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デカセギ 関連記事

大耳小耳

 JICA横浜は、日本国内最大の深谷ネギ生産者で日系二世の斎藤俊男さんの公開講座を、今月8日午後2時に開催する。会場はJICA横浜(横浜市中区新港2―3―1)1階会議室1。申込み不要、参加費無料。講座のテーマは「在日30年の体験から見たブラジルと日本」。斎藤さんは1995年に人材派遣業などを手がける事業法人を設立。農業ビジネスに ...

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《ブラジル》皇后陛下が見たいのに東宝社長が欲しくない映画

チヅカ節でズバズバと語る『Gaijin』の山崎千津薫監督

 「どうしたら貴方の映画がみられるの?」――皇后陛下は山崎千津薫監督にそう尋ねたという。1996年3月、FHC大統領が国賓として日本を訪問した際、山崎監督は随行員に選ばれた。東京で両陛下に謁見した際、「ルッチFHC夫人から『日本移民の映画を作った監督』として私は紹介され、皇后陛下はそう尋ねられた」と振りかえる。  故ルッチ夫人は ...

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第59回海外日系人大会の宣言=世界各地の日系レガシーを共有し、日系の連携を深め広げます

パネル・ディスカッションの様子

 私たち、第59回海外日系人大会(2018年6月6日開催)に世界各地からハワイに参集した日系人は、『世界の日系レガシーを未来の礎に-ハワイ元年者150年を祝って―』を総合テーマに討議し、以下の6項目からなる決議を本大会の成果として宣言いたします。 《1》【日系レガシー】正直、勤勉、協調、感謝の心(おかげさまで)――私たち海外日系 ...

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人文研=50周年記念誌を刊行=15日、出版記念会を開催=ブラジル日系史研究の本丸

創設時のメンバー。(左から)斉藤広志、アンドウ・ゼンパチ、増田秀一、河合武夫(人文研提供)

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長、以下「人文研」)は2015年の創立50周年を記念して『人文研史―半世紀の歩み―』を刊行した。人文研は80年代の日系人口調査など重要な成果を残し、日系社会研究を牽引してきた。数々の調査を手がけてきた人文研だが、自らのことに関しては今回初めて。  「史実だけでなく、研究者が目録として参照で ...

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聖総領事館=大任終え、佐藤領事が帰朝=元本紙記者の池田副領事着任

佐藤領事、池田副領事

 在聖総領事館(野口泰総領事)の広報文化班の佐藤卓央領事(43、奈良県)が離任し、池田泰久副領事(34、静岡県)が着任するため、11日に挨拶に来社した。  佐藤領事は2015年9月に着任し、秋篠宮同妃両殿下のブラジル訪問に関する業務という大任を最初からこなした。さらにジャパン・ハウス(JH)の開館準備を印象に残る仕事として挙げた ...

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《ブラジル》ナマの日本を伝える人気ユーチューバーという存在

デボラさんの出世作「13 COISAS QUE SAO PROIBIDAS NA ESCOLA JAPONESA」(日本の学校で禁止されている13項目)

 在日日系人を代表するユーチューバーの一人、デボラ・ハッヅさん(Deborah Hudz、三世)から「今年中にチャンネル登録100万人を目指します」と聞き、感心した。  と同時に「日本の日本人は彼女のような存在に気付いているのだろうか」と気になった。「日本の新聞や雑誌に出たことがない」というからだ。  彼女はデカセギ家庭の娘とし ...

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デカセギから日本文化伝道師に=大人気ユーチューバー夫妻=移民110周年の記念動画製作

ローガン夫妻の110周年記念動画(「Japao Nosso De Cada Dia」より)

 動画共有サイトユーチューブで約205万8277人(6月1日現在)の登録者数を誇る、在日ブラジル人ユーチューバー、栗山プリシラさん(Prit、34、三世)とローマン・タレス・ジョナタンさん(Lohgann、35、三世)夫妻が、日本移民110周年の記念動画を作成公開し、視聴者数をドンドン増やしている。日本文化や風習を説明するポ語ビ ...

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大耳小耳

 米国出身の演歌歌手ジェロさん(36)が今月12日、音楽活動の無期限休止を自分のブログで発表した。紅白にも出場し話題となったが、米ボストン大大学院修了しコンピューター関係の仕事に就くことにしたという。一方、ブラジル出身の演歌歌手エドアルド(34)は今月発売のカラオケ雑誌に記事が掲載され、7月には東京で開催されるブラジルフェスティ ...

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日本人ブラジル移住110周年に当たって思うこと=熊本県在住ブラジル研究者 田所清克(たどころ きよかつ)

ブラジルを代表する文学者ジョルジェ アマードさんと田所さん(本人提供)

 1908年4月28日、神戸港から笠戸丸に乗船した日本人移民がコーヒーの積出港に着岸して、今年で110年を迎える。そのこともあって、ブラジルではむろん、日本でもこれにちなんだ諸々の行事が予定されている。  ところで、ブラジルに関する地域研究も従来からすれば、格段の進歩を遂げている。が、こと移民研究ともなれば、日本におけるそれは、 ...

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エスタード紙=デカセギ増加、新しい波開始=1面トップ大々的に写真掲載=汚職が後押し、四世ビザ刺激に

空港で別れを惜しむデカセギ訪日者の写真が久々にエスタード紙1面を飾った

 21日付けエスタード・デ・サンパウロ紙の第1面には、グアルーリョス国際空港で家族と分かれるデカセギの写真が大々的にトップ掲載され、訪日就労者のビザ取得数が増加しているとサンパウロ市地域面1ページを丸々割いて報じられた。「デカセギ向けビザ145%増加、日本移住の新しい波。仕事、良い生活、治安が中心的動機」と紹介され、当地の経済危 ...

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