2006年6月3日(土) 日伯交流年や日本移民百周年を二年後にひかえ、日本でのブラジル移民に対する関心を喚起するために、ニッケイ新聞社は連載記事をまとめ、この六月に本として出版した。ブラジルの邦字紙が連載記事をまとめて日本で出版するのは、これが初めて。 これは第九十八回目の移民の日を記念すると同時に、百周年に向けての準備の一 ...
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大耳小耳
2006年6月2日(金) W杯ドイツ大会の下馬評はほとんど出たようだ。なかで、ブラジルのサッカーの〃王様〃ペレーの「予想」は、意外と評価が高くない。ペレーに褒(ほ)められるチーム(国)は、これまでの大会であまり振るわなかったからだ。日本のスポーツ紙に「ペレーの呪い」と書かれたこともある。ペレーには褒めてほしくないという国が多い ...
続きを読む »「日系人受け入れは失敗」=河野法務副大臣が発言=3世受け入れ厳格化へ=在留資格に日本語能力
2006年6月1日(木) 日系人受け入れは失敗だった―――。入管行政の改革を検討している法務省プロジェクトチームの座長、河野太郎法務副大臣は五月三十日に同省で記者会見し、近くまとめる改革案で、日系人の在留条件に「定職と日本語能力」を盛り込むことを明らかにした。共同通信、時事通信、朝日新聞など大手新聞が報じた。外国人受け入れ施策 ...
続きを読む »BAND-TV=百周年の特別週間を企画=4月にNHKと放送提携=サアジ会長「日本移民はブラジル変えた」
2006年6月1日(木) 日伯のテレビ局で初めての本格的な提携が、このたびNHKとバンデイランテス・グループの間で行われた。四月十七日、同グループのジョアン・カルロス・サアジ会長が訪日したおりNHKを訪れ、大枠で合意した。 提携の主な内容は、お互いのニュース映像を一定の枠の中で自由に使うようにするもの。これにより、日本に関す ...
続きを読む »コラム 樹海
河野太郎・法務省副大臣が記者会見で、日系人受け入れは失敗だったと明言した▼この外国人労働者の受け入れに関するプロジェクトチームは、昨年暮れに起きた広島市安芸区の小学一年女児殺害事件の後、十二月末に発足した。ペルー人容疑者が日系三世の査証だったことから、日系人全体への締め付けへとつながった▼河野副大臣は「受け入れ準備をしないまま ...
続きを読む »「海外日系人会館」の実現を=旧神戸移住センター=保存署名運動すすむ=08年の実現めざして
2006年5月30日(火) 海外日系人会館の保存署名に協力を――。神戸市で現在、一九七一年まで神戸移住センターとして利用された旧移民収容所を「国立海外日系人会館(仮称)」として整備保存するための署名運動が進んでいる。同センター内に事務所を置く在日ブラジル人支援団体「関西ブラジル人コミュニティー(CBK)」が中心になって行ってい ...
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2006年5月30日(火) 今年の県連フェスティバル・ド・ジャポン開催まであと一月半に迫ってきた。会長はじめ執行部による大手スポンサー企業の訪問が続いている。今回は初めての二週末開催。決定当初は県人会から「二週続けての郷土食出店は難しい」という意見もあったが、現時点では大部分の県人会が二週参加の意向を見せているよう。同イベント ...
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2006年5月24日(水) 長崎県人会の前会長、丹生登さんの住むサンロウレンソ・ダ・セーラ市(サンパウロ市から六十キロ)の日本人会でも毎年、運動会をやっている。会員約三十三家族が百レアルずつ出し合って費用を捻出し、近隣のブラジル人住民を招く。参加者二百人のうち非日系人は七割を占めるほど。「白人、黒人いろいろで、まるでオリンピッ ...
続きを読む »緩和ケア=最先端担う千馬寿夫医師=連載(1)=回復の見込みない患者対象=生活の質を高める
2006年5月23日(火) 最期の時──。日進月歩の勢いで、医療技術が進歩。それと歩調を合わせるように、人間は長生きをするようになった。かつてはすぐに亡くなっていた病気でも、延命治療によって、ある程度、寿命を延ばすことが可能だといえるかもしれない。回復の見込みのない患者を対象に、「生活の質」を高めようと始められたのが緩和ケア ...
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2006年5月23日(火) 二回目を迎えた文協文化祭り。大・小講堂から体育館、駐車場まで、文協ビルのいたるところで催しが開かれていた。ガルボンブエノ街をふさいで催しを行うのは初めてではないだろうか。年に一回でなく、あのにぎわいが頻繁にあれば、リベルダーデの再活性化にもつながるかも、というのは望みすぎか。望みついでに言えば、祭り ...
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