ニッケイ新聞 2009年8月1日付け ブラジル・チリ通商協定がメルコスールも含めて〇九年中に締結の見込みとなり、アマゾナス州マナウス経済特区の製品もチリ向け輸出が可能になると七月二十九日付けヴァロール紙が報じた。 同通商交渉は二十九日、サンパウロ市でチリのバチェレ大統領とルーラ大統領の間で行われた。同協定が締結されると、チリ ...
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パラグアイ=イタイプ、最終合意へ=従前の3倍価格で決着か
ニッケイ新聞 2009年7月25日付け イタイプ発電所の電力料金を巡ってブラジルとパラグアイの代表は二十三日、両国大統領の裁可を以って最終合意に至る見込みと発表したと二十四日付けエスタード紙が報じた。 最も注目された合意事項は、パラグアイ政府へもブラジルの電力市場でイタイプ電力の販売権が認められたこと。販売は、エレトロブラス ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年7月25日付け 一五年前にリオ市のファヴェーラ・ロッシーニャに誕生した小さな音楽学校が輩出した音楽家達が、学校の創始者であるドイツ人教師の母国で二七市を巡る音楽ツアーを行う。月謝も払えないファヴェーラ住民の実情に触れて心動かされたハンス・ウルリッヒ・コッホ氏が、月謝を払えない子供にも機会をと願い、教会の ...
続きを読む »メルコスル首脳会議=実り少ない20年の決算=波乱含みの反省会=小加盟国がうっ憤表明=足並みが揃わない4カ国
ニッケイ新聞 2009年7月24日付け 約二十年の歳月を経たメルコスル協定は、当初期待した経済的及び政治的成果もないまま、アスンシオンでの首脳会議を始めると二十三日付けEFEが報じた。協定締結の地アスンシオンでの会議は、二十三、二十四日の二日間行われる。メルコスルはブラジルなど四カ国で一九九一年、発足して以来紆余曲折の連続であ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年7月23日付け 文協が管理するイビラプエラ公園の日本館の桜が見ごろとなっている。多くはないがモミジも見られ、何とツツジも綺麗に咲いている。全く季節感のない庭園だが、これぞブラジル、渾然一体の世界感を醸し出している。今週末に散歩にでも出かけてはいかが? ◎ 本紙主催で二十日に開いたアマゾン第一 ...
続きを読む »新型インフル=病原菌は全伯に侵入=虚弱体質は旅行を控える
ニッケイ新聞 2009年7月18日付け 保健省は十六日、国外で新型インフルエンザに感染した帰国者と接触がなかった感染者が続出していることで、ウイルスA・H1N1が国内全域に侵入していることを警告と十七日付けエスタード紙が報じた。 オザスコ市で六月三十日に死亡した少女の感染経路は未だに不明。ボトゥカトゥ市で今月十日に死亡した青 ...
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ニッケイ新聞 2009年7月16日付け 九四年W杯をブラジル優勝に導いた元サッカー選手のロマリオが、最初の奥さんとの子供二人の養育費支払いを滞り、十四日にリオ市で逮捕され、一晩拘留された。同じ罪状の男性二人のいる房に入れられ、差し入れ受取りも禁じられた。さしもの英雄だが、「同じ罪状で逮捕された以上、どんな経歴の持ち主も同じ扱い ...
続きを読む »感染者急増でワクチン増産へ=新型インフル猛威振るう=南米の保健相が対策会議=WHOは緊急警報
ニッケイ新聞 2009年7月15日付け WHO(世界保健機関)が十三日、新型インフルエンザの世界的蔓延を不可避とし各国政府に緊急態勢をとるよう要請したことを受けて、ブタンタン研究所が今後開発生産する新型インフルエンザ用ワクチンの一〇%を、貧困国へ供給するワクチン確保のためWHOに提供することを決定と十四日付けエスタード紙が報じ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年7月8日付け 本紙「移民の日」特集号で〃アマゾン移民のふるさと〃トメアスーを舞台にしたマンジョッカによる世界的エネルギー構想のために、岸信介元首相(山口県出身)がお忍びで来伯していたことを報じた。それに関する極め付きの秘話を、山口県人の読者から教えてもらった。岸氏といえば安倍晋三元首相の祖父にして、戦後 ...
続きを読む »インフルエンザA=二次感染者増え始める=保健省が検査基準を変更=薬の自己処方にも注意を
ニッケイ新聞 2009年7月7日付け 【既報関連】五日現在の新型インフルエンザ患者数が八八五人と報告されているブラジルで、二次感染者が増え始めていると四日付伯字紙が報じた。 外国滞在または旅行中にH1N1型ウイルスに感染した人は、帰国後に発症しても一次感染で、一次感染者と接触し罹患した場合が二次感染。ブラジルの二次感染者は三 ...
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