2016年5月12日に、ジウマ前大統領の罷免を受けて大統領に就任したミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は15日、政権発足2周年を祝う式典で自らの功績を主張したと、15、16日付現地紙・サイトが報じた。 「16年5月―18年5月:ブラジルは戻ってきた」と銘打った式典で、テメル大統領は、ほぼ1時間に及ぶ演説を行い、不況か ...
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《ブラジル》テメル大統領がいじめ防止法を裁可=学校に予防措置をとることを義務付ける
テメル大統領は14日、「いじめ防止法」を裁可したと、14、15日付現地紙・サイトが報じた。 今回裁可されたのは、1996年の連邦法9394号改定案で、裁可は人権省の発表後、内閣府によって確認された。改定前の法律は、カルドーゾ政権下の1996年に制定されたもので、ブラジルの教育機関の基本方針を定めている。 同法の第12条は教 ...
続きを読む »《ブラジル》メンデス判事がまた大物容疑者釈放=PSDB高速道疑惑の中心=国外に巨額の隠し口座所有=口封じ疑惑にも「根拠なし」
最高裁のジウマール・メンデス判事は11日、4月6日から贈収賄工作の容疑で逮捕されていたサンパウロ州高速道開発公社(DERSA)の元技術部門理事のパウロ・ヴィエイラ・デ・ソウザ(通称・パウロ・プレット)容疑者の釈放命令を下した。同氏は民主社会党(PSDB)のオペレーターのひとりと見られており、国外の隠し口座に巨額の預金があること ...
続きを読む »皇族の短歌130首=来伯時の想いを詠まれた歌も
サンタクルス病院(石川ヘナト理事長)は開院79周年と日本移民110周年を記念して、『詩集 皇族の短歌』の刊行した。130首を日ポ両語で収録している。 日伯修好120周年を迎えた2015年に天皇皇后両陛下の短歌120首を収録した詩集を刊行していて、今回はそれに他の皇族が詠まれた10首を加えた。 冒頭には、両陛下および秋篠宮同 ...
続きを読む »PTはシロと手が組めるか?
混戦と言われ、「誰が勝つかわからない」と言われている今年の大統領選だが、ここに来て、大きく動きつつあるとコラム子は見ている。有権者の動向でこそないが、少なくとも政界関係者の流れはシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)に向いている▼元々、この選挙はシロ氏には有利だと言われていた。それはルーラ元大統領が裁判有罪で出馬がままならない場 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=シロにバルボーザ離脱の恩恵か=既に懇意のPSBとPDT=マイアの勢力も合流とも=アウキミンやマリーナは?
8日のジョアキン・バルボーザ氏の大統領選出馬辞退を受けて、大統領候補を抱える各政党がブラジル社会党(PSB)の綱引き状態となっており、大統領選におけるひとつの大きなポイントとしてとらえられている。この恩恵を最も受けるのがシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)と見られていると、9日付現地紙が報じている。 バルボーザ氏の辞退をめぐ ...
続きを読む »東西南北
大統領選まで5カ月を切り、そろそろ、有力候補の連立や政策などが気になりはじめる頃だが、前サンパウロ州知事のジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)は8日、仮に自身が大統領として当選しても、リオ州の警備部門は引き続き、軍の直接統治とすることに強い関心を持っていることを明かした。本心で言っている可能性もあるが、これは同時に ...
続きを読む »《ブラジル》テメルの親友の「ユネス氏に2度賄賂届けた」=軍警の証言で疑惑が再浮上=14年の選挙での不正献金=ロビイストの証言とも一致
テメル大統領(民主運動・MDB)の長年の友人として知られるジョゼ・ユネス氏に対し、ある軍警が「2度にわたって賄賂の現金を届けた」という証言をしており、大統領に対する緊張感がさらに高まっていると、6日付現地紙が報じている。 問題の証言者は軍警のアベル・デ・ケイロス氏だ。まだ守秘事項だが、2014年にテメル副大統領(当時)がオデ ...
続きを読む »サンパウロ市セントロ=24階建てビルが火災で崩壊=不休で続く救出、捜索活動=行方不明者の数は49人=3百人超が不法占拠で暮らす
サンパウロ市セントロの24階建てのウィルトン・パエス・デ・アルメイダビルで、1日の午前1時30分頃に火災が発生し、1時間半後に建物全体が崩壊したと1、2日付現地各紙・サイトが報じた。 ガラス張りの同ビルは1968年に建てられ、92年にはサンパウロ市歴史・文化・環境遺産保存審議会(CONPRESP)により文化財に指定された。2 ...
続きを読む »《ブラジル大統領選》テメル大統領(MDB)がアウキミン候補(PSDB)に接近=MDBのメイレレスを副大統領候補に推す=自身の再選出馬は断念とも=MDB与党残留への一策
テメル大統領が民主社会党(PSDB)の大統領候補のジェラウド・アウキミン氏に対し、前財相のエンリケ・メイレレス氏(民主運動・MDB)を副候補にシャッパを組まないかとの提案を行っていることが26日付エスタード紙の報道で明らかになった。 同紙によると、テメル大統領は既にMDBとPSDBの広報に対し、自身が10月の大統領選に再選の ...
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