赤ちゃんの小頭症を引き起こす原因になるとして、現在ブラジル国内で恐れられているジカウイルス(ジカ熱)だが、それに伴い、ネット上を中心に、根拠のない噂も流れはじめている。 ジカウイルスに伴うと見られる小頭症は現在、北東部で急増しており、サンパウロ州やリオデジャネイロ州のある南東部、首都ブラジリアがある中西部でも症例が報告されてい ...
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東西南北
ジウマ大統領やエドゥアルド・クーニャ下院議長の罷免問題で揺れるブラジルだが、増加の一途を辿る小頭症児の件も気になるところ。サンパウロ州グアルーリョス市は9日、11月から今月2日までに生まれた小頭症児は、既に発表されている1人以外に5人増えて6人となり、過去5年間で最高だった3人の倍となったと公表した。これらの赤ちゃんとジカウイ ...
続きを読む »ジカ熱患者は最低50万人=多ければ140万人罹患か
【既報関連】小頭症やギラン・バレー症候群を引き起こす可能性が指摘されているジカウイルス(ジカ熱)の今年の罹患者は、全国で最低50万人、多ければ140万人と予想されると9日付エスタード紙が報じた。 マルセロ・カストロ保健相は、推計患者数と小頭症児急増を「深刻な事態」と評価しているが、ジカ熱はまだ効果的な診断法が確立していない。ジ ...
続きを読む »サンパウロ州でも小頭症を確認=全国の症例1761件に
【既報関連】保健省が8日、12月5日現在の小頭症の事例は1761件で、小頭症児死亡例19件とジカウイルス(ジカ熱)との関係も調査中と発表したと同日付伯字紙サイトが報じた。 新生児の頭囲は通常34センチ以上だが、32センチ以下(7日改訂、従来は33センチ以下)だと、脳の容量が小さい小頭症の可能性がある。小頭症は今年、流行状態で、 ...
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現在、ブラジル内で拡大の様相を見せている、ジカウイルスに伴う赤ちゃんの小頭症だが、サンパウロ州カンピーナス在住で、妊娠初期の罹患が疑われているパトリシア・コンパッシさん(21)が5日付アゴラ紙の取材に応えている。10月に小頭症の男の子を生んだばかりのパトリシアさんは、ジカウイルスにかかった自覚症状があったという。それによると、 ...
続きを読む »サンパウロ州=全妊婦にウイルス・テスト?=州が小頭症対策に乗り出す
蚊を媒介とするジカウイルスへの感染拡大と、同ウイルスが原因と見られる小頭症児急増を防ぐため、サンパウロ州が、全ての妊婦を対象にジカウイルスへの罹患の有無を調べる検査などを行うことを検討している。 小頭症は脳の容積が大きくならないために知的障害などを引き起こす疾病で、今日まで治療法が見つかっていない難病だ。元来は伝染性がなく、ブ ...
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ジウマ大統領に対する大統領罷免請求を遂に受理し、動き始めたエドゥアルド・クーニャ下院議長だが、国民の反応は冷ややかなものだと言わざるを得ない。先月末に行われたダッタフォーリャの世論調査では、「クーニャ議長は辞任すべき」の意見が81%で、「すべきでない」の7%を大きく上回っている。これは「ジウマ大統領の罷免手続き開始を支持する」 ...
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現在、ラヴァ・ジャット以外でも様々な疑惑を抱えるルーラ前大統領の友人の牧畜企業家、ジョゼ・カルロス・ブンライ氏が話題を呼んでいる。彼の存在が、これまで大統領経験者を裁いたことのないブラジルの歴史を揺るがすか否か、今後も注目される。その一方、お隣のアルゼンチンでは1日、同国で90年代の約10年間大統領をつとめたカルロス・メネム氏 ...
続きを読む »保健省=小頭症とジカ熱の関係確認=疑い含む症例数1248に
保健省が11月30日に、同月28日までに確認された小頭症の症例は、疑いのあるものも含めて1248となったと発表したと同日付各紙サイトが報じた。 小頭症とジカウイルス(ジカ熱)の関係は北東伯での小頭症児急増が確認された時点で言われ始めていたが、セアラー州で誕生後に死亡した小頭症児の血液と組織からジカウイルスが検出されたため、保健 ...
続きを読む »ジカウイルスの影響広がる=ギラン・バレー症候群も?
ペルナンブコ州のオズワルド・クルス研究院支部が、ジカウイルスがギラン・バレー症候群の患者急増に関係している可能性を指摘したと26日付伯字紙が報じた。 ギラン・バレー症候群は運動神経や知覚神経を侵す急性・多発性の根神経炎の一つで、通常の発生率は10万人に1人。呼吸器系の筋肉が侵されると死亡する事もある。 ところが、レシフェ市のレ ...
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