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テメル大統領 関連記事

東西南北

 12日のブラジルは、モロ判事の判決が出た直後から、ルーラ元大統領の話題一色となった。南米だと、アルゼンチンではビデラ氏、ペルーではフジモリ氏の前例があるが、ブラジルで元大統領が有罪判決を受けたのはこれが初めてだ。1930年にはワシントン・ルイス氏がジェツリオ・ヴァルガス氏によるクーデターで逮捕されたが、実刑には至らなかった。軍 ...

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《ブラジル》労働法改正案=上院本会議で大差の可決=野党議員が一時議長卓占拠=法案は大統領の裁可待ち

採決実施阻止のため、議長卓を占有した野党議員たち(Lula Marques/AGPT)

 【既報関連】労働法改正法案の上院本会議採決が11日に行われ、賛成50、反対26、棄権1の賛成多数で可決したと、12日付現地各紙が報じた。  同日の上院本会議は、午前11時の開始早々、採決阻止を試みる野党のグレイシー・ホフマン上議(労働者党・PT)、ヴァネッサ・グラッツィオッチン上議(共産党・PCdoB)らが議長卓を占有し、エウ ...

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《ブラジル》連立与党がテメル告発を全力で阻止=CCJでは見解発表マラソン

11日のテメル大統領(Valter Campanato/Agência Brasil)

 下院憲政委員会(CCJ)でのテメル大統領への収賄容疑での告発受け入れ阻止のため、連立与党の主要4党が全力を挙げて対策を練っている。12日付フォーリャ紙が報じている。  テメル大統領は11日、自身への告発に関する下院での判断がどういう結果でも、「それに従う」との見解を述べた。

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アーティストたちの祈り通じる=スヴェイテル報告官のテメル大統領告発受け入れ

 現在ブラジルは、収賄容疑で起訴されたテメル大統領の告発を、下院が受け入れるか否かに注目が集まり、下院の憲政委員会で報告官をつとめるセルジオ・スヴェイテル氏が、告発を「受け入れる」という見解を示したことに、国民が好意的な反応を示している。  とりわけそれを喜んでいるのは、ブラジルを代表する歌手や俳優といったアルチスタ(アーティス ...

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《ブラジル》下院憲政委員会=「テメル大統領告発を受け入れる」=スヴェイテル報告官が見解=連邦政府側は予想済み=委員の入れ替えなどで対抗

スヴェイテル報告官(Lula Marques/AGPT)

 10日、下院憲政委員会(CCJ)で、収賄容疑でのテメル大統領告発に関する審議の報告官をつとめるセルジオ・スヴェイテル下議が、「告発を受け付ける」という内容の意見書を読み上げた。11日付現地紙が報じている。  スヴェイテル氏はテメル大統領と同じ民主運動党(PMDB)所属ではあるが、党内では独立派を貫き、かつ、司法界出身の経歴通り ...

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東西南北

 既に報じているように、スヴェイテル報告官がテメル大統領の告発受け入れの見解を示したことで、風雲急を告げて来た下院のCCJ。大統領側は委員を直前に入れ替えることで、スヴェイテル氏の見解をなし崩しにしようと躍起になっているが、CCJのロドリゴ・パシェコ委員長は、連立与党のこうした行為に既に不快感を示しているとも。選挙高等裁判所での ...

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今日のお言葉=〃時の人〃3人のロドリゴ

ロドリゴ・ジャノー検察庁長官(Foto: Jose Cruz/EBC/FotosPublicas)、ロドリゴ・ロウレス前下議(Foto retirada de rede social)、ロドリゴ・マイア下院議長(Foto: Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

 いま、新聞やTVで一番出てくる名前は、なんといっても「ロドリゴ」でしよう。有名になったロドリゴさんは沢山いますが、ここでは3人のご紹介を致しましょう。  まずはロドリゴ・ジャノー(RODRIGO JANOT)―現職の連邦検察庁長官です。テメル大統領を最高裁に告発し、与党の重鎮アエシオ上院議員を逮捕せよと叫んだ不正摘発の元締めで ...

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《ブラジル》下院憲政委員会=休会前の投票終了は微妙か=マイア議長が大統領に伝える=問題は委員らの見解持ち時間=野党側も引き延ばし狙う

8日、G20を後にするテメル大統領(Beto Barata/PR)

 テメル大統領は9日、ロドリゴ・マイア下院議長らと会い、同大統領の告発審理に関する下院憲政委員会(CCJ)での10日以降の動きなどについて話し合った。大統領は同件の審議の早期終了を求めているが、マイア議長は、議会が休会になる18日までに下院全体での投票を終えられるかはわからないとの見解を示した。10日付現地紙が報じている。  テ ...

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《ブラジル》労働法=上院本会議での採決目前=事前調査では僅差の可決か?=修正し、下院再審議を狙う野党

6月末の上院憲政委員会の様子、ロメロ・ジュカ上議(左)と、マルタ・スプリシー上議(右)(Antonio Cruz/EBC/FotosPúblicas)

 【既報関連】11日に上院本会議採決が予定されている労働法改正案について、現地紙が上院議員たちに投票動向アンケート調査を行った結果、全81上議の内、42人が賛成の意向である事が分かった。9日付同紙が報じている。  同案承認には41票以上の賛成が必要なので、アンケートの結果通りなら、同案は僅差で可決される。

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東西南北

 現地紙は昨年、ジウマ前大統領が議会での罷免審理に入る少し前から、棒グラフを使って賛成と反対の勢力を色別に示し、話題を呼んだ。今はテメル大統領がその対象となっており、下院憲政委員会(CCJ)での大統領告発受理に関する棒グラフが出始めている。それによると、「わからない」とする議員がまだ多くいるものの、告発に賛成する議員と反対する議 ...

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