ニッケイ新聞 2007年11月08日付け 何か事が起こった時に選択肢が一つしかないということは、対処の幅を狭める。サンパウロ州とリオ州で天然ガスの供給カットが起きて以来クローズアップされたエネルギー問題は、安定成長を望む産業界を不安に陥れたが、七日付エスタード紙には、いくつかの企業がエネルギー源の転換、複数化を検討、あるいはプ ...
続きを読む »チリ 関連記事
ボリビア・ガスにてこ入れ=エネ確保で本格投資=背信防止の保証を求める=買いたいブラジル、売りたい隣国
ニッケイ新聞 2007年11月07日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】大統領府のバウンバッハ報道官は五日、ルーラ大統領がボリビア・ガスの確保と供給で経済使節団を引き連れ十二月十二日、同国を訪問と発表した。ペトロブラスのガブリエリ総裁とボリビアのエネルギー担当者は直ちに、詳細に関する事前交渉に入った。一年半にわたって冷え ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年11月06日付け タンゴの国アルゼンチンに女性大統領が誕生する。現職のキルチネル氏の夫人で上院議員のクリスチナさんが、選挙で堂々の第1位。政策は中道左派だろうけれども、近ごろはいささか落ち目の南米のパリに往年の活気を取り戻せるか―である。チリの大統領も女性だし、アメリカでもヒラリ―女史の当選が有力だとさ ...
続きを読む »ブラジルの国際競争力が後退=原因は重税、金利、官僚、公費=後を見て走るランナー
ニッケイ新聞 2007年11月02日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一月一日】世界経済フォーラムは三十一日、ブラジルの国際競争力が一三一カ国の中で六六位から七二位へ後退したとする報告書を発表した。 大きな原因は、税金らしい。続いて金利のスプレッド(金利差)や官僚システム、公費の無駄使いなどが、ブラジルのマイナス要因とな ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年10月27日付け 以前、アマゾンの熱帯果実「クプアスー」の登録商標をした日本企業が、ブラジル内で批判にさらされた。今度は「サンバ」と「ボサノバ」の登録商標が問題になっている。この二つが米国とオーストラリアですでに登録されており、その名前を使った音楽CDなどをブラジルから輸出するときに問題になる可能性があ ...
続きを読む »レベルの高い試合見て=21日に高段者選手権=ブラジル剣道連盟
ニッケイ新聞 2007年10月18日付け ブラジル剣道連盟(児島修徳会長)は二十一日午前九時半から、ピニェイロス区のピラチニンガ体育館で第十四回高段者選手権大会を開催する。児島昭徳、大政武志両理事が案内のため来社した。 トーナメント形式で争われ、男子四十七名(三段以上)、女子十八名(二段以上)が出場。パラナ、サンタカタリーナ ...
続きを読む »IMF報告書=原因不明の経済成長が続く=ブラジルは脱途上国=農産物輸出が格差是正=世界的大恐慌はもうない?
ニッケイ新聞 2007年10月11日付け 【BBC通信十日】国際通貨基金(IMF)は九日、「国際化と所得格差」と題する報告書を発表し、これから国際経済が前例のない成長を続け、全地域へ一様に分布するという予測をした。グローバル経済の偶発性は、形を変えつつ安定した方向へ長い期間続くという。東欧や東南アジア地域、ラテン・アメリカでは ...
続きを読む »米国共存が発展の近道=コスタリカは楽園=軍事費廃止、教育へ充当
ニッケイ新聞 2007年10月10日付け 【ヴェージャ誌二〇二六号】コスタリカのオスカール・アリアス大統領は、第二次政権も残すところ一年余りとなった。同国は十月、米国との自由貿易協定(TLC)を結ぶか人民投票を行う。同大統領はTLCが、同国を発展に導く絶好のチャンスだと思っている。同国は独立して四〇年、政変もクーデターもないラ ...
続きを読む »独立の英雄称えた曲も=藤間流=サンチアゴで日舞を披露=日チリ修好百十周年記念して
ニッケイ新聞 2007年10月10日付け 日本チリ修好百十周年を記念して、チリ日本文化協会(アレックス・ヴィダル・バラ―ザ会長)主催の日本文化紹介が、十月の一カ月間、首都サンチアゴ市内の国立図書館とサンチアゴ図書館で開催される。 日本文化紹介のためにブラジルから、藤間流日本舞踊学校(藤間芳之丞会主)の関係者七人が同国を訪問。 ...
続きを読む »エクアドル政府=外資系企業に99%配当命令=動きだした革命政権=天然資源は国民のもの=大衆迎合に走る南米諸国
ニッケイ新聞 2007年10月6日付け 【BBC通信五日】エクアドルのラファエル・コレイア大統領は四日、同国で原油採掘に従事するペトロブラスなど外資系企業の政府への配当率を従来の五〇%から九九%とする法令を発令した。同大統領の就任以前は、純益の折半ということであった。外資系企業の代表は、新規制定の法令が事実上の接収であると驚い ...
続きを読む »