「毎月24万レアルの赤字でどうやって運営していくのか?」――第66回救済会定期総会が10日午前、文協ビル内で開催され、例年の3倍以上、約70人近い出席者があり、顧問の多くが熱気のこもった前向きな議論を現執行部と行った。最終的には、理事会と顧問会からなる「経営再建特別委員会」を立ち上げて検討することが承認された。 本田泉(イズ ...
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日系代表4団体が法務省に意見=「四世にも三世と同じ条件で」=(1)
日系四世に就労可能な日本での在留資格を与える新制度、四世ビザ問題について、日本国法務省がパブリックコメント(意見公募)を先月23日から1ヵ月間、公募した。それに対し、ブラジル日系社会を代表する関連4団体が、次に掲載する意見書を日本国法務省に提出した。コロニアの将来を考える上でも重要な問題であり、日系社会内のコンセンサス(意見統 ...
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俳誌『朝蔭』459号が1月に刊行された。年末の大掃除の逸話だろうか、《虫干や亡母の残り香不意に立ち》(寺澤哲子)はしめやかな敬意を感じさせる。《雑煮食ふ南米の街夏盛り》(遠藤永観)。NHKを見ながら雑煮を食べている分には雰囲気満点だが、家から一歩外に出ると…。《旅立つ娘見送る空港虎落笛(もがりぶえ)》(川上佐智子)の「虎落笛」 ...
続きを読む »博多一幸舎=「これぞ!」豚骨スープ絶賛=ラーメン戦争さらに激化へ?!
5日にグランド・オープンした本場博多の豚骨ラーメン『博多一幸舎』(Rua Tomas Gonzaga, 45, loja E)―。初日から客足も上々、絶賛の声が相次いでいる。 親子三代でテーブルを囲み、額に汗して麺をすすっていた谷口豊さん(31、二世)は「これぞ日本のラーメン!」とうなり、舌を巻いた。 デカセギ訪日から4年 ...
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今年で10年目を迎えたカエル・プロジェクト(中川郷子代表)。かつてデカセギ支援団体はいくつかあったが、いまでは事実上ここ一つになった。日本から帰国したブラジル人デカセギ子弟の社会適応を援助するため、カウンセリングやポ語授業を行っている珍しい団体だ。サンパウロ州教育局とブラジル三井物産基金の支援を受けているが、同代表によれば、活 ...
続きを読む »今年一番感動したエピソード
今年も本日で、本年最後の新聞となった。本当に一年が早い。今年もいろいろ取材したが、中でも一番感動した話を紹介したい。8月末にブラジル静岡県人会創立60周年の祝賀会の席で、川勝平太知事にインタビューした時のことだ。 上座で食事をしていた知事に近づき、「11月から日系四世向けのビザが始まる可能性がありますが、そうなると静岡県にも ...
続きを読む »人の移動と地域の日本語教育=ジャパンパウスで講演、21日
国際交流基金サンパウロ日本文化センターとサンパウロ州立大学日本語、日本文化、日本文化大学院プログラム共催で、講演会「人の移動と地域の日本語教育―帰国生、帰国・海外子女、移動する子どもとその家族をめぐって―」を、21日午後1から5時まで、ジャパン・ハウスのセミナー・ルーム(Av. Paulista, 52)で開催する。 移住、 ...
続きを読む »《ブラジル》日・ブ折衷の陶芸目指して=-デカセギ新世代、福澤さん=(下)=ブラジル独自の作品を求めて
福澤さんは「18歳から勉強と会社勤めを経験し、将来に悩んできた。考え事をせず制作した後は一つの周期を終えたような感覚だった」と静かにふり返った。ブラジルに住む恋人との結婚を機に帰国を決意した。 日本各地の伝統陶芸に触れてきた福澤さんは、「歴史がなく資源の豊富なブラジルだからこそ無限の可能性があるのではないか」とブラジルの土を ...
続きを読む »《ブラジル》日・ブ折衷の陶芸目指して=-デカセギ新世代、福澤さん=(上)=10年修行、脱原発運動も
陶芸の道を求め脱サラ、訪日就労。そして昨年末に帰国、ブラジルで制作活動を本格的に始めた元デカセギがいる。サンパウロ市セントロのオリド文化センター(Av.Sao Joao, 473, Centro)でCCBras(ブラジル現代陶芸協会、生駒憲二郎会長)が開催している作品展示会「セントロの陶芸(Ceramica no Centro ...
続きを読む »葛飾区射殺事件で訴訟終結=20年超禁固、国外犯処罰6件目
2001年に東京都葛飾区で無職の日本人男性を射殺し、その後帰伯逃亡したとされる日系人2人について、日本政府が国外犯処罰要請し、当地で殺人罪などで有罪判決が出た事件で、サンパウロ市のバラ・フンダ刑事裁判所は9月5日付で、訴訟が終結したことを公表していたことが分かった。ニッケイ新聞の取材に、同裁の広報担当者も確認した。 元デカセ ...
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