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テメル大統領 関連記事

《ブラジル》ジウマ/テメル裁判延期が意味することは?

〝政権親派〟と噂されるジルマル・メンデス選挙高等裁判所長官(最高裁判事、Foto: Roberto Jayme/Ascom/TSE)

 「ジウマ/テメルのシャッパ」(以後、D/T組)選挙違反裁判の開始が4日、無期限延長となった。これを巡って「テメル大統領の失格判断の可能性が遠のいた」との見方が強まっている。「急いで裁判が進めばテメルにとって不利」、もしくは「裁判が遅れればテメルは任期を全うしやすくなる」という解釈だ▼3日までのマスコミの論調は、「今週中に判決ま ...

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ブラジル選挙高裁=ジウマ/テメル裁判延期の影響は?=大統領陣営はひと安心=延びる分だけ任期満了に有利=PSDBも裁判に消極的に

4日のテメル大統領(Foto: Marcos Corrêa/PR)

 4日から行われる予定だった選挙高等裁判所での14年大統領選時のジウマ/テメルのシャッパの違反疑惑に関する裁判が大幅に延期されたことで、テメル大統領や原告側の民主社会党(PSDB)がどういう見解を抱いているかについて、5日付エスタード紙が報じている。  選挙裁での裁判が延びたことについて、テメル大統領の弁護士グスターヴォ・ゲデス ...

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《ブラジル》議会下院がUber規制法案を承認=ブラジルでの営業継続は苦境に=新技術か?国の管理か?

Uberに遂に国の規制が入った(参考画像 - Fernanda Carvalho/Fotos Públicas)

 ブラジル連邦下院は4日、Uberや99taxiなどの、スマートフォンでタクシーを呼んで利用できる配車サービス会社に関する規制法案を可決したと、4、5日付現地紙が報じた。  法案の基本部は、Uberなどのタクシー配車システムを認めるものだったが、その後可決された二つの修正案は、〃Uber潰し〃とさえいえる内容だった。  修正案の ...

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『ブラジル日系文学』 55号刊行

ブラジル日系文学55号

 『ブラジル日系文学』第55号(発行者=武本憲二、編集者=中田みちよ)が3月に発行された。  第34回武本文学賞で小説、随筆、翻訳、短歌、川柳、詩といった部門の入賞作品が掲載されている。  また特別寄稿「三島由紀夫『アポロの杯』におけるリオ、サンパウロ」(杉山欣也)、サンパウロ人文科学研究所の元所長、故宮尾進さんの素顔を日系文学 ...

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パラグアイ騒乱=大統領再選可決に野党反発=デモ隊が国会議事堂に放火、死者も発生=対話を呼びかけるカルテス大統領

昨年10月、パラグアイを公式訪問した際のブラジルのテメル大統領(右)とパラグアイ、カルテス大統領(左)(Beto Barata/PR)

 パラグアイで3月31日、同国上院議会が3月28日に大統領再選を認める憲法改正案を可決した事に反対するデモ隊が、国会議事堂に侵入し、建物に火をつける事件が発生した。  35年間の長期独裁政権に苦しんだ国民には、大統領再選にアレルギーを持つ人が多い。  この騒乱は4月1日未明まで続き、反大統領勢力の真正急進自由党(PLRA)青年部 ...

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《ブラジル》テメル大統領=暴力被害児童らの保護に関する法令を裁可=子供の権利啓発会議で演説

スウェーデン国王カール16世(左)とアウキミンサンパウロ州知事(右)の真ん中で演説するテメル大統領(Rovena Rosa/Agência Brasil)

 テメル大統領は4日、暴力事件の被害者や目撃者の小児や青少年が、事情聴取を受けたり裁判で証言を行う立場に立ったりする時のための保護を定めた、2015年提出の3792号法案を裁可したと、同日付現地サイトが報じた。  同大統領は、4日朝、スウェーデン国王のカール16世とシルヴィア王妃臨席の下、サンパウロ市のサンパウロ州工業連盟(Fi ...

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テメルが後任判事指名=自身のTSE裁判直前に

 テメル大統領は3月30日、16日で任期の切れる選挙高等裁(TSE)のエンリケ・ネーヴェス判事の後任判事として、アジマール・ゴンザーガ氏を指名し、自身の絡んだ裁判に備える。3月31日付現地紙が報じている。  この人事は、4日からはじまる、14年大統領選時のジウマ/テメルのシャッパの収賄疑惑などをめぐる裁判に対応してのものだ。ネー ...

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ブラジル選挙高裁=ジウマとテメルの当選無効も?!=いよいよ4日から審理開始=判事任期で最後のせめぎ合い=選挙検察は厳しい注文

選挙高裁のエルマン・ベンジャミン判事(左、Geraldo Magela/Agência Senado)

 2014年の大統領選でのジウマ/テメルのシャッパの不正疑惑に関する選挙高等裁判所での裁判が、週明けの火曜、4月4日から開始されることになった。29日付現地紙が報じている。  この裁判の開始が4日になったのは、同裁判所判事の一人であるエンリケ・ネーヴェス氏の任期が6日付で切れる(正式には16日付までだが、直前10日間の仕事は禁じ ...

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《ブラジル》食肉不正疑惑問題=ブラジル肉の輸入再開への道は未だ遠く=5月には代表団の世界行脚も=食肉大手株を保有の公的銀行に損失

EU健康食品安全委員会委員長ヴィテニス・アンドリウカイティス氏(左)と会談したマッジ農相(右)(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 【既報関連】ミシェル・テメル大統領は28日にブラジル農牧連合主催のイベントに参加し、17日に連警が行ったカルネ・フラッカ(CF)作戦によって国内食肉業者の不正疑惑が明るみとなり、食肉輸出などに大きな打撃与えた一連の危機からの脱出に楽観的な見通しを示したと、28、29日付現地サイトが報じた。  大統領はイベント後に「EU側は食肉 ...

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ブラジル民主社会党=「テメル氏に責任なし」=14年大統領選違反裁判で=ジウマだけに追求絞る=報告官は切り離し反対も

27日のテメル大統領(Marcos Corrêa/PR)

 選挙高等裁判所に2014年の大統領選挙でジウマ/テメルのシャッパに不正があったと訴えていたブラジル民主社会党(PSDB)が、選挙高裁へ提出した書類の中で、「テメル氏には過失がなかった」として、罪をジウマ氏だけに限定して追及する姿勢であることがわかった。28日付現地紙が報じている。  この裁判は、14年の大統領選でジウマ氏に敗れ ...

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