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《記者コラム》ボルソナロの軍への復讐

 3日にリオで、エドアルド・パズエロ陸軍中将(前保健大臣)がボルソナロ大統領の支持者の集会で壇上に上がって挨拶したことが、「軍人はいかなる政治活動にも関与してはならない」という軍規律への違反にあたるのではと軍部で審議され、最終的に無罪放免になった件に関し、各界から「危険な兆候だ」と警鐘を鳴らす声が相次いでいる。

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スーパーチューズデイ、ブラジルにとっては?

 アメリカでは3日、3月の第1週の火曜日に、大統領選の年に4年に1度の「スーパーチューズデイ」が行なわれ、14州で予備選が行なわれた。その結果、民主党の大統領候補争いでは、それまでの予備選で劣勢だったジョー・バイデン氏が、9州で勝利し、それまで優勢だったバーニー・サンダース氏を逆転している。  今回のスーパーチューズデイの場合、 ...

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ベネズエラ=大統領に続き、議長も2人に=グアイドが議長の座追われる?=反対派を締め出し勝手に選挙

 ベネズエラの国民議会で5日、ブラジルが同国大統領と認めるフアン・グアイド議長が、議会少数派のニコラス・マドゥーロ大統領支持派が強行した投票の結果、議長を追われる事態が起きた。これに対し、議会多数派は議事堂と別の場所で改めて議会を開き、グアイド氏を議長と承認するなど、混乱が生じている。6日付ブラジル国内紙が報じている。  マドゥ ...

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《ブラジル政府》対キューバ制裁に初めて賛成=国連総会決議で方針転換=同じ立場は米、イスラエルだけ

 7日に米国ニューヨークで開かれた国連総会で、米国がとっている対キューバ制裁を解くように求める決議案が採決され、賛成187、反対3、棄権2で承認された。同決議案は1992年以降、毎年、賛成多数で承認されていたが、常に賛成してきたブラジルが、今回初めて反対に回ったと、7、8日付ブラジル各紙、サイトが報じた。  同決議案に反対したの ...

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《記者コラム》チリのような暴動は、ブラジルでも起きるか?

▼「AI5もありえる」という暴言の背景  10月31日、ボウロナロ大統領の息子エドワルド連邦下議は、居丈高に「もしもチリで起きているようなことがブラジルで起き、飛行機のハイジャックや要人の誘拐にまで発展するようなら、現代版のAI5(軍政令)を作って対応することもありえる」という過激な発言をして、マスコミから総スカンをくらい、最終 ...

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北東伯海岸への原油漂着に関する「最悪の想定」

ブラジル沿岸部における史上最悪の環境破壊  想像してほしい。たとえば故郷の美しい海岸の見渡すかぎりが、真黒な原油の塊でベトベトになっている様子を…。そこでは人はもちろん、鳥もウミガメも、魚すらも汚染され、次々に健康を害していく。  8月30日に最初の原油漂着が発見されてから、あちこちで発見されるようになり、今では200もの海岸で ...

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《ブラジル》ボルソナロ大統領=「アマゾンは人類の財産ではない」=国連総会で物議醸す演説=森林火災拡大での批判後=極右的主張を終始繰り返す

 ボルソナロ大統領は24日、ニューヨークの国連総会で演説し、「アマゾンが人類の共有財産などというのはまやかしだ」と発言し、さらにキューバやベネズエラを批判し、トランプ大統領やイスラエルを称えた。24日付のブラジル国内ニュースサイトが報じている。  ボルソナロ大統領の演説はブラジリア時間の午前10時半頃から行われた。大統領は冒頭で ...

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【日本移民の日2019】座談会=ざっくばらんに行こう!=どうなるボルソナロ政権の行方?=ネットで民意を操る大統領登場=SNS民主主義のいびつさを暴く=デジタルがどこまでリアルを動かすか?

ボウソナロのフェイスブック

【深沢】政権発足からまだ半年も経っていないけど、どうかな? 予想通りだったかな? 【沢田】今の状況を予想できた人はいないでしょう。そんなに高い期待をしていたわけじゃないけど、ここまでとは・・・。 【深沢】もうちょっと、仕事をして欲しかったよね。だいたい、ここまで議会との関係がこじれるとは思わなかったね。 【沢田】長年政治家をやっ ...

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メキシコ大統領の間違った理解=アラン・ガルシア自殺について=パラグァイ在住 坂本邦雄

メキシコ大統領のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール氏(Agencia de Noticias ANDES)

 なんとした皮肉か! ブラジルのオデブレヒトに関わる贈収賄スキャンダルの問題で、逮捕される寸前に自宅でピストル自殺を遂げた(2019・4・17)ペルーの元大統領(1985―90/2006―11)、アラン・ガルシア氏の悲劇は、メキシコの古参左翼政治家、ロペス・オブラドール現大統領が、「正にこれは新自由主義経済の弊害副産物に他ならな ...

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オデブレヒト=ベネズエラで贈賄1億7千万ドル=チャベスやマドゥーロにも贈賄

マルセロ・オデブレヒト元社長(Cicero Rodrigues/World Economic Forum)

 ラヴァ・ジャット作戦での多額の贈賄容疑が問題となった建設大手オデブレヒト社が、2006年から14年にかけて1億7300万ドル(6億3千万レアル)もの贈賄をベネズエラの政治家に行なっていた疑惑が、ブラジルとベネズエラで行なわれた捜査でわかった。6日付エスタード紙が報じている。  オデブレヒト社が中南米の他の国に対しても、建設事業 ...

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