ニッケイ新聞 2008年1月16日付け サンパウロ州内を十二日、襲った集中豪雨で各地の被害が広がり、死者四人が出た。家屋浸水は十二日午後十時半の時点で一万四千五百棟に及び、公共避難所に四百八十一家族が収容された。 残りの被災家族は親族などを頼って避難生活を始めた。死亡した四人は十三日、遺体で発見。二人は急流に呑み込まれての溺 ...
続きを読む »セーラ 関連記事
前大統領は靴の中の小石か
ニッケイ新聞 2008年1月16日付け カルドーゾ前大統領が「サンパウロ市はカサビにやれ」と提案したことで、セーラサンパウロ州知事はPSDB(民主社会党)とDEM(民主党)連立について前大統領の詳しい説明を求めると要求した。前大統領を党のご意見番として尊重するが、同案はPSDBが同一案で結束していることが必須条件であると述べた ...
続きを読む »前大統領案を党拒否=PSDBと前知事、市長選固執
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け カサビサンパウロ市長(DEM=民主党)が次期市長選で続投の意向を表明、カルドーゾ前大統領(PSDB=民主社会党)はPSDBとDEM(民主党)の連立維持のためアウキミン前サンパウロ州知事に今回の市長選立候補を見送るよう提案した。前知事はPSDB多数派の支持に支えられ十三日、市長選を見送る考 ...
続きを読む »アマゾン20年の経験活かせ=世界中の熱帯雨林監視基地も
ニッケイ新聞 2008年1月11日付け 十日付けエスタード紙に、国立宇宙調査研究院(INPE)がベレンに衛星監視による全世界の熱帯雨林監視センターを開設することが報じられた。ブラジルはアマゾンでの二十年にわたる熱帯雨林監視の経験があり、センターは、世界的衛星監視システムの中心として森林破壊の実態監視と共に、訓練の場としても機能 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年1月11日付け 「最初は違和感があったが、思想など関係なく伝統としてやっている」 そう話すのは、イタペセリカ・ダ・セーラの新年会で教育勅語奉読を務めた五十九歳の戦後移民。いわゆる団塊の世代で、教育勅語はブラジルで初めて読んだという。 戦後三十五年目に生まれたコラム子、戦前にタイムスリップした感覚だっ ...
続きを読む »愛の心で人のため汗流す=修養団、今年も講習会
ニッケイ新聞 2008年1月10日付け ブラジル修養団連合会(桜井仁会長)に七日、日本の財団法人修養団から久世郁夫講師が到着した。久世講師は来月十一日まで滞在し、サンパウロ州スザノ市やモジ市、パラナ州アサイ市、マリンガ市、マウア・ダ・セーラ市などで講習会を行う。八日、同会の桜井会長、蓮沼芙美雄総務とともに、案内に来社した。 ...
続きを読む »今も続く教育勅語、東方遥拝=イタペセリカ伝統の新年会=役員ら「将来に残したい」
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ――」。イタペセリカ・ダ・セーラ文化体育協会(浜田ウンベルト会長、51)は、新年祝賀会を元旦に行ない、会員ら約五十人が出席した。同文協の新年会では、一九四八年に国会で失効が決議された教育勅語が現在も奉読されることで有名。生後三カ月で移住、同地日系コロニアの生き字引 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け サンパウロ州プレジデンテ・プルデンテでも新年会で教育勅語が奉読されているが、三十以上の文協が加盟する聖南西文化体育連合会内では、「唯一ではないか」と話すイタペセリカ・ダ・セーラ文協の谷川清徳相談役。日本語教育が禁止された時代、夜中に山中の炭焼き小屋に机や椅子を運び、日本語を学んだ。若い世代 ...
続きを読む »混乱続くクリニカ病院=本来の状態に戻るには1カ月
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け ラ米最大で、その医療レベルの高さにおいてもブラジル一、二を争うサンパウロ市西部のクリニカ病院は、クリスマスに起きた火事で予想以上に大きな打撃を受けており、その全面回復には一カ月を要するとみられている。 二十四日夜に発生した火事は、二十五日未明に鎮火したが、二十八日付け伯字紙によれば、 ...
続きを読む »小切手税、上院で否決=アウヴェス新議長、淡々と議事を=政府の黒星で新たな分水嶺
ニッケイ新聞 2007年12月14日付け カリェイロス前上院議長の後任として暫定議長に任命されたガリバウジ・アウヴェス上議(PMDB=ブラジル民主運動党)は十二日、初仕事に暫定金融税(小切手税)の延長案議事を取り仕切り、賛成四十五票では必要数全上議の五分の三である四十九票に達しないため否決と決定した。 アウヴェス上議は対抗馬 ...
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