6月22日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】フランスとオランダの国民投票でEU憲法が拒否された。この挫折とブラジルへの影響を国連貿易開発会議のリクペロ前事務局長が検証した。IT(情報技術)の進歩でグロバリゼーションとサービス部門の第三セクター化の進展が予想されていた。ところがEU統合に示されるグローバル化は挫折、IT ...
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サンパウロ市などで揺れを観測=チリの地震の余波到達
6月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】チリ北部で十三日、強い地震が発生、その余波がブラジルにも達し各地で揺れが感じられ、当局に問合せの電話が殺到する騒ぎとなった。 地震はマグニチュード(M)七・九の強震で、震源地はチリ北部イキケ市沖合一一五キロの深さ一二キロの地点。これにより同市で二〇軒の家屋が倒壊し、これ ...
続きを読む »アルゼンチンに大敗=W杯南米予選=出場決定はお預け
6月10日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】二〇〇六年サッカーW杯南米予選でブラジル代表は八日、ブエノスアイレスでアルゼンチン代表と対戦、三対一で敗れた。 アルゼンチン代表はこの勝利でW杯出場を決めた。ブラジル代表の出場はほぼ確定しているが、決定はチリ戦までお預けとなった。 超攻撃的布陣で試合に臨んだが、攻守に精 ...
続きを読む »深刻な経済成長減速=世界平均の半分以下=高金利と失業の解決急げ=年5%以上は成長必要
6月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】今年三カ月間の国内総生産(GDP)の成長率がわずか〇・三%と減速スタートとなったことで、先行き不安が浮き彫りとなった。世界十三カ国の平均が〇・七%であることから、ブラジルの減速経済は深刻な様相を呈している。最大の原因は九カ月間連続して切り上げられた基本金利の上昇で、抜本的な ...
続きを読む »12歳までに13%が薬物経験=シンナー遊びは24カ国中トップ
6月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】ブラジルで十二歳までの児童の一三%が、麻薬やシンナーなどの薬物を使用した経験があり、七%が喫煙経験者というショッキングな事実が明らかになった。 国家麻薬対策局が全国の四万八千百五十五人の学生を対象に調査したもので、アルコール飲料も薬物と同様に健康を害するとして調査項目に含 ...
続きを読む »課題は政府経費の管理=ジェルダウ・グループ総帥=04年の好況は錯覚=改革遅すぎたブラジル=発展妨げる中世並みの税制
6月8日(水) 【ヴェージャ誌一九〇二号】国際感覚のベテランといわれるジェルダウ・グループの総帥ジョルジェ・G・ヨハンペテル氏は、PT政権の成否が政府経費の管理にかかっているという。管理がズサンならブラジルは前進しない。二〇〇四年の好況は錯覚で、経済は離陸していない。こんな経験は過去に何度もあった。原因は政府資金の拙劣な運用、 ...
続きを読む »ルーラ大統領=訪日の成果は=連載(3)EPA=経済連携協定なるか=08年までに=日伯両国政府が声明書
2005年6月4日(土) 大統領訪日の最大関心事は、やはりエタノール輸出だった。これでもかと関連記事を出すブラジル側メディアに対して、日本側は静観を保った。 しかし、本当の大きな収穫の一つは、経済連携協定(EPA)を〇八年の移民百年祭までに発効させるよう、両国政府に働きかけていくとの共同コミュニケが発表されたことだろう。これ ...
続きを読む »東西南北
5月28日(土) 郵便局汚職CPI設置の攻防戦は、政府の敗北となった。連立与党は今後、ノロノロ審議作戦での共闘を誓った。ジルセウ官房長官は、野党と行動を共にするPT議員は、野党議員だから離党するよう呼びかけた。ジェノイーノPT党首は、スプリシ上議に背負い投げを食ったと恨んでいる。スプリシ上議は、役職提供で票を買い集めるPTの悪 ...
続きを読む »コチア農学校で学んだ研修生ら=OB会を立ちあげ―パ国、社会貢献の基盤として―
5月21日(土) サンパウロ州ジャカレイ市にあるコチア農業学校で研修を受けたパラグァイの若者たちが、OB会を立ち上げる。研修で得た知識や経験を自国の農業振興に効率的に役立てるため、自分たちが組織を作って、相互の連係を保ちながら行動することが重要であることを認識したもの。 コチア農業学校における農業研修は、メルコスル加盟四カ国 ...
続きを読む »国際競争力は世界第51位=高金利と非効率な政策が足引く
5月20日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】国際競争力でブラジルは今年、世界ランキングの五十一位となった。昨年は五十三位だったことから二つランクアップとなった。都市部門ではサンパウロ市が四十三位となり、昨年の四十七位から上昇した。 この分野で世界的な権威のスイスのマネージメント・デベロップメントが毎年六十カ国を調 ...
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