2006年1月7日(土) 「これはね、南米の日系コロニア導入第一号となった最新式の機器なんですよ。これで、パラグァイにある日系診療所の中で最高水準の医療サービスを提供できるようになりました」と誇らしげに語るのはパラグァイ神内日系福祉センターの佐藤隆一事務局長(山形県出身)だ。 イタリア製超音波機器がそれ。導入にあたり、試験運 ...
続きを読む »チャベス 関連記事
今年も外交路線は継続=途上国との連携強化=地球5周の割には乏しい成果?
2006年1月6日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ルーラ大統領はブラジリアで四日、今年も継続して外交路線を強化していく方針を明らかにし、今月はボリビア、ベネズエラを訪問した後、スイスのダボスで開催される世界社会福祉フォーラムに出席することを発表した。さらに二月にはアフリカ諸国訪問を予定していることを明らかにした。 ...
続きを読む »メルコスルは内部分裂か=亜・ベネの蜜月で縄張り失う伯
2005年12月28日(水) 【ヴェージャ誌一九三五号】ベネズエラのメルコスル加盟で、ブラジルの周辺もかまびすしくなった。ベネズエラのソビエト化に始まり、南米諸国へもチャベス外交の輸出が始まるのか。同大統領は十二月四日、国会議員選挙で一〇〇%の与党議席を占め、事実上の独裁政権を樹立した。 代表制民主主義の上に、国民参加型では ...
続きを読む »チャベス大統領の狙いは?=メルコスル加盟で欧米交渉に暗雲
2005年12月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】メルコスルにベネズエラが加盟したことで何が起きるか。ウルグアイのヴァスケス大統領と亜国のキルチネル大統領が、チャベス大統領の仲人らしい。ルーラ大統領は五番目の客が加盟したことについてコメントしていないが、ブラジルへの対抗意識から共同前線を張ったとみているようだ。 ...
続きを読む »メルコスル=ベネズエラの加盟認める=代表権は与ええず=通商より政治的関心で接近=亜の音頭で肩の荷降りたブラジル
2005年12月10日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】メルコスル加盟四カ国の外相は八日、ベネズエラのメルコスル加盟を緊急動議で認めた。同国との実質的貿易は、域内関税や非関税協定などが調整される二〇〇六年末から〇七年中ごろとなる。パラグアイ外相の動議により、同国の条約順守への懸念から加盟による発言権は認めるが、代表権 ...
続きを読む »伯米首脳会談開催される=FTAAでは平行線=伯政府の堅実な民主化路線賞賛=米、反米枢軸への仲介期待
2005年11月8日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ブッシュ米大統領夫妻は六日、大統領別邸グランジャ・ド・トルトに招かれた。米大統領は、ベネズエラやアルゼンチンの南米諸国が試行錯誤する中、ブラジルが堅実な民主化路線を踏襲していることを賞賛した。懸案の米州自由貿易圏(FTAA)については原則論に止まり、伯米両国の国民 ...
続きを読む »コラム 樹海
アメリカでは中南米を「裏庭」と呼ぶらしいけれども、この地域はなかなかにしぶとい。あのカストロ議長は自慢の鬚も白くなりいささか肥満気味だしかっての精悍さはない。だが―。革命思想への信頼は昔に倍するし、歯切れのいい演説は見事なばかりである。そんな影響でもあるまいが、ヴェネズエラのチャベス大統領を筆頭にルーラ大統領やアゼンチン、チリ ...
続きを読む »ブッシュ米大統領=ルーラ大統領を評価=「民主化の指導者」=ベネズエラとキューバをけん制=賞賛にとまどう大統領府
2005年11月4日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】亜国マル・デル・プラッタ市で開催される米州首脳会議への出席に先立ち、ブッシュ米大統領は二日、ルーラ大統領は政治手腕が力強く、南米諸国民主化の指導者にふさわしいと評価し、伯米両国の関係は多数の関係者にとって驚異の的になると記者団に述べた。米大統領発言は、大衆迎合路線 ...
続きを読む »東西南北
2005年11月1日(火) 汚職問題で支持率が低下傾向のルーラ大統領だが、二十八日発行の英誌エコノミストの調査によると、大統領は、チャベス大統領やカストロ議長を抜き、中南米十八カ国中、最も人気の高い大統領だという。同じ基準で比較されたブッシュ大統領の人気も抜いた。 ◎ リオ市のファベーラ、ロシーニャの麻薬密売王の通 ...
続きを読む »伯、亜、ベネで核開発推進へ=「平和利用目的」と伯政府強調
2005年10月18日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日、十七日】ベネズエラのチャベス大統領は十五日、ブラジル、ベネズエラ、アルゼンチンの三カ国が核開発協力協定の締結に向けて交渉を進めることを発表した。ブラジル政府も発表の数時間後、ガルシア国際問題担当補佐官を通じて同交渉の推進を確認した。 「三カ国による核の共同開 ...
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