ニッケイ新聞 2009年4月9日付け 日本政府が打ち出した日系人支援策で、三十万円を受け取った人が「日系人」のビザで〃時限的〃に戻れない条件を付けた帰国制限問題に関して、賛否両論、読者からの熱い反応が編集部に寄せられた。 まず、「あなたの主張には反対」と電話してきたのは在伯五十七年の長田稔さん(78、東京)だ。「日本政府は日 ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年4月8日付け 在日ブラジル人は本当に減っているのか、試みに集住地の登録者数を調べてみた。 二月末と昨年四月時点を比べると、例えば長野県で約千三百(八%)、岐阜の大垣、美濃加茂、可児の三市計で約千人(七%)の減だった。帰伯したのだろうか。 「日本政府が六千七百レアル払う」、帰伯希望者への支援金支給を伝 ...
続きを読む »■記者の眼■どっちが「妥当性欠く」?=日本国大使館から抗議文
ニッケイ新聞 2009年4月7日付け 面白い文書が、在ブラジル日本国大使館からニッケイ新聞宛てにメールで届いた。 その文書は三日付けで「在日日系人に対する支援策の実施について」との題がつけられ、帰伯費用として三十万円の支援を受けた日系人は時限的に「日系人」としてのビザでは戻れないことを批判する弊紙や伯字紙の報道を「妥当性に欠 ...
続きを読む »CIATE=佐倉専務理事が帰国=後任は浅野嘉之さん
ニッケイ新聞 2009年4月3日付け 国外就労者情報援護センター(CIATE)の専務理事、佐倉輝彦さん(68、福岡県)が任期満了で帰国するにあたり、後任の浅野嘉之さん(よしゆき、56、静岡県)が三月二十三日に赴任し、引継ぎを行った。 佐倉さんは〇七年に着任、七月の海外日系人大会と汎アメリカン日系大会の合同大会でデカセギ部会を ...
続きを読む »■記者の眼■人道支援か強制退去か=日系人支援策巡り議論=伯字紙などが辛口の批判
ニッケイ新聞 2009年4月3日付け 案の定というべきか―。本紙が三月二十六日付け記事以来、何度も批判してきた内容が伯字紙でも同様の論調で大きく扱われるようになった。 日本の厚生労働省が先月三十一日に発表した「日系人離職者に対する帰国支援事業」が、ブラジルなどのメディアに「外国人嫌悪」との辛口の批判にさらされている。 同事 ...
続きを読む »飯星下議がパソコン寄贈=グルッポ日系に15台
ニッケイ新聞 2009年4月1日付け 今年創立十周年を迎え、地道に帰伯デカセギに職の紹介支援をしてきたグルッポ・ニッケイに対し、飯星ワルテル連邦下議は三月二十六日夜、十五台の中古パソコンと三台の印刷機を寄贈した。 当日は、毎月一回行われる失業者向けの就職支援講座だった。会場には真剣そうな表情の日系、非日系あわせて百五十人ほど ...
続きを読む »55周年、法人化の多忙な5年=京都会総会=杉山エレーナ会長が勇退=新会長に中野義雄氏就任
ニッケイ新聞 2009年4月1日付け ブラジル京都会は三月二十九日午前十時過ぎからリベルダーデのレストランで定期総会を開催し、二十人余りが出席した。前身の京都クラブ時代から舵取りをしてきた杉山エレーナさんが「会長は任期四年が最長」という会の定款に沿って勇退し、中野義雄さん(74)が新会長に就任した。 先亡者への黙祷後、杉山会 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年4月1日付け 昨年九月に来伯した京都府知事から「交流のシンボルに」と京都会に贈られた雪割桜の苗木六本。今まで検討していた植樹場所がようやく見つかった。サンパウロ市ピニェイロス区プラッサ・ヴィクトル・チビタ(Praca Victor Civita, Rua Sumidouro,580)で七日午前十時から、 ...
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ニッケイ新聞 2009年4月1日付け 新年度にあわせ、日本政府の新たな日系人支援事業が発表された。 就労支援と帰国支援の両面。四人家族なら百万円近い額になる帰国支援金支給には、与党プロジェクトチームの提言通り、日系人の在留資格では再入国できない、という条件がついた。 支援を受け帰国する人は〃もうデカセギはしない〃という覚悟 ...
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ニッケイ新聞 2009年3月31日付け 七年前、宮崎のとある田舎町に、子どもを抱え、女手一つで切り盛りするブラジル料理屋があった。その店に訪れるブラジル人客の中に、学校に通っていない子どもも来ていた。 そんな田舎にブラジル人が集まることも異様だが、親たちに混ざって話す彼女は、すごく大人びて見えた。こちらは友達と部活動帰りに多 ...
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