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セルジオ・モロ 関連記事

《ブラジル》コロナ禍に苦しめられた1年=2020年の10大ニュース=パンデミック中に波乱と混乱

 今年のブラジルで何が起こったか。2020年は全世界が100年に1度の規模となる「新型コロナウイルス」の大流行に翻弄された1年となったため、編集部が独自に選んだ10大ニュースのほとんども、それとは切り離せないものとなった。  「10大ニュース」の第1位は「コロナ禍とボルソナロ大統領」。世界各国の首脳がコロナのパンデミックで外出自 ...

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《記者コラム》やはり「あれ」は介入だったのか?

ラマジェム氏(Valter Campanato/Agencia Brasil)

 11日に発覚したブラジル情報局(ABIN)による、大統領長男フラヴィオ上議のラシャジーニャ捜査揉み消し疑惑。これまでも数々の疑惑と騒動を巻き起こしてきたボルソナロ大統領だが、これは致命傷にもなりかねない、きわめて危うい疑惑だ。  報道された内容はもちろんひどいものだ。国の諜報機関が、大統領の息子の犯した犯罪を反故にするために個 ...

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《ブラジル》大統領が諜報機関を私的に流用?=長男の容疑もみ消すため=極秘報告書で人事改変推奨

 ブラジル情報局(ABIN)が、ボルソナロ大統領長男のフラヴィオ上議を不正資金疑惑から守るため、上議本人とその弁護士向けに少なくとも二つの報告書を出していたことが報じられた。国家諜報機関を、身内の容疑もみ消しという私的な目的で使用したと見られる行為は大きな波紋を投げかけている。11〜14日付現地紙、サイトが報じている。

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《記者コラム》メッキが剥げた?「救世主」モロ

モロ氏(Antonio Cruz)

 「これで22年の大統領選はかなり微妙だな」。最近、そんな風に確信した。セルジオ・モロ氏のことだ。  モロ氏といえば、伯国最大の汚職捜査「ラヴァ・ジャット作戦」の担当判事として、一時期まではボルソナロ大統領を上回る勢いで国民の人気と尊敬を集めていた。「22年の大統領選に出馬すればボルソナロ氏に勝てる」「ボルソナロ氏がモロ氏を副候 ...

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《ブラジル》「JL作戦判事」モロがオデブレヒト弁護?=国際犯罪容疑者の擁護も=印象一転で波紋

 ラヴァ・ジャット作戦判事として名をあげて一時は国民的英雄となり、ボルソナロ政権で法相まで務めたセルジオ・モロ氏。弁護士になってからは、逮捕歴もあるイスラエルの富豪の擁護をはじめ、かつて自分が裁いたオデブレヒト社の弁護もする事務所に所属を決めたことで、大きな波紋を投げかけている。8日付現地紙が報じている。

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《記者コラム》2年を切った次のブラジル大統領選

ボルソナロ大統領(Marco Correa/PR)

 米国大統領選に全国市長選挙。ボルソナロ大統領が、すでに2年を切った次の大統領選にとって、なんとしてでも良い結果にしたかったものが、最悪の結果に終わった。  トランプ大統領の再選失敗。今の時点で断言はすべきではないという人もいるかもしれないが、州の投票結果をひっくり返そうとして起こしている訴訟が州の裁判所で何一つ認められない状態 ...

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東西南北

 米国大統領選が終わり、全国市長選が今度の日曜に迫ったブラジルでは、早くも再来年の大統領選を意識した動きが表面化し始めている。一例はともに世論調査での支持率が高いルシアノ・フッキ氏とセルジオ・モロ氏で、クリチーバで二人が会合を行ったという一報が世間を賑わせている。二人とも知名度が高い上に、既存の政治家ではないため、フレッシュな印 ...

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《ブラジル》Gグリーンウォルド氏が所属メディア辞職=米バイデン疑惑書こうとしたら検閲?

 2019年に「ヴァザ・ジャット報道」でブラジル政界を揺らしたブラジル在住の米国人ジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド氏が、「同僚から検閲を受けた」として、VJ報道を行っていた自身のメディア「ジ・インターセプト」を辞職したと公表した。29日付現地紙サイトが報じている。  グレン氏は29日、サイト「サブスタック」の記事で、なぜ ...

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《ブラジル》「ラヴァ・ジャット作戦は終わらせた」大統領が意味深発言=最高裁の新判事指名の真意明らかに=疑惑の政党が裏で糸引く?

 ボルソナロ大統領は7日、「ラヴァ・ジャット作戦は私が終わらせた。なぜなら、この政権は汚職がないから」と発言し、物議を醸している。8日付現地紙が報じている。  この発言は7日、大統領府でインフラ省が行う航空新プログラムの発表のイベントで行われた大統領演説でのものだった。大統領は、この直前までに起こっていた、ラヴァ・ジャット作戦支 ...

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「国外充電」の可能性強まるモロ

モロ氏(Fabio Rodriguez Pozzebom)

 「モロ氏、政界を諦めて米国行きか」。そうした見出しの記事が最近、コラム子の目を惹きつけた。その記事によると、2022年の大統領選で、ボルソナロ大統領の対抗馬にもなりうると期待されているセルジオ・モロ前法相が、家族の願いもあり、政治から離れた世界に身を置くよう求められ、米国に移住して生活するかもしれない、ということだ。「良いアイ ...

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