ニッケイ新聞 2009年7月2日付け 米村さん所有の林。曇天のひんやりした空気が心地よい。一直線に並んだテーブルと椅子。その両側に点在する井桁に積まれたほだ木がアート的な世界を生み出す野外レストランだ。 特設された調理場で手際よく仕上げを行なうシェフたち。参加者らは関心深そうに見遣りながら、それぞれ席についていく。 テーブ ...
続きを読む »チリ 関連記事
コカイン消費3年で倍に=世界での減少傾向に逆行=女性の常用者増加が顕著
ニッケイ新聞 2009年6月26日付け 国連の薬物犯罪事務所(Unodc)が二十四日に発表した薬物白書によると、〇八年の世界的なコカイン生産は一五%減り、消費量も減ったが、ブラジルでの消費は三年間で倍増と二十五日付伯字紙が報じた。 世界的なコカイン生産と消費の減少は一〇〇年に渡る取組みの結果と喜ぶ白書では、最大のコカ栽培国コ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年6月25日付け エールフランス機事故で身元判明の男性の埋葬が、二十三日午後リオのバーラ・マンサ市営墓地で行なわれた。事故原因も未解明のため、死亡証明書の死因欄記載は不確定なものと法医学者。防腐処理も行う納棺場では、何カ所も骨折が起き腫れ上がった状態と判っている筈なのに、納棺前の遺体を見たいと言った遺族も ...
続きを読む »南米7カ国1万7千キロ=自動車旅の板垣さん講演
ニッケイ新聞 2009年6月25日付け 【既報関連】還暦の節目に自動車での南米夫婦旅行を計画、本紙二月十四日付けで紹介した板垣勝秀さん(61、北海道)が去る四月に四十二日間の旅を終えて帰聖した。訪れた国は七カ国、走行距離一万七千キロ。板垣さんは五月十四日、日本語センターで開かれたブラジル日本商工会議所異業種交流委員会月例会合に招 ...
続きを読む »新型インフルの感染増加=メルコスル旅行者警戒強化=市長が非常事態宣言の町も
ニッケイ新聞 2009年6月24日付け 【既報関連】聖体祭の休みに国外旅行した人の新型インフルエンザ感染確認などで、二十日以降の患者急増を受け、Anvisa(国家衛生監督庁)がメルコスル諸国からの帰伯者への警戒強化と二十二日に発表した。 二十三日付伯字紙によると、二十二日にも二五人の真性患者が確認されたブラジルでは、二十日~ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年6月24日付け エフィジェニオ・デ・サーレスの四方山話。入植当初のフェスタで酒が手に入らず、バケツにシャロッピとアルコール、氷を入れ飲んでいたとか。あるとき、マナウス対岸にあるベラ・ビスタ移住地に野球大会で遠征。川を渡る途中、エンジンが止まってしまい、船で一晩明かしたことも。「女の子は泣き出すし、大変だ ...
続きを読む »新型インフル患者急増=休暇入り前倒しの学校も
ニッケイ新聞 2009年6月23日付け 二十一日から冬入りしたブラジルでは、寒さと共に抵抗力が落ちることと休日が入ったことで、新型インフルエンザの患者が急に増え始めている。 二十二日付伯字紙によると、新型インフルエンザ真性患者は、二十日に四九人、二十一日に三五人が確認され、計二一五人となった。五月三十一日までは二〇人だったこ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年6月19日付け 十八日深夜〇時から、サンパウロ州のアイルトン・セナ道とカルヴァーリョ・ピント道を管理するコンソルシオ交代で、通行料金が値下げされた。A・セナ道のイタクアケセエツーバの八・六〇レアルが四・四〇レアル、C・ピント道のカサパヴァの四・九〇レアルが三・二〇レアルなど大幅改定で、サンパウロ市~カサ ...
続きを読む »BIS=派生管理基準を要求=酔っ払い呼ばりより勉強を
ニッケイ新聞 2009年6月9日付け 国際決済銀行(BIS)は七日、ブラジルの民間企業が金融危機のために金融派生取引で二百五十億ドルの欠損を出した可能性があると発表したことを八日付けエスタード紙が報じた。 BISの三カ月毎の報告書によれば、ブラジルには金融派生取引を管理する基準が存在しないという。だから恐慌の衝撃が、ブラジル ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年5月21日付け 瀬戸内海に面した町で生まれ育ち、魚食いを自任している記者。このたびアマゾンに行き、魚のウロコならぬ、目のウロコが落ちた。タンバキー、ツクナレ、ピラニアなどが美味であることは承知していたが、その魚―アカリーは、その名の通り、舌の上で燦然と輝いた▼またの名をボドーともいい、サンパウロではカス ...
続きを読む »