ジョアン・ドリア前サンパウロ市市長が、市長を退任後も、軍警を助手のように使用していたことが明らかとなった。この軍警はジョアン・パウロ・メンデーゼ隊長(カピタン)で、19日はラジオ・インタビュー、20日はテメル大統領との会談、21日はカンピーナスでの行事と、前市長の仕事現場に帯同し続けている。こうした軍警の帯同は市長に対して認め ...
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《ブラジル》大統領選=MDBがアウキミンに接近か?=テメルの支持率上がらぬ場合=サンパウロ州知事選でスカッフィ牽制=シロはハダジと左翼連立希望
10月の大統領選は候補乱立状態だが、テメル大統領の支持率が上がらない場合、民主運動(MDB)関係者が、民主社会党(PSDB)のジェラウド・アウキミン氏の支持に回る可能性が出てきていると、24日付現地紙が報じている。 MDBは10月の選挙で豊富な政見放送時間を確保しているが、同党の候補の支持率が伸び悩んでいるのが現状だ。テメル ...
続きを読む »ブラジル大統領選=出馬候補に160件の裁判沙汰=収賄や名誉毀損まで様々=1位は70超のシロ・ゴメス=ほとんどが疑惑を否定
【既報関連】今年10月の大統領選へ出馬する可能性がある20人の政治家の内、少なくとも15人が関わっている係争案件や捜査、告発の件数は計160件を超していると、22日付現地紙が報じた。 15人への嫌疑は、大型汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦などに関連する収賄から、交通違反や暴言による名誉毀損まで千差万別。捜査の進捗具合も、 ...
続きを読む »《ブラジル》ジョエズレイ=アエシオに別の収賄か?=疑惑のスポンサー費=2年間毎月5万レ以上払う=不可解な持ち株急騰も
昨年、「JBSショック」でブラジル全土に騒動を巻き起こしたJ&F社主のジョエズレイ・バチスタ氏が、同氏からの収賄疑惑で被告人になったばかりのアエシオ・ネーヴェス氏に対して、別件の贈賄を行っていた疑惑を報告していたことが判明した。20日付フォーリャ紙が報じている。 フォーリャ紙によると、その贈賄は、同氏が昨年5月にアエシオ氏と ...
続きを読む »ブラジル政治史まで汚してしまったアエシオ
17日、最高裁は民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス上院議員に対し、収賄容疑で裁判の被告人となることを告げたが、これにはつくづく「裏切られた」という思いでいっぱいだ▼その理由のひとつは、やはり彼が「次の大統領」に最も近い存在だったからだ。「10数年継続した労働者党(PT)政権をストップさせるのは彼しかいない」。少なくと ...
続きを読む »ブラジル日本語センター=日下野氏、理事長に就任=会員倍増、日伯関係強化目指す
ブラジル日本語センターの総会が先月24日に行なわれ、新理事長に日下野良武さん(75、熊本)が就任した。役員改選では、日下野さんを新理事長とする単一シャッパが提出され、承認された。 理事長に就任した日下野さんは「今後の経営には展望が必要。センター内に、『ここに行けば日語の全てがある』というような日語の中心となる研究所を持ちたい ...
続きを読む »《ブラジル》ダッタフォーリャ=根強いルーラ支持の背景は?=多くの人が2審で実刑望むも=政治家への平等な処罰望まれ=LJ継続は84%が支持
国民の過半数が「刑事裁判の第2審で有罪判決が下されたら、たとえ上告中でも禁錮刑などの刑罰を執行をすべき」という考えを支持しているが、「元大統領ルーラ被告の汚職容疑での逮捕、その後の取り調べ、裁判の進行と、2審有罪判決後に始まった服役」に関する国民の評価は「支持」と「不支持」が拮抗していたことがダッタフォーリャの調査でわかった。 ...
続きを読む »《ブラジル》ダッタフォーリャ大統領選調査=獄中のルーラが1位。依然30%以上の支持率=左派のマリーナが極右ボルソナロに肉薄
ダッタフォーリャが14日に発表した大統領選に関する最新の世論調査の結果によると、7日に逮捕、服役開始となったルーラ元大統領(労働者党・PT)は、なおも30%以上の支持率で1位だった。ルーラ氏を抜いた場合は、マリーナ・シウヴァ氏(REDE)が票を伸ばした。15日付現地紙が報じている。 今回の調査は、ルーラ氏が12年1カ月の実刑 ...
続きを読む »《ブラジル》ロライマ州=ベネズエラとの国境一時封鎖を要請=連邦政府は無策と最高裁に
ロライマ州のスエリ・カンポス知事が13日、ベネズエラとの国境の一時封鎖を最高裁に求めたと13、14日付ブラジル国内紙、サイトが報じた。同件はローザ・ウエベル判事が担当する。 同知事は「国境管理は国の管轄で、何度も国に対処を要請したが、これまでに採られた策では州の必要に応えていない」と苦言を呈した。
続きを読む »《ブラジル》労働者党と連邦政府が最高裁に圧力=「2審有罪で刑執行」判断で=モラエス判事が標的に=パロッシの釈放は却下に
ルーラ元大統領の逮捕と受刑を受け、労働者党(PT)と連邦政府が、最高裁に対して「2審有罪後の刑執行」に反対するよう圧力をかけはじめていると、13日付現地紙が報じている。 「2審有罪で刑執行か否か」の判断は現在、最高裁でも意見が分かれている議題で、16年10月の同件に関する判事投票と、4日のルーラ元大統領の人身保護令適用か否か ...
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