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セルジオ・モロ 関連記事

東西南北

 グアラレマの銀行襲撃事件の翌日、サンパウロ大都市圏ジアデマでまたも、通勤途中の銀行職員が強盗犯に拘束され、身体に爆発物を取り付けられるという事件が起こった。銀行員には携帯電話で指示し、金を出させようとの魂胆だったが、警察の特殊戦術行動グループ(GATE)が出動し、事なきを得た。被害にあった銀行は、前日グアラレマ市で襲われたのと ...

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《ブラジル》バロス判事「判例変えれば最高裁の危機」 2審有罪後の刑執行判断で 10日に最高裁で再審理か

 最高裁のルイス・ロベルト・バローゾ判事は1日、「“2審判決後に刑執行”との判断を崩したら、最高裁は機能(正当性)を失ってしまう」との発言を行った。最高裁では10日に、この件について、再審理を行う。2日付現地紙が報じている。  この発言は、1日に開催された、エスタード紙主催のラヴァ・ジャット作戦に関するフォーラムで行われた。   ...

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《ブラジル》元スター裁判官、モロ法相に降りかかる苦悩=議会、最高裁、委員会との軋轢抱える

 セルジオ・モロ法相は26日、ラジオでのインタビューにおいて、「選挙資金の二重帳簿(カイシャ・ドイス)関連事件の裁判は選挙裁扱いとする」との最高裁の決定に苦言を呈したと、同日付現地ニュースサイトが報じた。  カイシャ・ドイス関連事件を全て選挙裁扱いにすると、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で摘発、立件され、既にクリチーバ連邦地裁など ...

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《ブラジル》危うし社会保障制度改革 大統領が下院議長を挑発 「古い政治」とからかう セントロンも政府に反発

 ボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)とロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)の対立がこの週末で深まり、社会保障制度改革成立にさらに暗雲が立ち込めてきている。23~25日付現地紙が報じている。  マイア議長がボルソナロ氏次男のカルロス氏の発言に激怒し、「議会での調整役をやらない」と発言した件は23日付本紙で伝えたが、23日 ...

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「正義主張」で民主主義が脅かされる皮肉

ラヴァ・ジャット班のデウタン・ダラグノル検察官(Jose Cruz Agencia Brasil)

 14日に出た判決を巡って、現在、最高裁が批判の矢面に立たされている。それは同裁が、「ラヴァ・ジャット(LJ)作戦のような大型汚職犯罪の場合でも、選挙に使われた隠し口座の裁判は選挙裁判所で行なう」との投票結果を下したからだ。これを「国を揺るがした大型汚職事件に対しての妨害行為だ」と、ラヴァ・ジャット管轄のパラナ州連邦警察は煽り、 ...

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ブラジル/パラグアイ首脳会談=パラグアイ人3人の難民認定取消へ=「犯罪者の政治亡命認めない」

首脳会談後のボウソナロ大統領(右)とベネテス大統領(Antonio Cruz/ Agência Brasil)

 【既報関連】ボルソナロ大統領が12日、パラグアイのマリオ・ベネテス大統領と首脳会談を行い、パラグアイ人3人の難民認定取消について話し合ったと同日付ブラジル国内紙サイトが報じた。  問題の3人は、18年前に女性を誘拐したとしてパラグアイの裁判所で有罪判決を受けたが、ブラジルに亡命。警官に拷問を受けたとし、1億2300万ドルの賠償 ...

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《ブラジル》モロ法相が治安の専門家の指名取り消す=大統領支持者たちの反対で

 セルジオ・モロ法相は2月28日、ボルソナロ大統領の支持者の強い反対を受け、2月22日に刑事・刑務所政策審議会の代替委員に選んだイローナ・スザボー・デ・カルヴァーリョ氏の指名を断念した。1日付現地紙が報じている。  スザボー氏はスイスのウプサラ大学で治安政策に関する博士号を取った才媛だ。治安や司法などに関する調査を行う団体「イガ ...

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《ブラジル》議会開始1カ月=下院をまとめられない大統領=PSLが議会内で孤立=調整役も協力政党もなく=社会保障制度改革に暗雲

議事堂(ARQUIVO AGENCIA BRASIL)

 下院での今年最初の法案投票で大敗した上、下院内での与党・社会自由党(PSL)への協力体制を築くことに失敗しているとして、下院内でのボルソナロ大統領に対する風当たりが強くなり、社会保障制度改革などの承認が不安視されていると、2月28日付フォーリャ紙が報じている。  ボルソナロ大統領は当初、従来の大統領が伝統的に行っていた政党連立 ...

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《ブラジル》犯罪防止法案「選挙資金闇帳簿」部分を切り離し=他の法案通すための現実策か=法相「具体的で強力、正しい方向」

セルジオ・モロ法相(Wilsom Dias/Ag. Brasil)

【既報関連】ボルソナロ政権は、セルジオ・モロ法相が立案した一連の「犯罪防止法案」から、「闇帳簿(カイシャ・ドイス)を独立した犯罪と定義する」ことに関連した法案部分が切り離されたと19、20日付現地各紙・サイトが報じた。  カイシャ・ドイスは現行法では「文書偽造罪」に問われている。モロ法相は、地裁判事としてラヴァ・ジャット作戦を担 ...

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《ブラジル》巨大ギャングPCCの幹部マルコーラらを移送=「サンパウロ州を犯罪の温床にしない」と州知事

2014年当時のマルコーラ(Dearlow)

 大型犯罪組織の州都第一コマンド(PCC)のリーダー、マルコーラとほか21人のPCCの幹部らが13日、収監中の監獄から移送されたことが明らかとなった。昨年10月にマルコーラ脱獄未遂事件が起こっていたためと見られるが、PCCによる報復の恐れもあると13日付現地サイトが報じている。  移送は13日の午前中に空軍機で行なわれた。囚人た ...

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