ニッケイ新聞 2009年9月9日付け 五日にアルゼンチンのロサリオで行われたワールド・カップ(W杯)南米予選で、アルゼンチン(以下、ア国)を3対1で破ったブラジルが二〇一〇年の南アフリカW杯出場を決めたと六日付伯字紙が大見出しで報じた。 南米の雄とされ、共にW杯常連国の伯アだが、勝てばW杯出場が決まるブラジルと、出場のため四 ...
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ホンジュラス=米国、福祉支援を中止=セラヤ抜き選挙は非合法
ニッケイ新聞 2009年9月5日付け 米政府は三日、ホンジュラス臨時政権が準備している十一月の選挙を承認しないことを表明、また三千五百万ドルの同国向けの人道支援を中止すると通告したことを四日付けエスタード紙が報じた。 セラヤ大統領とクリントン米国務長官は三日、ワシントンで会合し、同通告を決定した。米政府はセラヤ大統領支援を続 ...
続きを読む »ホンジュラス=選挙準備を始める=臨時政権管理下で決着へ
ニッケイ新聞 2009年9月3日付け ホンジュラスの紛争仲裁役であるコスタリカのオスカル・アリアス大統領は九月一日、十一月二十九日の総選挙を以って同国の政変に終止符が打てる可能性があると表明したことを二日付けフォーリャ紙が報じた。 同大統領提案のサンホセ協定は、ホンジュラス臨時政権がセラヤ大統領復権を拒んだことで締結に至らな ...
続きを読む »ウナスール首脳会議=混迷を深めたのみ=異なる南米の未来像
ニッケイ新聞 2009年9月1日付け ウナスール(南米同盟)首脳会議は八月二十八日、加盟十二カ国の首脳を集め亜国バリローチェで開催されたが、米軍基地問題を巡って混迷を深めるに終わったと同二十九日付けフォーリャ紙が報じた。 コロンビアは、米軍駐留は軍事目的ではなく同国内の麻薬対策であり、基地は自国が管理するのだから、国外の議論 ...
続きを読む »亜国の地デジTV方式=日伯方式採用で調印へ
ニッケイ新聞 2009年8月29日付け エスタード通信やモニトール・メルカンチール紙によれば、二十八日亜国のベリロッシェで行われた南米十二カ国の首脳が出席するウナスール(南米同盟)臨時総会の後、ルーラ大統領とキルチネル大統領により、亜国の地上デジタルTV放送に関し、日伯方式採用に向けた調印を行う。ブラジル大統領府の広報によれば ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年8月25日付け 二十三日はスポーツ界の朗報二つ。最初はスペインでの自動車レースF1欧州グランプリでのルーベンス・バリチェロ優勝で、F1でのブラジル人レーサー優勝は一〇〇回目。五年間優勝から遠ざかっていたバリチェロが、欧州グランプリ唯一のブラジル人選手の意地を見せた。もう一つは女子バレーのワールド・グラン ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年8月21日付け イタリアのインテル・ミランからリオのフラメンゴに移籍したサッカーの〃皇帝〃アドリアノが、九月五日の対アルゼンチン戦と九日の対チリ戦で、選抜チーム復帰予定。体重と共に、精神的な問題もクリアできた? ◎ 私立大学の学生獲得競争が過熱化し、受験すれば携帯電話、訪問すれば抽選でMP3 ...
続きを読む »ウナスール首脳会議=軍事基地抜き宣言文を=情報の一人歩きか=空転するブラジルの指導力=南米を熟知する米情報局
ニッケイ新聞 2009年8月11日付け ルーラ大統領は九日、十日開催のウナスール(南米同盟)首脳会議で加盟各国とのチャンネルを持ちながら、意見がかみ合わないことで、これ以上の混乱を避けるためカクテル・パーティに臨まず帰国の意向を発表と十日付けフォーリャ紙が報じた。宣言文は、米軍基地に関する条項を平和裏に解決と修正する。ブラジル ...
続きを読む »安保担当官ジョーンズ将軍=米コ同盟への批判受ける=ブラジルは断固拒絶の意向=対米関係に亀裂の懸念も=合意は事前情報より大型
ニッケイ新聞 2009年8月6日付け コロンビアのウリベ大統領訪伯に先立ち、ホワイト・ハウス国家安全保障問題担当補佐官のジム・ジョーンズ将軍が、四日にプラナウト宮を訪れたと五日付けエスタード紙が報じた。同将軍には、コロンビアでの米軍基地問題は「冷戦の再開のようだ」とするブラジル政府の見解も明らかにされ、ブラジル政府は、オバマ政 ...
続きを読む »サルネイ去就=大統領が態度を豹変=政権評価悪化の調査結果で
ニッケイ新聞 2009年8月1日付け サルネイ上議(PMDB=民主運動党)擁護に挺身していたルーラ大統領(PT=労働者党)が七月三十日、突如変身し「上院不祥事は私の問題ではないし、サルネイ上院議長に投票したこともない」と公言したことを同三十一日付けエスタード紙が報じた。 さらに「私は、アマパーの上議選にもテメル下院議長にもヴ ...
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