14年のサッカーW杯でセレソンの司令塔をつとめたことで知られるオスカール(25、チェルシー)が23日、中国スーパーリーグの上海上港に移籍することを発表した。 オスカールの移籍金は年俸2千万ユーロという巨額のもので、世界的に見てもメッシやクリスチアーノ・ロナウド以外には例のない額となった。 オスカールは「この機会を与えてくれ ...
続きを読む »チリ 関連記事
16/17年夏=外国人観光客は250万人?=受け入れ態勢まだまだ未熟
暦の上の夏が21日に始まったが、ブラジル観光公社(Embratur)はこの夏の外国人観光客は250万人に達すると予測している。 20~22日付G1サイトによると、15年にブラジルを訪れた外国人観光客は630万人で、世界ランキングは45位だった。観光客の大半を占める国内客によるものも含めた観光収益は国内総生産(GDP)の9・6 ...
続きを読む »詩人Fグラール死去=ブラジル前衛詩の第一人者
ブラジルの現代詩の第一人者として知られ、「ネオ・コンクレティズム」を推進した詩人のフェレイラ・グラールが4日朝、リオデジャネイロ市で肺炎のため亡くなった。86歳だった。5日付現地紙が報じている。 マラニョン州サンルイス生まれのグラールは、若い頃から詩人として生きることを決め、19歳のとき、ブラジル史上最大の詩人、カルロス・ド ...
続きを読む »キューバ=Fカストロと中南米=(下)=軍政の反動で左派政権一色に=今後のキューバの風向きは?
25日に逝去したキューバのフィデル・カストロ前評議会議長が中南米に与えた影響をもう少し見てみよう。 90年代にはソ連などの東欧の共産圏が崩壊。共産主義の基盤を大きく失う中、キューバもドル解禁などの対策を余儀なくされた上、難民も後を絶たず、カストロ体制の今後も危ぶまれていた。 だが1998年、中南米の状況は一気に変った。それ ...
続きを読む »キューバ=Fカストロと中南米=(上)=共産化恐れ軍政乱立=「革命家」から独裁者に
キューバのフィデル・カストロ前評議会議長が現地時間の25日、90歳でその一生を終えた。1959年のキューバ革命以来、1962年のキューバ危機でのアメリカとの対立のみならず、ブラジルを含めた中南米の歴史を大きく左右した同氏の影響について、2回にわたりたどっていく。 59年1月1日のハバナ占領により、フィデル、ラウルのカストロ兄 ...
続きを読む »うりずん会=ウチナー精神を若手に継承=サンパウロ州議会で国際フォーラム=『先祖の遺産、将来への懸け橋』
創立90周年記念事業の一環として、沖縄県人会(島袋栄喜会長)と沖縄県留学生研修会OB会「うりずん」(松本カリナ沙登美会長)が共催で『第2回国際フォーラム』を19日、サンパウロ州議会フランコ・モントーロ講堂で開催した。遠くはアルゼンチンやチリから、200人を越えるウチナーンチュが結集し、国や世代を超え、100周年に向けて結束を新 ...
続きを読む »セレソンに声のかからぬ好選手たち=今季のリーグ戦では活躍も
サッカーのW杯南米予選では今年最後の試合となる2戦が、10日と15日に行われる。現在4連勝中と好調のセレソンだが、チッチ新監督の就任後も召集を受けていない選手の中にも、声がかからないことを惜しまれるほどの活躍をしている選手が多いので、その一部をここで紹介しよう。 ブラジルのファンの中で、その不在がもっとも惜しまれているのはル ...
続きを読む »チリでM6・4の地震=震源地近くは震度7記録
4日午後、チリでマグニチュード6・4の地震が起き、メルカリ震度階級で震度7を記録した地域もあった。4日付現地紙サイトなどが報じた。 地震が発生したのは現地時間の13時20分頃(ブラジリア時間で14時20分頃)で、同国中央部から南部にかけて強い揺れを感じた。震源地はマウレ州クリコ県クリコ市から南西に38キロ離れた地点で、震源の ...
続きを読む »東西南北
今年の全国統一地方選挙で労働者党(PT)が記録的な惨敗を喫したことは今日も様々なメディアで取り上げられているが、10月30日に行われた決選投票時、ルーラ元大統領、ジウマ前大統領の2人は共に、居住地のある地域ではPTの候補が出ていなかったことを理由に投票に行かなかった。ルーラ氏は70歳を超えており、任意投票なので法的な問題はない ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(23)
こちらも先の見通しは真っ暗であったが、今とりあえず間作で、ほそぼそとでも食べて行ける。彼が哀れで、せめてジープだけでも持って逃げられて良かったと、私は思った。しかしジョンソンが倒産した以上、この地もいずれ追い払われるだろう。 ともかく生活は続けていた。 ある日のこと、父が豚を殺した。脂身を保存用の油にするのは、私の役目であ ...
続きを読む »