を強いられ、農作物も干上がった。片や同市から3800キロの南大河州アグード市では、昨年12月の大雨で行方不明のままの人がいる。 干ばつと水害、被害の形態は真逆ながらも、ブラジルの全自治体の5分の1は自然災害を理由とする「緊急(E)・非常事 ...

続きを読む »

ジカ熱は今や国際問題に=WHOも特別委員会設置へ

 ブラジル保健省は28日、世界保健機構(WHO)が開催する特別会合でジカ熱感染と小頭症に関する最新の研究結果を報告した。ブラジルを訪れた外国人観光客が帰国後に発症する例も続いており、ジカ熱は今や国際問題で、WHOは緊急の特別委員会設置も発表したと28日付伯字紙、サイトが報じた。 保健省の報告は、ジカ熱に感染した妊婦は小頭症児を出 ...

続きを読む »

東西南北

 本日の本頁で掲載したジカウイルス(ジカ熱)の問題だが、ネッタイシマカが媒介するジカ熱はブラジルから北上し、中南米やカリブ海諸国などに及んでいる。さらに、イギリス、デンマーク、イタリア、スペイン、ポルトガルなどからの旅行者がブラジルなどで感染して母国で発症。米国では中南米への旅行者の感染が19例確認されている。これを受け、米国の ...

続きを読む »