ニッケイ新聞 2008年10月28日付け 二〇〇八年度の地方選挙でPMDB(民主運動党)の市長が一千二百三都市で二千八百八十八万票を獲得し最も躍進したことが二十六日、判明と二十七日付けエスタード紙が報じた。大統領選に向けて同党は独自候補がないため、PMDBとの連立は与野党にとって垂涎の的といえそうだ。二〇一〇年の大統領選は今日 ...
続きを読む »セーラ 関連記事
カサビサンパウロ市長が圧勝=大統領選へ布石で第一歩
ニッケイ新聞 2008年10月28日付け サンパウロ市長選に臨んだジルベルト・カサビ現職市長(DEM=民主党)は二十六日、有効票数の六〇・七二%を得、マルタ・スプリシ前観光相(PT=労働者党)に百三十四万票の大差をつけて再選を決めたと二十七日付けエスタード紙が報じた。 当選の記者会見に臨んだ同市長は「DEMはPSDB(民主社 ...
続きを読む »地方選挙=PTが不覚を反省=ルーラ人気に安座していた
ニッケイ新聞 2008年10月28日付け PT(労働者党)は二十六日、今回の地方選ではサンパウロ市とサルバドールで敗退し、「絶好調のルーラ人気の波に乗れなかったこと、計画失敗のときの第二案がなかったことが遺憾である」と、ロウセフ官房長官が反省の意を表明と二十七日付けヴァロール紙が報じた。 PT党員にとってルーラ大統領は、神話 ...
続きを読む »蛮行に感覚麻痺のブラジル=常軌逸すれば事件に変化=サンパウロ州人質事件はほんの一例
ニッケイ新聞 2008年10月22日付け 十六日サンパウロ市で起きた市警と軍警衝突や、サンパウロ州サントアンドレで十三日発生の人質事件でエロアーさん死亡など、目に付く事件が続いたが、二十一日フォーリャ紙に「ブラジル人は日々起きる蛮行に慣れ、常軌を逸した時にのみ反応」との論説。 論説では、リオのファヴェーラでの警察特殊部隊作戦 ...
続きを読む »市警スト、軍警に敵意か
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け 市警ストは十六日、軍警と正面衝突。市警幹部はストが長期にわたりそうなので全州規模に拡大しながら、州政府と話し合いのチャンスを狙う戦術に出た。一方硬骨派のセーラ知事が、どんな手を打つか興味津々。これも選挙運動の一幕か。
続きを読む »警官同士がサンパウロ市で衝突=市警・軍警で29人怪我=「選挙がらみ」とサンパウロ州知事
ニッケイ新聞 2008年10月18日付け スト入りから一カ月余りを経たサンパウロ州市警が、十六日には軍警と衝突と十七日伯字紙が報道。同日午後、セーラ知事との交渉を拒まれた市警デモ隊と、知事公邸侵入を阻もうとする軍警が抗争状態となり、双方で二九人の負傷者が出たもの。 発端は同日一時、スト決行中の市警約二五〇〇人が、知事公邸に程 ...
続きを読む »少年法改正求め署名運動=サンパウロ市東部の連続強盗うけ=羽藤市議ら旗振り役に=百万人分集める
ニッケイ新聞 2008年10月18日付け 【既報関連】ブラジル人の未成年グループによるサンパウロ市東部の日本人家庭を狙った侵入強盗事件が多発したことを受けて、羽藤ジョージサンパウロ市議や被害がひどかったヴィラ・プルデンテ地区の日系コミュニティーなどが中心となり、十四歳の少年からも大人と同様の刑罰を与えられるように、少年法の改正 ...
続きを読む »サンパウロ市長選=PTが戦略変更へ=大統領選の前哨戦と認識
ニッケイ新聞 2008年10月9日付け PT(労働者党)執行部は七日、マルタ・スプリシサンパウロ市長候補の得票数が予想を大きく下回り、拒絶票の多いことで戦略変更会議を開いたと八日付けエスタード紙が報じた。選挙参謀サンターナ氏の交代説まで出た。 サンパウロ市長選の決選投票におけるDEM(民主党)とPSDB(社会民主党)連合対P ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月9日付け サンパウロ市長選挙を巡って、二年後の大統領選に向けた勢力争いが水面下で激しく進行中との話を事情通から聞いた。興味深いのはPSDB党内の世代間闘争の事情だ▼党の方針に反して出馬した感のあったアルキミン氏(55歳)だが、実は裏からアエシオ・ネーヴェス・ミナス州知事(48歳)が後押しをしていた ...
続きを読む »サンパウロ州知事、ペ州訪問=大統領選連立の足場固め
ニッケイ新聞 2008年10月8日付け セーラサンパウロ州知事(PSDB=民主社会党)は十月一日、ペルナンブッコ州レシッフェにカンポス知事(PSB=社会党)を訪ねたと、十月二日付けヴァロール紙が報じた。表向きは税務協定としているが、大統領選を視野に入れた連立協定の根回しは明らかだ。 カンポス知事は、PSB党首だ。連立宣言は時 ...
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