全国で最も小頭症の事例が多いペルナンブコ州で、6日間に3人の小頭症児が死亡していた事が確認されたと18日付エスタード紙が報じた。 小頭症は北東伯を中心に流行状態となっているが、同州での小頭症児の死亡確認は初めてだ。 同州保健局によると、11日と16日にレシフェとその近郊のロウレンソ・ダ・マッタで誕生後数時間または胎内で死亡した ...
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これは一体、本当なの?=ジカウイルスの「噂」出回る
赤ちゃんの小頭症を引き起こす原因になるとして、現在ブラジル国内で恐れられているジカウイルス(ジカ熱)だが、それに伴い、ネット上を中心に、根拠のない噂も流れはじめている。 ジカウイルスに伴うと見られる小頭症は現在、北東部で急増しており、サンパウロ州やリオデジャネイロ州のある南東部、首都ブラジリアがある中西部でも症例が報告されてい ...
続きを読む »デング熱患者150万超す=流行年の昨年比176%増
【既報関連】保健省が24日、11月14日までに確認されたデング熱患者は153万4932人で、年同期比176%増と報告したと同日付各紙サイトなどが報じた。 今年の死者は811人で重症者は1488人。昨年は55万5462人罹患、453人死亡、重症者728人だから、死者は79%、重傷者も104%増えた。過去最大の流行年だった13年よ ...
続きを読む »デング熱=今年の死者693人に達す=流行年だった13年上回る
保健省が5日、今年に入ってからの8カ月間のデング熱による死者が693人に達し、大流行した13年の年間の死者数を既に上回ったと発表したと6日付エスタード紙やG1サイトが報じた。 1月4日~8月29日の統計によると、今年のデング熱患者(擬似患者も含む)は141万6179人(重症者は1284人)で、過去最多だった13年同期の145万 ...
続きを読む »ブラジルはデング熱流行状態=チクングニア熱も患者増加=寒くなっても蚊への対策を
アルトゥール・シオロ保健相は14日、ブラジルのデング熱は流行状態である事を認めたが、チクングニア熱は流行には程遠いと語ったと同日付G1サイトなどが報じた。 ネッタイシマカ(アエデス・アエジプチ)が媒介する病気の代表であるデング熱は、4月18日までに74万5900人の感染が確認された。同時期としては13年の140万人より48・6 ...
続きを読む »サンパウロ市=デング熱対策を強化=渇水危機と暑さの副産物=水不足の地域で蔓延の皮肉
【既報関連】サンパウロ市保健局が12日、1月に確認されたデング熱患者は220人で、81人だった昨年より171%増え、水不足が深刻な北部に発生率が高い地区が多いと発表したと13日付伯字紙が報じた。デング熱が原因と思われる死者も1人いる他、感染が疑われる患者も、昨年の2倍弱の1368人いた。 人口10万人当たりの患者発生率が高いの ...
続きを読む »これからの季節は「蚊」に注意!=保健省が警告を発令
今、ブラジルは少雨に伴う水不足、また、元来が水力発電の国であることから、電力不足に悩まされている。夏の本格化を目前に、水も、エアコンなどで電力も必要な時期に嫌な話だが、そこに追い討ちをかける問題が出てきた。それが「蚊」だ。 保健省は4日、ブラジル全国119の都市に対し、ネッタイシマカからの感染に注意をうながす警告を出した。この ...
続きを読む »デング熱に新たな対策=無害な蚊の放出実験始まる
オズワルド・クルス財団(Fiocruz)が24日、デング熱撲滅の新対策として2年間研究してきた非感染型の熱帯シマダラ蚊1万匹を、ゴヴェルナドール島北部のツビアカンガに放った。 同財団が放った蚊は、デング熱ウイルスが蚊の体内で増殖するのを防ぐ〃ボルバキア〃と呼ばれるバクテリアに感染させてある。 バクテリアに感染させた蚊が持つデン ...
続きを読む »ブラジルでもチクングニア熱=デング熱と同じ蚊が媒介
カリブ海諸国で流行しているチクングニア熱患者をブラジルでも既に20人確認と8日付エスタード紙が報じた。 この病気はネッタイシマカ(aedes aegypti)やヒトスジシマカ(Aedes albopictus)などが媒介するウイルス性疾患で、主な症状は39度超の高熱と関節痛、急性発疹、頭痛、倦怠感、嘔吐や吐き気、筋肉痛、リンパ ...
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