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ブラジルに人種差別が無いって、本当ですか?=サンパウロ市在住 毛利律子

ジルベルト・フレイレ( [Public domain], via Wikimedia Commons)

▼歴史学者トインビー博士の言葉「人種問題は、異人種が結婚したら解決するだろう」  1960―70年代、すでにアメリカ合衆国、南アフリカのみならず、世界各地で悪質な人種問題の嵐が吹き荒れていた時代に、歴史学者のアーノルド・トインビー博士が、この問題に関して次のように語った言葉がある。「この問題は公民権運動などによって解決できるもの ...

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【文化評論】=文豪ジョルジ・アマード「ブラジルの国民的遺産」=———10日に生誕百周年=岸和田仁 日本ブラジル中央協会理事

ニッケイ新聞 2012年8月10日付け  1912年8月10日生まれの国民作家ジョルジ・アマードがその生涯を閉じたのは、2001年8月6日であった。享年88歳だった。それから11年経った今年は、生誕百周年の年なので、この「ブラジルの国民的遺産」(評論家パウロ・フランシスの表現)を讃える関連イベントが行われている。映画、カーニヴァ ...

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第2回=独自性模索した20世紀初め

ニッケイ新聞 2012年3月21日付け 岸和田仁(ひとし、59、東京)  東京外大ポ語卒。食品会社駐在員として、ブラジルにはノルデスチを中心に通算19年間住んだ経験がある。日本ブラジル中央協会の理事にして、『ブラジル特報』編集委員。月刊『ラティーナ』連載に書下ろしを加えて単行本化したブラジル文化論『熱帯の多人種主義社会—ブラジル ...

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第1回=原点はインディオ、ポルトガル、黒人

ニッケイ新聞 2012年3月20日付け  私達が住む「ブラジル」が現在のような多文化が入りまじった形になったのは、どのような経緯からか。移民はその文化形成にどんな役割を果たしているのか。そして、ブラジル文化は世界にどのような影響を与えているのか。座談会はこれらをテーマにして、ブラジル文化に詳しい岸和田仁さん(ひとし)、ポルトガル ...

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ブラジルで文学界高め=リオで国際祭を開催中=古典フレイレの世界を分析

ニッケイ新聞 2010年8月7日付け  リオの歴史町パラチで4日から8日まで国際文学祭が開催されている。著名な作家や歴史学者も参加する同祭だが、今年は20世紀のブラジルの代表的作家ジルベルト・フレイレ(1900―1987)の世界を分析するなど、テーマ毎に議論を交わし文学界を展望する。4、6日付エスタード紙が取り上げた。  ブラジ ...

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漸増する中流層の黒人=消費者として成熟=白人の領域に踏み込む

12月16日(火)  【エポカ誌】レナット・フェレイラさん(二九)の曾祖父母はエスピリト・サント州内陸部の大農場の奴隷だった。祖父母は農民として働いた。奴隷の三代目の子孫であるフェレイラさんは現在、リオ市で弁護士業を営んでいる。ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団の大学院で会社法を勉強し、米国留学も検討している。ブラジルはジルベルト・ ...

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