2006年6月3日(土) 日本財団が中南米の日系人を対象に実施する奨学金事業「夢の実現プロジェクト」の募集が六月一日から始まった。現在、海外日系人協会で応募を受け付けている。 同プロジェクトは、居住国と日本の理解促進や地域社会発展に貢献するための具体的な計画や夢を持つ日系人に対して、日本留学の機会を与える事業。募集人数は五人 ...
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「大国らしくなってきた」=金岡社長が帰国あいさつ=伊藤忠
2006年5月26日(金) 伊藤忠ブラジル会社の金岡正洋社長(57)が五年間の任期を終え帰国することになり、新社長として田中一男さん(52、大阪府)が赴任してきた。 金岡社長はメキシコからアルゼンチンまでの十二カ国をカバーする中南米総支配人も兼務。「アルゼンチンの経済危機のときは大変でした」と振り返る。同時に「資源の重要性に ...
続きを読む »チャベス大統領は疫病神=空振り三振続きの南米外交
2006年5月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】国連の安保理改革でブラジルの常任理事国入りの夢は消え、世界貿易機関(WTO)の専務理事選挙候補でも挫折した。ブラジルは南米の座長として外交を取り仕切り三年、空振り三振続きだ。 ボリビアのモラレス大統領はコカイン王として国際的批判を受ける中、ルーラ大統領の後押しで元首 ...
続きを読む »コラム 樹海
南米の政治が「反米」を標榜する傾向を一段と強めている。チャベス大統領のアメリカ嫌いは有名だが、ボリビアのモラレス大統領も左翼系でありチリを始めメルコスール4か国も革新系である。近く、決戦投票が実施されるペル―でも左派のウマラ氏とガルシア氏の二人が戦うことになっており、ここでも左翼の政権が誕生する▼ペロン、アジェンデ、チェゲバラ ...
続きを読む »デカセギ犯罪の国内裁判は可能=伯日比較法学会=討論会で確認=法案検討委を設置へ=外務省、州高裁からも出席
2006年5月18日(木) 【既報関連】「日本で行われた犯罪を、ブラジルで訴訟を起こして裁くことは可能」との見解が、十六日午後七時過ぎから文協ビル内の百周年祭典協会会議室で行われた、伯日比較法学会(渡部和夫理事長)の帰伯逃亡デカセギ問題に関する第一回討論会で確認された。ブラジリアの外務省はじめ、サンパウロの法曹界からも約三十人 ...
続きを読む »南米の暴れ馬をどう御す?=ルーラ大統領に世界が注目
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】南米のリーダーを自負するルーラ大統領のお株を奪い、メルコスルをかき回したベネズエラのチャベス大統領は、ウイーンで開催されるEU・ラテンアメリカ会議へも南米代表として乗り込むことになりそうだ。南米がからむ会議がいつも難航するところへ、同大統領の登場である。 会議の ...
続きを読む »ブラジルを吊し上げるボリビア=国有化は無能政権の常套手段
2006年5月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ボリビアの資源国有化は、ブラジルに深刻な問題をもたらすと国際経済研究所(ICONE)のサワヤ・ジャンク教授が憂慮している。これは国内の政治改革や構造改革に取組まず、大衆迎合と国際条約破棄がボリビアの抱える問題解決の近道と考えているからだという。 ラテン・アメリカ ...
続きを読む »東西南北
2006年5月13日(土) 英国のエコノミスト紙は「萎縮するブラジル」「ベネズエラに馬鹿にされたブラジル」などと題し、「ブラジルは対応を誤った」とブラジル・ベネズエラの外交関係を報じた。BBCは「これからも危なっかしい南米のリーダー」とルーラ政権を評した。マイアミ・ヘラルドがチャベスに対抗できるのはペルーのガルシア氏ぐらいだと ...
続きを読む »コラム 樹海
ペルーの南部に広がる大きな盆地ナスカに点在する地上絵は誰しもが知っている。長さが50mもあるハチドリや285mのペリカンかサギを描いたと思われる絵画。だが、これをどんな理由で描いたのかとなると、目下のところはっきりとはわからない。ある人は宇宙との交信に使ったと説き、雨乞いのためや宗教的な動機を挙げる学者も多い▼そもそも、この地 ...
続きを読む »イタウ、ボストン銀を買収=対価22億ドルは株式で支払い
2006年5月4日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】国内民間銀行二位のイタウ銀行は二日、ブラジルのバンクボストンの株を約二二億ドルで購入したと発表した。 対価の支払はイタウ銀行の株式六八五一万八〇〇〇株で行われ、バンクボストンの親会社バンクオブアメリカは、イタウ銀行の株式の五・八%を取得することになる。しかし、株式 ...
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