「今から自分たちの憲法を作るんだ!」という意気揚々としたチリのニュースを聞きながら、国民の勇気をうらやましく思った。世界でも「SNS時代初の憲法」として注目されている。 というのも、本紙2019年11月19日付《憲法改正したら「人権は守られなくなる」のか?》(https://www.nikkeyshimbun.jp/2019 ...
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《ブラジル》コーヴァス・サンパウロ市市長死去=祖父同様、任期中に癌で=PSDB内で大激震走る=後任市長はヌーネス氏に
16日朝、サンパウロ市シリオ・リバネス病院に入院していたブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長(民主社会党・PSDB)が、癌のため41歳の若さで亡くなった。任期を3年半残しての逝去で、後任には副市長だったリカルド・ヌーネス氏(民主運動・MDB)が就任する。党設立者のマリオ・コーヴァス氏の孫で、政局調整力にも長けたブルーノ氏の死 ...
続きを読む »《記者コラム》CPIで追い詰められて過激化するボルソナロ
「ああ、神よ。私がこの大統領令を下さなくても済むように祈ります。もし下したら、全大臣の総力をもって実行され、司法から差し止められることはない」――5月5日、プラナルト宮でボルソナロ大統領はそう思わせぶりに演説した。
続きを読む »《記者コラム》ルーラには復活祭、大統領には血祭りか?
「政治的迫害の犠牲者」としてアピール ルーラは24日に組合関係者と会合を持ったのち、27日にはブラジリアへ行き、MDBやセントロンを初めとする旧友らと逢い、来年の大統領選挙に向けての動きを本格化させる予定とエスタード紙23日付(https://politica.estadao.com.br/noticias/geral,apt ...
続きを読む »《記者コラム》35万国民の死の責任は誰にあるのか?
世界人口の3%のブラジルに死者37%が集中 世界的に見ると、ブラジルのコロナ禍は明らかに異常事態にある。 BBCブラジル4月7日付(8日参照、https://www.terra.com.br/noticias/coronavirus/brasil-tem-em-1-dia-mais-mortes-por-covid-19-d ...
続きを読む »■訃報■宮城タカオさん
日系ジャーナリストの先駆者の一人、宮城タカオさんが3月25日午後に亡くなった。行年81歳。3月31日午後3時に初七日ミサが、サンパウロ市のサンジューダス・タデウ教会のユーチューブチャンネルで行われた。 タカオさんはサンパウロ市出身の二世。父・宮城松成(しょうせい)氏は1937年に移住し、母県の沖縄タイムス紙の海外通信員を長年 ...
続きを読む »《記者コラム》頼みの綱の軍部からも一線を引かれた大統領
セントロンに追い詰められる大統領 3月24日、ブラジルはコロナ死者30万人を超えるという惨状を呈した。この社会的不安感と緊張感の高まりを背景に、経済界も対策を求める意見書を公開し、それに背中を押されて政界の動きも激しくなった。3月末には1日の死者が4千人超の日が出るなど事態は悪化の一路を辿り、7日間の平均死者数が初めて3千人/ ...
続きを読む »≪記者コラム≫ルーラ裁判無効化の裏側で何が起きているのか?
3月8日(月)、最高裁のエジソン・ファキン判事がルーラ裁判を全て無効にする判決を出し、ブラジル政界に大激震が走った。ルーラに有罪判決を下していた全ての裁判が無効化されたことで、彼が来年の大統領選挙に出られることになったからだ。
続きを読む »沖縄県人会=総会で新会長に高良律正氏=「もっと若者の参加を!」=10月に世界ウチナーンチュの日
「沖縄はとても豊かな文化を持つ。是非もっと多くの若者に参加してもらいたい」――21‐22年度の会長に就任した高良律正氏はニッパキ紙の取材に対しそうコメントを寄せ、若者や子供向けのイベントを強化したいと意気込みを見せた。2月21日午前14時半に、ブラジル沖縄県人会(AOKB)の第84回定期総会とブラジル沖縄文化センター(CCOB ...
続きを読む »《記者コラム》ボルソナロは「黙示録の第四の騎士(死神)」か
大統領「女々しい泣き言はいい加減にしろ!」 4日にボルソナロ大統領は新型コロナのパンデミックに関して、「chega de frescura e de mimimi」と演説して大反発を受けている。このポルトガル語が瞬時に理解できる人は、相当ブラジルの俗語に詳しい人だ。残念ながらコラム子には分らなかったので調べて見た。
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