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セルジオ・モロ 関連記事

《ブラジル》新法相=政府内左派狩りで矢面=秘密裏にリストアップ=大統領も軍政組織復活を画策?

 連邦政府や連邦大学内の「反ファシズム」的人物(左派活動家)を秘密裏にリストアップしていた疑惑に関し、それを行ったとされる統括捜査局(Seopi)のスタッフがアンドレ・メンドンサ新法相に近い人材が中心になっていたことが判明して波紋を呼んでいる。4日付現地紙が報じている。

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《ブラジル最高裁》元判事・検察官に出馬制限?=「空白期間8年」法制化求める

 ジアス・トフォリ最高裁長官は29日、「裁判官や検察官は辞職後8年、選挙に出馬できない」という考えを表明し、連邦議会で法制化することを願った。30日付現地紙が報じている。

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”今の状況”を変えかねない、米国大統領選

ボウソナロ大統領の命運を握るトランプ大統領(Alan Santos/PR)

 先週、大手週刊誌「ヴェージャ」が、「今、大統領選が行われたらボルソナロ氏が当選する」という調査結果を発表して多少話題となった。それに対し、「コロナ対策であれだけ失政をしておきながら、なぜ」と憤る人も少なくなかった。だが、「”今の状況”ならそうだろう」とコラム子は思った。  というのは、その調査を行った団体が「パラナ・ペスキーザ ...

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《ブラジル》検察庁長官が「LJ捜査をやり過ぎ」批判=「今こそ正常に戻すべき」?!=自らの長官指名も正当化

 連邦検察庁のアウグスト・アラス長官が、「ラヴァ・ジャット(LJ)作戦」を管轄するパラナ州連邦検察局が今までやり過ぎていたと批判し、「そろそろ正常に戻すべきだ」と発言して大きな波紋を呼んでいる。29日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》フェイスブック社が大統領派アカウント大量削除=三男やPSL関係者を中心に=「嫌悪部隊」の存在を証明?

 フェイスブック社は8日、ボルソナロ大統領、大統領三男のエドゥアルド下議、大統領が昨年11月まで在籍した社会自由党(PSL)に関連した73のアカウント、14のページを削除した。「規定に反した」がその理由だが、5月以来、ブラジルでのフェイクニュース(虚報)対策が厳しくなっている矢先の出来事だった。  大統領府やボルソナロ家周辺に「 ...

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《記者コラム》都知事選に思うこと/実はブラジルより進んでいる?日本の右傾化

伯字メディアでも報じられた都知事選(twitter)

 5日の東京都知事選の結果を見て、「もしかして日本はブラジルよりも右傾化しているのではないか」との思いを抱いた。  それは当選した現職の小池百合子知事に60%の支持があったから、というだけではない。3位に小野泰輔氏、5位に桜井誠氏が入っていたからだ。  小池氏も自民党時代は日本会議のメンバーで、知事就任後ももっぱら「弱者には冷た ...

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《ブラジル》パラー州でも知事らに人工呼吸器不正購入疑惑=謎の“予言者”下議「次はドリア」=大統領の宿敵ばかり?

 10日午前、アマゾン河口にあるパラー州で、エルデル・バルバーリョ知事(民主運動・MDB)らを対象とした、新型コロナウイルス対策のための人工呼吸器不正売買疑惑に関する捜査が行われた。同様の捜査は5月26日にリオ州でも行われ、ウイルソン・ヴィッツェル州知事に対して、10日にリオ州議会は罷免審議を始める決議をするなど緊張感が高まって ...

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《ブラジル》大統領「無症状の人からの感染はゼロ」=WHOの発言を都合よく解釈

 ボルソナロ大統領は9日の閣議の席上、世界保健機関(WHO)が行った発言の一部を都合よく解釈し、商業活動の早期再開は可能とする発言を行った。これは、新型コロナウイルスの感染者が70万人を超え、死者数でも世界第2位の英国との差が段々縮まっている中での発言だった。9日付現地サイトが報じている。

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《ブラジル》緊張高まる最高裁 vs.連邦政府=セウソ判事「刑法に従わねば大統領停職も」と一喝

 最高裁のセウソ・デ・メロ判事が1日夜、ボルソナロ大統領と次男カルロス氏の携帯電話押収要請をお蔵入りさせた。だが、「法的命令に従わない場合は停職も起こり得る」と大統領に注意を促す発言をするなど、依然、大統領と最高裁の緊張感は強いままと、2日付現地紙、サイトが報じている。

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《サンパウロ》反ファシズムデモで大混乱=過激化した大統領親派が乱入=「まるで台頭期のヒトラー」

 5月31日、サンパウロ市パウリスタ大通りで反ファシズムを訴える平和的なデモ行進が行われたが、ボルソナロ大統領支持派の乱入により、大混乱が生じた。このところ、ボルソナロ大統領やフェイクニュース(FN)捜査の対象となった人物による、ファシズム、ナチス的な挑発的行為が相次いでいた。5月30~6月1日付現地紙が報じている。

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