ニッケイ新聞 2009年4月30日付け 日本政府が打ち出した日系人支援策のうち、帰国費用として三十万円を受け取ったデカセギには「時限的」に就労可能な特定ビザを発給しない政策に関して、各方面からの反発が強まっている。日本国内でも東京新聞はじめTBS、毎日新聞、愛媛新聞などが報じたほか、ニューヨークタイムスも批判的な論調で記事を出 ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年4月28日付け 文協選挙で、いざこれから投票という肝心なときに「ケストン・デ・オールデン!(議事進行上の問題提起)」と手を上げたのが林アンドレ評議員。選挙規約に明記されていないシャッパ制に異議をはさむという根源的な問題提起に、居合わせた評議員らは開いた口がふさがらない。愛知県人会長時代にも何度もやってき ...
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ニッケイ新聞 2009年4月24日付け 先日、なまった体を鍛えるためパラナピアカーバでハイキングに挑戦した。町自体はイギリス移民が紡績業をしていた名残のある街なみや鉄道駅跡、ロンドンのビッグ・ベンに似た時計台が異国情緒を醸し出す。メトロのルス駅からCPTMで約一時間、終点リオ・グランデ・ダ・セーラ駅下車、そこから市バスで約十五 ...
続きを読む »『日伯論談』第1回=ブラジル発=宮尾進=『デカセギ』の現状に思うこと=日本の美点をブラジルに
2009年4月25日付け かつてパウリスタ新聞(本紙の前身)で掲載していた「土曜論壇」が「日伯論談」という形で復活し、そのトップバッターを仰せつかったのは光栄だが、与えられたテーマは「デカセギ」についてだという。 ところが、「デカセギ」について私は部外者であるばかりでなく、批判的でもあり、担当者が期待しているであろう、「デカ ...
続きを読む »不況の今こそ日本語を=日本語センター通常総会=教師養成と普及に重点=帰伯子弟の再適応支援も
ニッケイ新聞 2009年4月24日付け ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は、十八日午後一時半から第二十一回通常総会を行った。会員ら八十八人(委任状四十一通)が出席。今年も日本語普及、教師養成などに力を入れていく方針が確認されたほか、不況で帰伯するデカセギ子弟の再適応支援にセンターとして取り組むことも決まった。 谷理事長 ...
続きを読む »ビバビーダ=共済会から保険会社へ=3月に正式登録を終了
ニッケイ新聞 2009年4月24日付け 在日外国人向け健康保険会社のパイオニア、ビバビーダメディカルライフ社(旧・在日外国人就労者共済会VIVA VIDA!)=本社・神奈川県=が、関東財務局に保険会社として三月二十四日に正式に登録された。野口重雄理事長(52、東京)はその報告を兼ねた関係各団体へのあいさつのために三月二十八日に ...
続きを読む »文協選挙=白熱した両候補討論会=木多氏「文協ネット」旗印に=小川氏「地方の声を聞け」=投票日は25日
ニッケイ新聞 2009年4月24日付け 今月二十五日に行なわれる文協評議員・理事会選挙の両会長候補、木多喜八郎氏(シャッパ名「統合と進歩」)と小川彰夫氏(シャッパ名「チェンジ文協」)による討論会「文協の将来を考える」(ニッケイ新聞・サンパウロ新聞共催)が二十二日午後八時から、文協ビル貴賓室で行なわれた。投票権を持つ三十数人を含 ...
続きを読む »「私はこう思った」=10人に討論会の感想聞く
ニッケイ新聞 2009年4月24日付け 平日午後八時という遅いスタートだったにも関わらず、地方を含め百人以上が集まった討論会。終了後に参加者から、感想を聞いた。 ■ ▼浜田照夫さん=「小川さんは日本語で、木多さんはポ語で聞き辛かった。日本語に対しては日本語で返さないと討論にすらならない。期待はずれです」(63、会員 ...
続きを読む »【応援演説】=◎「統合と進歩」側=西銘氏「コロニアの新時代の代表者」=◎「チェンジ文協」側=山村氏「8つの期待」と明確
ニッケイ新聞 2009年4月24日付け 評議員会の第二副会長候補となっている西銘光男氏は、『統合と進歩シャッパ』の応援演説で「二十年来、世代交代と言われるが、このシャッパは新しいコロニアの代表者となるもの」と強調、「戦前、戦後、一世、二世と複雑だが、優秀な若い世代が多い。二百周年を見据え、現在の文協構想を後押ししてくれる清き一 ...
続きを読む »デカセギ帰国制限問題=「再入国できる措置必要」=浜松市長が問題点指摘
ニッケイ新聞 2009年4月23日付け 帰国を希望する日系ブラジル人などへの日本政府の支援事業に対し、外国人集住自治体の長から制度の問題点を指摘する声が上がっている。 同事業は日本で失業し母国での再就職を決意した日系人に対し、本人に三十万円、家族に二十万円を帰国支援費用として支給する制度。一方で、同支援金の支給を受けた人は帰 ...
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