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ジャポネス・ガランチード 関連記事

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年11月12日付け  1933年、モジアナ線サンタセシリアで生まれた2歳の男の子はマラリアに罹り、死線をさ迷っていた。病院から危篤の報を受けた父親は、「多分もうだめだろう」と、小さな棺おけを用意した。しかし、奇跡的に男の子は命を取り留める。そして65年の年月が経った▼90歳になった父親は入院中。67歳になっ ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年8月29日付け  四年がかりで、農業の山本喜誉司賞記念史が完成した。編集開始直後に資料が焼却されていたことが発覚―予想を超える労力と時間を費やした。それでも「後世に残す」使命を貫き、日ポ両国語にした。編纂委員の喜びはひとしおだ。  今年入植八十周年のアマゾン地域の受賞者では「ジュートの父」尾山良太の名も。 ...

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デカセギ犯罪増、海外逃亡も「ガランチード」=日系人がなぜ?=意見、分析を識者らに聞く

2005年12月27日(火)  【既報関連】「ジャポネース・ガランチード(信用できる日本人)」という定評をブラジルで築いてきた日系人は、なぜ日本では犯罪を多発させているのか?――。既報の通り、警察庁統計によれば、昨年一年間で七十一人が日本で警察から追われ国外逃亡し、うち四十七人は帰伯したと推定される。〇〇年から五年間の国外逃亡ブ ...

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コラム オーリャ!

 なるほどな――思わず、頷いた。パラナ州日本移民史料館にある「農家成功双六」を目にしたときのことだ。  全二十五コマに「開拓」「植付」など勤労の貴さを語る言葉だけでなく、各コマに「豊年に巾着の紐をしめ」などと戒めの一文も添えられる。ジャポネス・ガランチードとして高い評価を受けるに至った背景には、日常からの道徳教育があったのだと痛 ...

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ヒトマチ=上がりは「成功」 移民双六

6月22日(火)  ジャポネス・ガランチードの原点ここにあり――パラナ州ローランジャ市にあるパラナ州日本移民資料館に、かつての日系移民の志を映し出す貴重な資料が残されている。その名もズバリ、「農家成功双六(すごろく)」。農業の神様として尊敬を集めた日系人は、すごろくという遊びの中でも、勤勉さや意思の強さを求めていたことが分かる。 ...

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日本文化普及に情熱燃やす=アマゾン上流で田辺俊介さん

6月15日(火)  アマゾン流域の上流、ボリビアと国境を接するロンドニア州で、日本語を通して日本文化の普及に情熱をかけている一人の移住者がいる。宇宙ロケット発射基地のある鹿児島県内之浦町出身の田辺俊介さん(55)だ。  五歳の時の一九五四年七月、妹二人とともに両親に連れられてグァポレ(現在のトレーゼ・デ・セテンブロ)に移住して来 ...

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松野さんの遺産=ロンドニア州で植林に取り組む

6月10日(木)  大分県出身の松野克彦さん(65)がロンドニア州トレーゼ・デ・セテンブロ(旧グァポレ)移住地で本格的な植林に取り組んでいる。十五歳だった克彦少年は五十年前に両親に連れられてグァポレに移住してきた。当時、グァポレは連邦直轄州だった。  この年(一九五四年)の七月二十二日、グァポレ直轄州の要請で、二十九家族百八十名 ...

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日本文化の伝承を考える(21)=活動としての文化伝承=(3)人間関係の文化

3月20日(土)   法の強化などによって交通事故が少なくなり、汚職や犯罪が少し減ると言ったことはあるものの、社会の秩序は法規制で成り立っている訳ではない。ある社会の持つ文化規範を身に付けて生活する普通の人は、だいたい一生、法律や警察や裁判所の世話にはならない。人は社会の持つ文化規範に基づいて判断を下し、それによって行動している ...

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