今年の夏は暑くなるとの予想が出ているが、一部の地域ではもう既に、デング熱やチクングニア熱が猛威を振るう兆候があるから注意するよう、1日付G1サイトが呼びかけた。 ネッタイシマカ(アエジス・アエジプチ)が媒介する病気の代表であるデング熱は、今年既に128人の死者を出している。また、それが死因と疑われている死者も163人いるとい ...
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《ブラジル》感染症=麻疹の患者2千人超す=サンパウロ州ではデング熱に警告
保健省が10日、8日現在の麻疹(はしか)患者が2千人を超えたと発表した。また、蚊の発生の増える時期に入った事で、サンパウロ州保健局がデング熱に対する警告も発していると11日付現地紙、サイトが報じた。 麻疹感染者は1日の発表より104人増の2044人となった。州別の患者数は、アマゾナス1629人、ロライマ330人、リオ・グラン ...
続きを読む »《ブラジル》デング熱による死者62人=チクングニア熱でも8人死亡
保健省が6日、17年12月31日~18年6月9日に感染が確認されたデング熱患者は1659人、死者は62人と発表した。感染者中、136人は重症、1523人も要警戒とされたと同日付現地紙サイトが報じた。 デング熱の疑似症患者(ある伝染病と疑われる症状が出た患者)の地域別発生率は、中西部37・5%、南東部30・6%、北東部23・7 ...
続きを読む »リオでも麻疹の患者発生=感染知らず多数の人と接触
【既報関連】ベネズエラ人難民流入で、ロライマ州やアマゾナス州で麻疹(はしか)の流行が起き、約500人の患者発生が確認されているが、リオ州でも、同州連邦大学(UFRJ)の学生らが麻疹(はしか)に感染していた疑いが生じ、同校が予防接種キャンペーンを実施する事にしたと6、7日付G1サイトなどが報じた。 UFRJの学生で麻疹感染と診 ...
続きを読む »デング熱やジカ熱流行の危険性は?
ブラジル保健省が28日、全国の自治体のネッタイシマカの生息実態調査の結果を発表した▼データが集まった3946市の大半は、10月~11月半ばの調査で、蚊の幼虫(ぼうふら)が見つかった家屋が1%未満だった。だが、1~3・9%台の市は1139、4%以上の市も357あった。今年からはデータ提出が義務付けられ、本来なら全市の数字が出揃っ ...
続きを読む »サンパウロ市=黄熱病対策の公園閉鎖15に=北部91の保健所で予防接種
【既報関連】サンパウロ市北部のオルト・フロレスタル公園で黄熱病に感染した猿の死体が見つかって以来、同市北部の公園封鎖や予防接種などの黄熱病対策が続いている。公園封鎖は同市北部の15公園に及び、この週末は、土、日曜日も予防接種を行うと26、27日付現地紙、サイトが報じた。 サンパウロ市内で閉鎖されたのは、州立のオルト・フロレス ...
続きを読む »《ブラジル》7州でチクングニア熱増加=セアラー州では流行状態
チクングニア熱への注目度は黄熱病患者急増で落ちていたが、6月24日(第25週)までの統計では7州で患者が増えており、保健省が警告を発したと27日付現地紙サイトが報じた。チクングニア熱は、デング熱やジカ熱と同様、ネッタイシマカが媒介する。 6月24日現在の全国の患者数は昨年同期比で42%減ったが、ロライマ、パラー、トカンチンス ...
続きを読む »《ブラジル》デング熱の発生件数が昨年より89%減=「予防が効果的」と保健局語る
ブラジル保健省の8日の発表によると、今年に入ってからのデング熱、ジカ熱、チクングニア熱の感染者数が昨年同期比で著しく減少した事が分かったと9日付現地紙が報じている。 減少が顕著なのはデング熱で、今年に入ってから4月15日までに発生した感染が疑われる件数は、昨年同期比88・9%減の11万3381件だった。
続きを読む »《ブラジル》黄熱病=予防接種は1回のみでOK=リオやバイアで新たな患者
ブラジル保健省が5日、黄熱病の予防接種について、世界保健機構が14年に採用した、1回のみの接種でOKとの基準に従う方針を明らかにしたと6日付現地紙が報じた。 ブラジルは今、史上最悪の黄熱病流行の最中で、死者190人を含む586人の感染を確認。今も感染の有無を確認中の症例は450件、追跡調査中の死亡例も49件ある。 黄熱病の ...
続きを読む »《ブラジル》黄熱病=ミナス州の死者100人超す=症例の3分の2は解析困難?
史上最悪の流行状態となった黄熱病は、流行が最も激しいミナス・ジェライス州で死者110人を含む310人の感染が確認されたのをはじめ、全国で379人の感染が確認されたが、感染が疑われると報告された症例の3分の2は解析が困難と14日付G1サイト、15日付エスタード紙が報じた。 黄熱病感染が疑われる症例はミナス州で1090件、全国で ...
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