ニッケイ新聞 2009年2月3日付け 今回のデカセギによる大規模デモに違和感を受けている人が、コロニアにはいる。黒人奴隷の代わりの農作業をさせられた戦前移民にしても、ドミニカ移民に象徴されるような約束と違った入植条件だったことを恨む戦後移住者にしても、「自分を送り出した日本政府には一言言いたくても、受け入れてくれた国に向けたデ ...
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世界不況=デカセギに深刻な影響=グローボやBBCまで報道
ニッケイ新聞 2009年1月31日付け グローボ・オンラインやBBCブラジルまで、金融危機の荒波を受けたデカセギの悲観的動向を報道するようになった。 二十九日付けグローボ・オンラインは「日本の危機は三月までに七万人の失業を呼ぶはず」との見出しで、サンパウロ州聖南西のピエダーデ市の様子を伝えた。同市からは今までに二千人以上の日 ...
続きを読む »デカセギの雇用後押し=携帯でポ語情報サイト
ニッケイ新聞 2009年1月28日付け 【共同通信】雇用情勢の悪化で困窮するブラジル人労働者を助けようと、大阪市の特定非営利活動法人(NPO法人)「多文化共生センター大阪」(田村太郎代表)は二十二日までに、雇用や生活情報をポルトガル語で紹介する無料の携帯電話サイト「ブラジルネット」を開設した。 法務省の統計によると、国内のブ ...
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ニッケイ新聞 2009年1月24日付け 昨年七月の北海道洞爺湖サミットでルーラ大統領から表明された、静岡県浜松市での総領事館開設。静岡新聞によればこのほど、JR浜松駅近くのビルに仮事務所が設置され、準備が本格化してきている。今後伯外務省の職員が候補地選定、職員採用などを進め、早ければ一月中にも場所を決める方向という。市町村では ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年1月23日付け 日本から嬉しい便りが届いた。〇五年に研修記者をしていた秋山郁美さんが昨年末に第二子、美和クリスチーナちゃんを無事に出産した。難病だった父親に孫の顔を見せようと、渡伯前からつき合っていた日系ペルー人男性と帰国後すぐに結婚し、第一子を出産。念願だった孫の顔を見せ、父親を看取った。珍しい親孝行 ...
続きを読む »雇用求めデカセギが集会=3百人が銀座をデモ行進=東京
ニッケイ新聞 2009年1月20日付け 【東京支社長=藤崎康夫】十八日午後一時、東京・新橋の交通ビルに近隣在住の日系ブラジル人約三百人近くが集まって集会とデモを行い、日本のメディアから注目を集めた。開催は日系人が中心になった「SOSコミュニティ」。NPO法人ABCジャパン内に事務所がある。 ブラジル大使館にサポートを依頼し、 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年1月20日付け 五十九年の歴史を持つ戦前二世の牙城といわれたピラチニンガ文化体育協会が将来を決める大きな岐路に立っている。重田エルゾ会長は、不安要素はないとしながらも、「大きな決定だけに、会員のコンセンサスを取りたい」と臨時総会を閉会せず、随時会合を開き、理解を求めていく考えだ。歴史を辿れば、地元日本人 ...
続きを読む »静岡県=デカセギ失業の実態調査へ=浜松で「ブラジルコミュニティ会議」
ニッケイ新聞 2009年1月17日付け 【静岡新聞】日系ブラジル人など外国人労働者の急激な雇用情勢の悪化を踏まえて、浜松市と浜松国際交流協会、同市に拠点を置くブラジル人団体は十四日、同市内で「ブラジルコミュニティ会議」を設立した。市や民間団体が雇用対策や生活支援策を打ち出す参考にするため緊急の実態調査に乗り出す。 同会議は、 ...
続きを読む »デカセギ危機の実状は=ブラジル副領事が群馬県訪問=日系人労働者の声を聞く=「どんな仕事でもやる」
ニッケイ新聞 2009年1月17日付け 【東京支社=藤崎康夫支社長】米国金融危機に端を発した不況の嵐は、自動車産業をはじめ日本の産業にも大きな影響を与えている。労働者の三人に一人が非正規となった日本で、非正規労働者の失業は、住居問題も含め、深刻化している。在東京ブラジル総領事館にも様々な問題が伝わり、その事実関係を確かめ、実情 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年1月16日付け 日本で毎年三万人が自殺によって亡くなることはブラジルでもよく知られている。 電話で悩み相談を受ける「いのちの電話」は全国五十一のセンターに七千五百人のボランティア相談員がおり、東京センターには年間二万七千件もの相談があるという。 横浜と浜松にポ語で対応する「いのちの電話」があることを ...
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