レコルデ局のジャーナリスト、レアンドロ・ストリアー氏とジウソン・ソウザ氏が現地時間の11日正午頃、ベネズエラ北部スリア州で同国の情報機関に逮捕されたが、その後釈放され、帰国したと、12、13日付ブラジル紙・サイトが報じた。 逮捕された二人は、ブラジルの大規模な政界汚職捜査ラヴァ・ジャット作戦で多数の政治家への贈賄が疑われてい ...
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キューバ=Fカストロと中南米=(下)=軍政の反動で左派政権一色に=今後のキューバの風向きは?
25日に逝去したキューバのフィデル・カストロ前評議会議長が中南米に与えた影響をもう少し見てみよう。 90年代にはソ連などの東欧の共産圏が崩壊。共産主義の基盤を大きく失う中、キューバもドル解禁などの対策を余儀なくされた上、難民も後を絶たず、カストロ体制の今後も危ぶまれていた。 だが1998年、中南米の状況は一気に変った。それ ...
続きを読む »ブラジル北部ロライマ州=ベネズエラ難民流入止まらず=職を求めてマナウスやサンパウロ目指す
【既報関連】ブラジル最北端ロライマ州政府は、流入の止まらないベネズエラからの難民対策を行う緊急対策本部を設置する予定だと、13日付現地紙が報じた。 同州政府はこれまでに何人が流入してきたか正確なデータを持っていないが、その数を3万人程度だと推定している。 同対策本部は消防隊、防災局の他、州政府内の多くの部署の代表者が参加す ...
続きを読む »テメル新大統領のパ国初訪問=10月に課題盛りだくさん=べ国マドゥロの末期的な罵詈雑言=パラグァイ在住 坂本邦雄
パラグァイ外務省と駐巴ブラジル大使館の共同発表に依れば、テメル新大統領は、地域諸国の中では初めての外遊先となるパラグァイを来る10月3日(月)に公式訪問する事になった。その目的はイタイプー、貿易、インフラ整備やメルコスール等の盛り沢山な諸問題の見直しの検討にあり、カルテス大統領との精力的な首脳会談が予定されている。 パラグァ ...
続きを読む »パラグアイ移住80周年祝う=眞子内親王殿下がご来訪=カルテス大統領、感謝の言葉
【パラグアイ邦字紙「日系ジャーナル」=アスンシオン発】パラグアイ日本人移住80周年の記念式典が9日、ルケ市の南米サッカー連盟コメボールで開催された。日本を代表して眞子内親王殿下、パラグアイ政府からはオラシオ・カルテス大統領が出席された。この他、パ政府高官、宮澤洋一日本パラグアイ友好議員連盟代表・参議院議員、上田善久在パ日本国特 ...
続きを読む »ベネズエラ=新たな大統領選は困難?=国民投票は来年の可能性
ベネズエラの選挙委員会が9日、マドゥーロ大統領の任期短縮を問う国民投票までの日程を決めたが、同日程では同大統領の後任は副大統領が務める事になるため、野党側が大規模な抗議行動を呼びかけたと10日付エスタード紙が報じた。 マドゥーロ氏の任期を問う国民投票は、国民投票実施を要請するための署名を集める許可を求める署名だけで180万人分 ...
続きを読む »ペルー=PPK新大統領が就任式=治安や経済の改善を約束
28日、ペルーの首都リマでペドロ・パウロ・クチンスキ大統領の就任式が行われ、経済活性化や治安の改善などを約束した。29日付伯字紙が報じている。 日系のケイコ・フジモリ氏との大統領選を大接戦の末に制して就任した同大統領は、「PPK」の愛称を持つ保守派で、就任式では、同国民が最も気にかけている「治安の改善」を約束、さらに政治汚職な ...
続きを読む »セーラ=ベ国のメルコスル議長国阻止へ=FHCと共にウ国で会談=民主主義問題で強い疑問=左翼政権倒れて形成逆転
ジョゼ・セーラ外相(民主社会党・PSDB)は5日、カルドーゾ元大統領と共にウルグアイのモンテビデオに向かい、同国の首脳と会談を行った。目的は、南米共同市場(メルコスル)でベネズエラが次の議長国になるのを牽制するためだ。6日付伯字紙が報じている。 セーラ外相と、ウルグアイ側からゲストとして招かれたカルドーゾ氏はこの日、空軍機でモ ...
続きを読む »南米諸国の右傾化は進むか=統治欠如と大衆迎合主義=左右を問わず潜む危険性=パラグァイ 坂本邦雄
最近12年間において左派が君臨していた南米のほとんどの国々は、ここ8カ月の間にその覇権勢力を失って来た。その最も顕著で衝撃的だったのは昨年11月にアルゼンチンで、クリスティナ・キルチネル政権が中道右派のマウリシオ・マクリ氏に大統領総選挙戦で思わぬ敗北を喫したハプニングだった。 そして、1カ月後にはヴェネズエラで、これまでは無敵 ...
続きを読む »【2016年移民の日特集号】大統領罷免問題=これは〝クーデター〟なのか?=論説=ジウマ側が見ようとしない現実=失政に学ぶ姿勢が未来に繋がる
ジウマ大統領の罷免問題は、ブラジルの中での「左翼」対「右翼」の対立としても国際的に話題を呼んだ。「これは、左翼政権に反感を持つ者たちのゴウペ(クーデター)なのだ」「1964年の軍事クーデターのときも状況は一緒だったのだ」と労働者党(PT)支持者の左派は叫んだ。だが、本紙でここ数年、伯字紙の翻訳に従事しながら、ジウマ大統領をはじ ...
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