2007年5月24日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】サンパウロ市内の救急病棟(AMAs)が設立されてから二年が経過したが、その大半が当初の思惑とは異なり、程度の低い運営状態にあることが明らかになった。 サンパウロ州地区医療審議会が昨年十月から十二月にかけてサンパウロ市内の総数四十七カ所のうち三十カ所を調査したも ...
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チエテ川の汚染悪化=実らない当局の努力=元凶は未処理下水タレ流し
2007年5月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】サンパウロ州の主要河川であるチエテ川がサンパウロ州当局の努力にもかかわらず、二〇〇六年度は汚染がさらに悪化した状態となった。汚染の最大の原因は洗剤の流入で、これによりリンやアンモニアなどの有害物資が増加したことにある。このほか近隣市町村の未処理下水のタレ流しや市中 ...
続きを読む »過去最悪の大気汚染=昨年冬、悪玉は自動車=サンパウロ市
2007年5月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】昨年の冬の期間、サンパウロ市都市圏内の大気汚染が過去十年間で最悪となり、不快指数が上昇した。とくに七月と八月は六〇%が公害規制を上回った。昨年一年間では三二%と指数のほぼ三分の一が「不快」だった。二〇〇五年は二九%だった。 環境浄化技術公社(CETESB)の報告 ...
続きを読む »法王、大統領と会談=相互協定の締結求める
2007年5月12日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】九日に来伯したローマ法王ベネディクト十六世は十日朝、バンデイランテス宮(サンパウロ州知事公邸)でルーラ大統領、セーラ知事らと会談し、法王庁とブラジル政府が相互協定を締結するよう大統領に要請した。 協定書は昨年十月に法王庁が提出してい ...
続きを読む »全長7.5キロの公園造成=官民合同、8月に完成予定=サンパウロ市
2007年5月5日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】サンパウロ市東部に全長七・五キロに及ぶ公園が造成され、全国の市内公園で最長となる。公園造成予定地はサポペンバ区からサンマテウス区に至るものですでに三月に着工され、完成予定は八月で、すべての設備が整うのは来年中旬となっている。 そもそもこの計画は故人のコヴァス元サンパ ...
続きを読む »東西南北
2007年4月28日付け 政府は遺族年金の見直しを検討中である。対象となるのは、扶養家族がない、定期収入がある、定期収入がある人と再婚した、遺族が若い、遺族がすでに他の補助金を享受している場合。予想では、扶養家族一人につき一〇%を追加。就労が十分可能な年齢であれば、年金は半額になるなど。 ◎ サンパウロ州カンピーナ ...
続きを読む »主要3道路を封鎖=住居占拠運動=タイヤ積み上げ放火
2007年4月27日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】住居占拠運動のメンバーが二十五日、サンパウロ州の主要三道路を封鎖する抗議行動を取ったことで通行止めとなり、大混乱が生じた。 封鎖されたのはラポーゾ・タバレス、レジ・ビッテンクール、カステロ・ブランコの三道で、約五〇〇人ずつ計一五〇〇人が路上にタイヤを積み上げて ...
続きを読む »今週末の催し
2007年4月27日付け ◇土曜日◇ ブラジル日本文化協会評議員会、評議員役付きおよび理事会会長、副会長、選任、会計理事選挙、二十八日午前九時(第二次招集)、文協ビル展示室。 □ 名画鑑賞会、タカラヅカ特集、二十八日午後〇時十五分、老ク連センター。 □ 桐塑人形と彫金細工、笹田道子・三橋延吉二 ...
続きを読む »サンパウロ州独自の最低賃金適用へ=職種別、全国初の試み=410から490レアルに
2007年4月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】セーラサンパウロ州知事は二十四日、サンパウロ州内を対象に独自の最低賃金を定めることを明らかにした。これまでは政府が決定する最賃をそのまま適用してきたが、それを上回る改善策となっている。 現行の最賃は政府決定で三八〇レアルとなっているが、州政府はこれを最低で四一 ...
続きを読む »州政府負債の上限枠拡大へ=見返りは暫定税法延長=両者の思惑一致と財務相
2007年4月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】政府は二十三日、各州政府負債の上限枠拡大を承認する決定をし、暫定令を国会に上程する意向を明らかにした。 これまでの上限枠は九〇年代に法令化された各州の年間収入を超えてはならないと規制されており、先月開催された二十六州の知事会で拡大案が選択されてルーラ大統領に陳 ...
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