2007年7月11日付け ルーラ大統領は朝のコーヒー・タイムで「エタノール・カルテルを阻止する」と語り、エタノール包囲のオイル・マネーが暗躍していることで間接的にベネズエラへ警告した。ルーラ大統領とチャベス大統領のエネルギー外交を巡る対決は、新しい産業開発のモデルを見せたことでブラジルの判定勝ちと独紙は評価した。ルーラ大統領の ...
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東西南北
2007年7月6日付け 零細企業団体が四日、予算管理相に減税と税制の超簡略化を陳情した。 零「陳情を聞いて貰えないなら、予算管理省ビル前の電柱で首吊りをして見せます。そして同省を訪ねる人たちに、重税の残酷さを訴えます」 ベ「当省前の電柱は、スト中の国家公務員が横断幕を張るために使用中です。しかし、心配は要りません。電柱はたくさ ...
続きを読む »チャベス大統領が最後通牒=伯とパラグアイに=3カ月内にMスル加盟承認を=さもなくば加盟を断念
2007年7月5日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】ベネズエラのチャベス大統領は三日、ブラジルとパラグアイ議会が三カ月以内にベネズエラのメルコスル(南米南部共同市場)加盟を承認しないならば、ベネズエラに対する蔑視であり自国の尊厳を守るため加盟を断念すると通告した。ブラジルとベネズエラ両政府は、エネルギー対策と南米地域の ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年6月26日付け 政界には奇怪千万なところがある。所謂―世の常識を超えるような議論や行動が飛び出し、正々堂々と天下を歩む。国民新党(綿貫民輔代表)が、元ペル―大統領だったフジモリ氏に7月の参院選挙に出馬を要請したのニュースには驚き、その奇想天外さにびっくり仰天した。尤も、仕掛け人は亀井静香代表代行であり、秘書をサンチャ ...
続きを読む »欧米代表に事態収拾の動き=WTO交渉=伯外相に会議打診=強硬姿勢崩さない伯政府
2007年6月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の進展を図るべく、ドイツのポツダムで開かれていた米国、欧州連合(EU)、インド、ブラジル四カ国(G4)閣僚会合の交渉が決裂したことを受けて、欧米代表が事態の収拾に向けて慌ただしい動きを見せている。 WT ...
続きを読む »伯議会を侮辱と抗議=チャベス発言聞き捨てならぬ
2007年6月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ブラジル政府は一日、ベネズエラの駐伯大使を外務省に呼び、ベネズエラのチャベス大統領が三十一日に行ったブラジル議会に対する非難声明に対し、抗議を申し入れた、抗議は非公開で行われたため内容は明らかにされていないが、外務省筋によると、イギリスを訪問中のルーラ大統領の指示によ ...
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2007年6月6日付け ブラジル民主社会党(PSDB)のゼミで、カルドーゾ元大統領が講演した。元大統領が講演を終えて拍手の中、退場するところへ、アエシオ・ネーヴェス知事が遅れて到着し、ポカンと突っ立ていた。元大統領が言った。 「アエシオ、早く座れ。オマエさんが突っ立っていると、オレの講演に送られた拍手か、オマエさんがやってきた ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年6月5日付け 反米の王者。ブッシュ大統領を罵り、カストロ議長を崇め奉る。ボリビアのモラレス大統領と手を結び革新国家?を叫び、国際的な「連帯」を呼びかける強権主義者。ベネズエラのチャベス大統領は、そんな印象を与える人物である。元陸軍中佐であり生粋の軍人ながら共産主義的な理論にも詳しい。貧者救済というお得意の政策で選挙で ...
続きを読む »ボリビア=ベネズエラと提携へ=ガス田など資源開発で=Pブラス売却プラント管理も
2007年5月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ボリビア政府は十四日、同国石油公団(YPFB)に対し、ベネズエラ石油公社(PDVSA)と天然資源拡大に関する提携の交渉を推進することを許可したと発表した。 この背景にはブラジルのペトロブラス(石油公団)がボリビアに建設した二カ所の精製プラントを売却して撤退を決め ...
続きを読む »チャベス大統領と決別を=エタノール大国として足元固め
2007年5月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ルーラ大統領がチリで展開したエタノール外交は、ベネズエラのチャベス大統領との間に明確に一線を隔すものとなった。南米の主導権で両国はつば迫り合いを演じていたが、国際舞台でブラジルはベネズエラに対し、ことを構える必要はないとエ紙が次のような論説を掲載した。 ベネズエラ ...
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