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チリ 関連記事

ヴァリグに群がるハイエナ=外国資本制限を詭弁で覆す

2006年7月5日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】ブラジル航空法第一八一条によれば、ブラジルに本店を置き一般乗客を輸送する航空会社の資本金は、八〇%をブラジル人で所有することとなっている。ヴァリグ従業員団は十分に条件を満たしている。  しかし、民間航空従業員協会(Fentac)が支援したヴォロ社は、二〇〇五年に ...

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産休6カ月の実現を=理解示す市や企業増える

2006年6月30日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】出産のための特別休暇(産休)は現在、法律で四カ月と定められているが、これを六カ月に延長する動きが活発化している。全国小児科協会が音頭をとってキャンペーンを繰り広げてきたもので、理解を示す行政団体や企業が増えてきている。  同協会によると、誕生後六カ月までが発育 ...

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観光客、北へ南へ=昨年比20%増の見込み

2006年6月30日(金)  【レビスタ・ダ・フォリア誌四日】七月の休暇シーズンを迎えて行楽のラッシュになるが、当局では今年は昨年比二〇%増の観光客が繰り出すと予想され、早めにスケジュールを立てるよう呼びかけている。  全国旅行代理店協会が加盟社三一〇〇社を対象に調査を行った結果、冬場の観光人気ではバリロッチェ(アルゼンチン)が ...

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移民の心情歌いこむ=井上祐見が南米公演開始=コロニアが育てた歌手

2006年6月29日(木)  作曲家と共に神戸の移住センターを訪ね、移民坂を上りながら曲想を練って作ったオリジナル曲『ソウ・ジャポーザ』などを携え、〃コロニアが育てた〃日本の演歌系歌手、井上祐見が二十三日に来伯し、今年も南米公演をスタートさせた。ウルグアイ公演のあと今週末からアチバイア、サンパウロ市、クリチーバをはじめ県連の日本 ...

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コラム 樹海

 「会議は踊る」ではないが、なんとも長く―長い話し合いではあった。日本とブラジルの地デジTVの交渉である。この方式には日米と欧州の3つがあり、アメリカは初めの頃に脱落し日欧が「我が方が優秀」と競い合ったのだが、TV業界などの推す日本方式に決まったのは喜ばしい。云うまでもなく、日本の方式が海外で採用されるのは初めてのことである▼デ ...

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東西南北

2006年6月21日(木)  サンパウロ州知事選に出馬予定のセーラ氏(ブラジル民主社会党=PSDB)の副知事候補の指名をブラジル民主運動党(PMDB)、自由前線党(PFL)、ブラジル労働党(PTB)の三党が水面下で争っている。PSDBはPMDB党員を望んでいるが、元サンパウロ州知事のクエルシア氏が名乗り上げたため、交渉は難航して ...

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中南米左傾化に2つの流れ=開放系と閉鎖系=国際社会はブラジル型に期待=マルクス理論の亡霊残る

2006年6月21日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】メキシコ人社会学者のホルヘ・カスタニェード氏は、ラテン・アメリカ(以下LA)の左傾化に二つの流れがあるという。一つはブラジルやチリに見る左翼運動で、かつて過激派と思われたが試行錯誤の結果、近代化と開放化を成し遂げた。もう一つはベネズエラやボリビアに見るもので、 ...

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サッカー好きの国民は?=中南米10首都3万人を調査

2006年6月9日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ラテンアメリカ圏内でサッカー好きの国民はどの国か? 世界でもサッカー王国といわれるブラジルでもアルゼンチンでもない。何とトップはペルー、次いでエクアドル、メキシコと続きようやく四位にブラジルが登場する。  IBOPEが二〇〇四年七月から〇五年十一月にかけてラテンアメ ...

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MLSTが下院ビルに乱入=未曽有の不祥事=逮捕者545人、26人けが=リーダーはPT幹部党員

2006年6月8日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】農地占拠自由運動(MLST)のメンバーは六日、下院付属ビルへ乱入して狼藉を働き、警備員に暴行を加えた。下院史上未曽有の不祥事となり、逮捕者五四五人、負傷者二十六人を出した。MLSTの侵入者は、鉄棒やこん棒、石、鍬を携えバスで到着するなり第二ビル正面玄関に殺到。狼藉は ...

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転換期のラテンアメリカ=試行錯誤する政治=もう古典的左翼思想はない=南米を揺さぶるボリビア

2006年6月7日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】英国の歴史学者で親伯家のケネス・マックスウェル教授が、ラテンアメリカはいま歴史の転換期にあると定義した。ボリビアを震源とする地震が南米を揺さぶり、ペロニズムの不死身を知らされたという。同教授の見方では、ラテンアメリカ(以下LA)が旧時代の終焉にあり、新時代へ入ろ ...

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