ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)は23日、オズマール・セラーリオ下議(PMDB)を新しい法務大臣に指名したと24日付現地各紙が報じた。 セラーリオ氏は、現在休職中のアレシャンドレ・デ・モラエス法相に代わり、法相の座を引き継ぐ。モラエス氏は、1月19日に飛行機事故で亡くなったテオリ・ザヴァスキ最高裁判事の後任に指 ...
続きを読む »テメル大統領 関連記事
《ブラジル》セーラ外相が突然の辞意表明=健康問題を理由にあげる=閣内での不満もささやかれ=後任は同じ政党から?
ブラジルのジョゼ・セーラ外相(民主社会党・PSDB)が22日夜、健康上の理由で辞任する意向を示したと、22、23日付現地各紙・サイトが報じた。同外相はミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)宛の書簡に、「辞任を願い出る事は自分としても遺憾ですが、閣下もご存知の通り、健康上の問題で、外国訪問ばかりでなく、日々の外相としての ...
続きを読む »《ブラジル》経済基本金利が先月に続き0・75%ポイント下落=インフレ収束の後押し受け
21、22日に開催されたブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)が、経済基本金利(Selic)を、0・75%ポイント引き下げて年12・25%に変更したと23日付現地各紙が報じた。 昨年10月以来、4回連続となった引き下げによって、Selicはおよそ2年前の15年1月の水準に戻った。 一方、22日にブラジル地理統計院(IB ...
続きを読む »ブラジルのリセッションはもう終わった?
ミシェル・テメル大統領とエンリケ・メイレーレス財相が21日、年金制度改革に関する議員達との会合中、ブラジルが直面している経済危機に関連する発言を行った▼リオデジャネイロ州議会が水道公社民営化を承認した事で、連邦議会で地方自治体への財政支援のための法案承認を図る材料が出来たと評価したのは大統領だ。同州は他州に先駆けて財政上の非常 ...
続きを読む »《ブラジル》新法相はヴェローゾ氏に=元最高裁判事の81歳
15日、テメル大統領は、アレッシャンドレ・デ・モラエス氏の後任法相に最高裁元判事のカルロス・ヴェローゾ氏を指名する意向であると民主運動党(PMDB)幹部に通達した。15、16日付現地紙・サイトなどが報じている。 モラエス氏の最高裁判事指名に伴う法相の人選は、大統領がツイッターで流したメッセージなどからも推測されていた。 大 ...
続きを読む »《ブラジル》オデブレヒト証言の大津波とテメルの防波堤
大津波がやって来る―。ラヴァ・ジャット作戦のオデブレヒト社(O社)幹部司法取引証言の津波が、もうじきブラジリア政界を襲う。それに備えて、テメル大統領は防波堤を築いている。「防波堤」とは「法的免責」(foro privilegiado、以下FP)のことだ。公的権力の中心にあるものは国家安定を最優先するために、その役職にいる間は刑 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦(LJ)疑惑のモレイラ氏、引き続き長官続行=「捜査逃れが目的ではない」=最高裁セウソ判事が判断
14日、ブラジル連邦最高裁のセウソ・デ・メロ判事は、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で疑惑の政治家のひとりと目されているモレイラ・フランコ氏の大統領事務局長官就任と不逮捕特権を認めた。14日付現地紙が報じている。 セウソ判事の判断は、社会主義自由党(PSOL)と持続ネットワーク(REDE)の訴えに対する返答として行ったものだ。同 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領が米国副大統領と電話対談=トランプ政権と初の接触
ブラジルのミシェル・テメル大統領は13日、米国のマイク・ペンス副大統領と電話で会談し、ドナルド・トランプ大統領の現政権とはじめて接触を持った。15日付フォーリャ紙が報じている。 大統領府の発表によると、電話をかけてきたのはペンス氏の方で、両者は主に、今後の両国の外交関係を強化するためのあり方などについて話し合ったという。 ...
続きを読む »《ブラジル》軍警スト=エスピリトサント州では首謀者を処分=155人を解雇へ=リオ州には陸軍の応援が到着=カーニバル中の警備増強
【既報関連】エスピリトサント州軍警は14日、4日から同州で発生している軍警ストに関する軍警内調査(IPM)を開始し、軍警155人の解雇手続きに入ることを州官報に発表したと14日付現地紙・サイトが報じた。 ストの最中に出た出動命令に従わなかったために反逆罪に問われている軍警は703人で、司法の場で有罪と認められれば、8年から2 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領=「被告になるまでは留任」と明言=実質上モレイラをかばう=報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)だけでは不十分とも
13日、テメル大統領は閣僚の不祥事の際の人事について、「事件の被告になるまでは解任はさせない」との見解を示し、問題となっていたモレイラ・フランコ大統領事務局長官を現時点で解任する意思はないことを明らかにした。14日付現地紙が報じている。 この問題は、テメル大統領が今月2日に、一度廃止された大統領事務局長長官職を復活させて正式 ...
続きを読む »