ボウフラが湧いた―野外の水溜りではなく、我が家で数日放置したコップの中である。わずかな水があれば蚊は繁殖することを痛感させられた。 〃冬を知らない〃リオでは五輪期間の8月でも蚊が活発で、感染対策が必須だ。罹患患者の血液を吸った蚊が、他の人を刺すことでデング熱、チクングニア熱、ジカ熱の感染が広がる。 つまり罹患した選手や観戦者( ...
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ジカウイルス=小頭症の症例3千超す=ボリビアでも初の患者確認
保健省が5日、2日現在、ジカウイルス(ジカ熱)が原因と見られる小頭症の事例は20州と連邦直轄区684市で計3174件に及び、12月26日現在の2975件より6・6%増加したと発表と6日付エスタード紙が報じた。 小頭症が最も多い州はペルナンブコの1185人(151市)で、パライバ504人(99市)とバイア312人(68市)が続く ...
続きを読む »デング熱=例年より早い時期から増加=保健プランは検査を義務化
保健省の統計によると、15年1月~12月第1週までのデング熱患者は158万7080人で死者は839人、平年より早い10~11月に増加が始まったと5日付エスタード紙が報じた。 9月末の統計発表後、10、11月の2カ月間に増えた患者の数は12万3304人で、中西伯では人口10万人当たりの患者数が21人から45人となった。患者増加は ...
続きを読む »デング熱ワクチン初認可=実用化まではあと3カ月=9~45歳まで適用可能
国家衛生監督庁(ANVISA)がフランスの大手製薬会社サノフィ社生産のデング熱対抗ワクチンを認可し、28日付官報に掲載したと同日付伯字紙サイト、29日付伯字紙が報じている。 同社の対デング熱ワクチン〃デングヴァシナ〃の安全性と実効性が認められ、国内認可の薬品として登録された事で、同社はブラジル内でのワクチン販売の権利を得た。同 ...
続きを読む »オーリャ!
先週「ブラジルには網戸がない」と書いたところ、編集部に幾つも反論のメールが届いた。ネットで「tela de janela」と検索すれば、網戸が見つかるという。 さっそく調べてみると、確かにけっこうな商品数が販売され、取り付け業者もいるようだ。販売されていても、さほど普及していないように見えるのは、コラム子の行動範囲が狭いためか ...
続きを読む »ジカウイルス=連邦政府も蚊対策を約束=小頭症の報告例15%増加
小頭症増加とジカウイルス(ジカ熱)の関係確認などで、保健省が22日、1月末までに全戸訪問を行い、ネッタイシマカの発生源撲滅を公約したと23日付伯字紙、サイトが報じた。 感染症撲滅のための活動を展開中の保健省職員4万3900人と陸軍兵の他、26万6千人を新たに動員、デング熱やチクングニア、ジカ熱を媒介する蚊の幼虫が発生する溜まり ...
続きを読む »ペルナンブコ=6日間で小頭症児3人死亡=視覚障害なども懸念される
全国で最も小頭症の事例が多いペルナンブコ州で、6日間に3人の小頭症児が死亡していた事が確認されたと18日付エスタード紙が報じた。 小頭症は北東伯を中心に流行状態となっているが、同州での小頭症児の死亡確認は初めてだ。 同州保健局によると、11日と16日にレシフェとその近郊のロウレンソ・ダ・マッタで誕生後数時間または胎内で死亡した ...
続きを読む »ジカウイルス=小頭症の事例2千超す=輸血での感染例も確認
保健省が15日、ジカウイルス(ジカ熱)との関係が疑われる小頭症の事例が19州と連邦直轄区(DF)で報告され、134件でジカ熱感染が確認されたが、102件はジカ熱との関係が否定された事と、2165件はまだ調査中である事を発表したと15日付各紙サイトや16日付フォーリャ紙が報じた。 ジカ熱はデング熱と同様にネッタイシマカが媒介し、 ...
続きを読む »ZV発見に医療規範変更=保健省が妊娠検査器具配布=小頭症予防に対処呼びかけ
ジカウィルス(ZV)と小頭症の増加を前にブラジルの医療政策の転換が迫られている。医師達はZV感染が疑われる患者を発見したら、正式な検査結果が出る前に各自治体の保健医療機関に伝える事が出来ると15日付エスタード紙が報じた。 また小頭症増加に関しても保健省は15日、同症に関する新しい医療規範を発表し、妊娠を初期段階で判定できるテス ...
続きを読む »D熱ワクチン開発最終段階に=12州1万7千人に実用検査
ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)は11日、サンパウロ市ブタンタン研究所(B研究所)で製造中のデング熱ワクチン(VD)は1度の接種で四つの型に効くと発表した。国家衛生監督庁も同日、B研究所にVD開発のための最終段階のテスト開始を認めたと12日付伯字各紙が報じた。 同テストは12州1万7千人のボランテ ...
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