世界的な動画サービス「ネットフリックス」が23日から配信をはじめた、ブラジル製作のオリジナル・ドラマ「オ・メカニズモ」の内容を巡り、政界や一般視聴者を巻き込んで大きな物議をかもしている。 この「オ・メカニズモ」は架空の世界を扱ったドラマになってはいるが、話の内容は労働者党政権時代の2014年に捜査がはじまった、ブラジル最大の ...
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《ブラジル》ジウマとFHCが証言台に=ルーラのアチバイアの裁判で
ルーラ元大統領がサンパウロ州アチバイアの別荘を介して収賄を行っていたとの疑惑の裁判で、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が、ジウマ前大統領やカルドーゾ元大統領が証言台に立つ日程を定めた。8日付G1サイトが報じている。 パラナ州連邦地裁で行われる裁判は、ルーラ氏の名義ではないが、実際の所有者はルーラ氏とされるアチバイアの別荘 ...
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現在、パラナ州クリチーバにあるオスカー・ニーマイアー美術館では、ラヴァ・ジャット作戦で押収された絵画の展覧会が行われている。これらの作品は、元ペトロブラスのサービス部長だったレナト・ドゥケ氏をはじめとした被告たちが賄賂代わりに手にしたものだ。これらの価値が非常に高く、話題となっている。その中には、あのスペインの巨匠のサルバドー ...
続きを読む »《ブラジル》汚職捜査LJ作戦48弾=パラナ州PSDBに捜査のメス=州道路で通行料不当引き上げ=州知事の腹心にも捜査の手
今年最初のラヴァ・ジャット(LJ)作戦となるLJ作戦第48弾、インテグラソン作戦が22日に発動。パラナ州を始め、サンパウロ州、リオ州、サンタカタリーナ州を対象に、50の捜査押収令状と、六つの期限付逮捕令状が執行されたと、22、23日付現地紙・サイトが報じた。 5日間の期限付きで逮捕されたのは、パラナ州道路局(DER―PR)事 ...
続きを読む »《ブラジル》サンターナ被告「オデブレヒト社に賄賂依頼した」=モロ判事の前で再証言=PTの選挙の裏側も暴露=06年のルーラの選挙も汚染
労働者党(PT)の選挙参謀だったジョアン・サンターナと妻のモニカ・モウラの両被告が5日、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事に対し、秘密口座(裏金、カイシャ2)を使って賄賂を受け取っていたことを改めて認める発言を行った。6日付現地紙が報じている。 サンターナ、モニカ両被告は昨年8月に、サンパウロ州アチバイアにあり、本当の所有 ...
続きを読む »カルメン・ルシア最高裁長官=ルーラ元大統領と労働者党(PT)に不快感示す=「司法無きところに平和なし」
「自由無きところに民衆主義はない。責任無きところに秩序はない。司法無きところに平和はない」――1日、年始の最高裁開廷式でカルメン・ルシア長官は、来賓のテメル大統領や上下両院議長を前にそう説いた。2審有罪判決を無視してルーラ元大統領が選挙出馬を強行する姿勢などを批判したと見られる。2日付現地紙などが報じている。 ヴェージャ誌電 ...
続きを読む »ラヴァ・ジャット=ベンジーネ元伯銀頭取告発へ=PB総裁就任以前の収賄で
連邦検察庁はパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事に、ブラジル銀行元頭取のアデミール・ベンジーネ容疑者を収賄と資金洗浄の容疑での告発を求めていたことが分かったと、1日付現地紙が報じている。 ベンジーネ容疑者は昨年7月27日に行なわれた第42回ラヴァ・ジャット作戦の「コブラ作戦」で逮捕されている。この容疑は、ペトロブラス(PB) ...
続きを読む »新年は「最終決戦の年」=LJの今後はいかに?=選挙の結果で左右される捜査=試される国民の理性や倫理
2014年3月17日に始まった連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)も、4回目の年越しとなった。パラナ州クリチバでの捜査はその前に始まっており、5年越しの汚職摘発となる。 16、17年の動向は? 2016年は、最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事が急逝し、後任のLJ報告官にエジソン・ファキン判事が選ばれた。クリチバ地裁のセルジオ・ ...
続きを読む »《ブラジル》メンデス判事が連警や検察の強制連行禁ずる=権利剥奪は違憲と問題視=PTやOABの主張通る=モロ判事には試練の1日に
19日、連邦最高裁のジウマール・メンデス判事は、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)を担当する連邦警察や検察が頻発に使っている、強制連行の上で事情聴取を行う「コンドゥサン・コエルシチヴァ」を禁ずる暫定令を出した。これでLJ捜査などに影響が出るのは必至となりそうだ。20日付現地紙が報じている。 メンデス判事の判断は、労働者党(PT)と ...
続きを読む »《ブラジル》連邦第4地域裁(TRF4)が元労働者党(PT)中央会計のジョアン・ヴァカリ・ネット被告の刑期を大幅延長=労働者党のペトロブラス事業の収賄窓口=ルーラ裁判にも暗雲漂う
労働者党(PT)元中央会計のジョアン・ヴァカリ・ネット被告が7日、連邦第4地域裁(TRF4)で行われたラヴァ・ジャット作戦の第2審で、刑期を10年から24年に延長された。同裁での裁判を来年に控えるルーラ氏にとって、大統領選出馬に暗雲が立ち込める結果となった。8日付現地紙が報じている。 TRFは第2審を扱う上級裁判所だ。ラヴァ ...
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