アリアンサ 新津 稚鴎
受難日の肉屋の台にある聖書
草笛に今も力行応援歌
ひやひやと雨をこぼしぬ鳥曇
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
森の穂にアララが騒ぎ初明り
【投句者・新津さんは十年ぶりに第二句集を出された。この十月三日で満百才になられた作者に、心から拍手を送りたい。第二句集から六句を頂いた】
続きを読む »2015年10月29日 俳句
アリアンサ 新津 稚鴎
受難日の肉屋の台にある聖書
草笛に今も力行応援歌
ひやひやと雨をこぼしぬ鳥曇
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
森の穂にアララが騒ぎ初明り
【投句者・新津さんは十年ぶりに第二句集を出された。この十月三日で満百才になられた作者に、心から拍手を送りたい。第二句集から六句を頂いた】
続きを読む »2015年10月22日 第44回ふるさと巡り=メキシコ、交流と歴史の旅~榎本殖民地を訪ねて~
9月24日~10月1日の日程で『県連第44回ふるさと巡り』(本橋幹久団長、参加者数90)でメキシコを訪れた。世界で唯一、日本人学校と現地校が融合した「日本メキシコ学院」、首都メキシコシティや古都クエルナバカを観光、そして今回の目玉、ラテンアメリカ最初の日本人殖民事業の舞台となった「榎本殖民地」をグァテマラ国境に近いチアパス州に ...
続きを読む »2015年10月16日 俳句
2015年10月3日 オーリャ!
スピコン&弁論大会(9月20日、サンパウロ市)には、日系青年の雄姿が多くあった。特にダボン・ダ・セーラなどサンパウロ市近郊や聖南西で学ぶ者の活躍が目立つ。「優勝しよう」という雰囲気が校内に充満しているようだ。 ただし、出場者名を見ると昨年と同じ名前もチラホラ。また苗字が同じだったりとメンバーが固定されている印象で、「他地域の学 ...
続きを読む »2015年10月2日 俳句
アリアンサ 新津 稚鴎
激つ瀬のひっぱる風や木々芽ぐむ
草萌ゆる野やぽっかりと月浮かべ
鼻振って家の漫歩や蝶の昼
夜蝉鳴く泣き虫の樹が泣き止めば
貯水池に天から降って目高棲む
いさぎよく葉を落としイペ花仕度
水温む鶏が孵せし子家鴨に
【作者・稚鴎さんは来たる十月三日で百才になられる】
続きを読む »2015年9月29日 日系社会ニュース
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)とブラジル日本語センター(板垣勝秀理事長)は20日、サンパウロ市のブラジル広島文化センターで『第36回スピーチコンテスト』『第9回弁論大会』を開催した。弁論大会はタボン学園(サンパウロ州タボン・ダ・セーラ市)の本田稔さんが1位となり、副賞の日本往復航空券を獲得。同学園から2年連続で ...
続きを読む »2015年9月22日 ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
【既報関連】先週末から今週にかけ、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免問題で、連邦政府やルーラ前大統領、民主運動党(PMDB)をめぐる動きがかなりあわただしくなり、議会での審議が現実味を帯びそうな様相を呈してきている。19~21日付伯字紙が報じている。 18日、ルーラ前大統領はエドゥアルド・クーニャ下院議長(PMDB)に対し、 ...
続きを読む »2015年9月19日 俳句
【この九月四日世を去った西谷南風遺句集より】
仔馬追ふ母馬の眼の人に似る
時雨るるやキリストの本売ル人に
百雷の轟く滝の夕燕
吹き荒れて谷に落ちたる野分かな
火焔樹の下に人待つ恋乙女
鍬百姓四十年や豆の花 ...
2015年9月18日 ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
サンパウロ州タボアン・ダ・セーラ市で16日深夜、グスターヴォ・ストルト君(5)が26階から落ちて死亡したと17日付伯字紙サイトが報じた。 母親は、寝ていた同君を置いて恋人を迎えに行き、帰宅したら家中に電気が点き、トイレの扉が開いていたという。窓の下に椅子が重ねてあったので下を覗き、同君転落を知ったが、不在だった事は携帯電話の交 ...
続きを読む »パラー州南東部に位置し、1980年代に栄えたブラジル最大の露天掘り金鉱「セーラ・ペラーダ」で、3人の日本人投資家が再開発に乗り出そうとしている。 先月30日付けフォーリャ紙が報じた所によると、投資家らは、州政府と共に採掘場の権利を握るガリンペイロ協同組合(Coomigasp)の承認を受け次第、3カ月以内にミヤブラス社(Mine ...
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