6月15日(水) 【ヴェージャ誌一九〇八号】さとうきびで作られたアルコールが、ブラジルでは自動車の燃料として定着した。一九七〇年代に石油ショックが起き、燃料価格が暴騰して以来、アルコール燃料への研究が本格化し、九六%の自動車がアルコールで走るに至った。 石油ショックが沈静化して燃料価格が正常化すると、いっせいに砂糖へ切り替え ...
続きを読む »チャベス 関連記事
ヒマ栽培は国策事業=小農生産者への期待は危険
5月4日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四月三日】ベネズエラを訪問したルーラ大統領は、原油王の一人チャベス大統領から「ヒマ王」の称号をもらった。社会福祉政策を兼ねたヒマ栽培でバイオディーゼルを生産するという一石二鳥を狙った経済政策であるが、大きなリスクが待ち受けている。 プランは、原料生産のために小農生産者を集めた。そ ...
続きを読む »ライス米国務長官=民主主義確立へ協力求む=ブラジルの指導力に期待=頭痛の種はベネズエラ=FTAAは具体案なし
4月28日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】訪伯中のライス米国務長官は二十六日、南米に生じた一連の政治危機でボリビアやエクアドル、ベネズエラなど政権基盤が不安定な政権への支援は民主主義確立へ向けた政治・経済的課題だとしてブラジルの協力を求めた。ベネズエラについては、アモリン外相の庇護発言に同国務長官が反論し、同国 ...
続きを読む »東西南北
3月31日(木) ルーラ大統領は二十九日、訪問先のベネズエラでウリベ・コロンビア大統領、ザパテロ・スペイン首相との首脳会談を前に演説を行い、ロシアからの武器輸入や人権問題で米国に非難されているチャベス大統領を擁護した。ブラジル政府は同胞であるチャベス大統領に対する中傷や当てこすりを認めない、ベネズエラは独立国家で、国の進路を自 ...
続きを読む »ベネズエラブラジル=2カ国間協定に署名=エネルギー部門で関係強化
2月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ルーラ大統領はベネズエラを公式訪問した十五日、同国のチャベス大統領との間で二カ国間協定に署名した。 これに先立ち演説の中でルーラ大統領は、両国間の結束がラテンアメリカ圏の統一にとり重要な過程の一歩だと強調。またチャベス政権は同国の民主主義の発展にかけがえのない存在だと称 ...
続きを読む »大豆・ラパス移住地50周年=一世の宮里さんが市長=9月15日に記念祭催す
2月15日(火) パラグァイのラパス(La Paz)移住地が今年、入植五十周年を迎えた。九月十五日に記念祭を行う、とラパス日本人会の山田博行事務局長が伝えてきた。同移住地は、イタプア県ラパス市にある。首都アスンシオンから三百七十キロ、ブラジルとの国境にあるエステ市から二百八十キロ、アルゼンチンとの国境にあるエンカルナシオン市か ...
続きを読む »FTAA交渉、再開へ=ブラジルが米に呼びかけ=04年5月に中断して以来=米、メルコスルとの交渉は拒否
2月1日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】ロバート・ゼーリック米通商代表(USTR)は三十日、米州自由貿易圏(FTAA)交渉についてセウソ・アモリン外相と対話を再開することを受け入れた。FTAAで伯米関係は暗礁に乗り上げていたが、魅力的部分を模索しようというブラジル側の呼びかけに米側が胸襟を開いた。FTAAという ...
続きを読む »ルーラ大統領「仲介の労を買う」=ベネズエラ コロンビア=領土侵犯めぐり関係悪化
1月19日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ルーラ大統領は緊迫した関係が続いているベネズエラとコロンビアの両国の国交正常化に向けて仲介の労を取ることを明らかにした。 大統領のアンドレ報道官が十七日夜、プラナウト宮での共同記者会見で発表したもので、いずれかの国あるいは両国からの正式要請があればとの条件付きだとしてい ...
続きを読む »亜国大統領を非難=ルーラ大統領=「重要会議欠席は何事か」
12月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ペルーのクスコで開催されている南米首脳会議に出席しているルーラ大統領は八日、演説の中でアルゼンチンのキルチネル大統領を非難する発言をして物議をかもした。 ルーラ大統領は、南米共同体を確立する重要な会議にリーダーの一人である大統領が欠席するのはけしからん、誠意に欠けると、 ...
続きを読む »東西南北
8月18日(水) サンパウロ市長候補の政見放送が十七日から始まる。テレビでは午後一時と午後八時三十分、毎日二回三十分づつ行われる。マルタ候補(PT)はPTB、PSL、PTN、PL、PRTB、PCdoBと最大連立。続いてセーラ候補(PSDB)がPFL、PPS。エルンジーナ候補(PSB)がPMDB、PMN。マルフ候補(PP)は単独 ...
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