6月9日(水) 衣装の老朽化やスタッフの減少に悩む広島神楽保存会(細川晃央会長)に助っ人が現われた。広島県内の民間二団体が、新品を誂えてプレゼントする考えがあることを県庁を通じて打診。これを受け、同保存会は、若手の舞い手獲得を目指して十日午前十一時から、サンパウロ市アクリマソン区タマンダレー街800番の広島文化センター(県人会 ...
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日系の老人福祉に理解 岡野主教、ブラジル1年半
6月5日(土) ブラジル聖公会サンパウロ教区聖ヨハネ教会協力牧師のヨハネ岡野利治主教(80)が、二日午後、あいさつに来社した。一年半前「日本語で説教を」とブラジル側から要請があり着任、あと半年ほどで離任の予定だという。 同主教は、着任前、京都の特別養護老人ホームで入居高齢者と接する機会があった。日系社会の老人福祉施設経営にも ...
続きを読む »コラム 樹海
デカセギ二世の実態を知る二世が、日本におけるデカセギの行動・思考の仕方を語ると、どのようになるか――さきごろ、ロンドリーナで同地沖縄県人会主催の出稼ぎ問題をテーマとするシンポジウムが開催され、ニウトン・ソノキさんが、統計からみた現状を発表した。この人はペトロブラスのコンサルタントだそうだ。以下は発表の要旨▼ブラジル人の日本にお ...
続きを読む »野沢菜の〝ポ語名〝はコウベ・マンテーガ・ジャポネース=依田さんの尽力実る=非日系人の食材に=デカセギ子弟対象の補習授業を
6月1日(火) 信州特産の野沢菜をブラジルに普及させようと、依田道雄さん(七三、長野県)が〇二年五月から、ボランティアで農家への栽培指導や販売ルートの開拓などに奮闘してきた。業者による卸売がひとまず、軌道に乗ったところで、日本に帰国。次は、デカセギ子弟を対象にした補習授業の拡充を求めて、自治体や政治家たちに掛け合う。 依田さ ...
続きを読む »デカセギ半数が独立起業を希望=セブラエなどが調査
6月1日(火) 零細企業支援サービス機関(SEBRAE)とブラジル・デカセギ協会(ABD)が合同で行なった調査で、デカセギの半数は帰国後、独立起業を考えていることが明らかになった。一方で、帰国後、実際に自営業を始めた男性の十五%、女性の八%しか成功していないとも分かり、故郷で錦を飾ろうと考えるデカセギたちの夢と現実がこの調査結 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
「今更、日本の政治なんてね……」 在外選挙権についてコロニアで取材すると必ず、こんな返事が返ってくる。 遠く離れた母国の政治家が、ブラジルでの日常生活に利点を与えてくれるはずがない――こんな諦めが、これまで盛り上がりを欠いた原因だ。 今年七月の参院選では、サンパウロ総領事館初となる公館投票が実施される。手続きが煩雑な郵 ...
続きを読む »アセル家族慰安運動会=280会員参加楽しむ
5月26日(水) [ロンドリーナ]アセル(ロンドリーナ文化体育協会)の恒例家族慰安運動会が、去る一日、アセル・カンペストレ球場で催された。雨天だったが、会員二百八十家族が一日を楽しんだ。 丹フランシスコ実行委員長によると、参加し、旧交をあたため、親睦を深めることに意義がある催し。「いまデカセギにより、若者はじめだいぶ参加人数 ...
続きを読む »コラム 樹海
さきにクリチーバ総領事館が主催した日本語作文コンクール「日本ってどんな国」。九十八編の応募があったという。最優秀賞を受賞した三編の内容は、おおむね日本称賛といえた▼例えば「日本は、みんなのいい生活のための手本になる国だと思います」と結ばれていたのがあった。作文を書いたブラジルの少年少女たちの思いを裏切らないよう、日本人は心し ...
続きを読む »教科書 時代を映して変遷(終)=日系学習者数、回復の兆し=迫られる「学校」統合
5月25日(火) 日本では現在、大学卒業者が検定試験に合格して初めて、日本語教師として認められる。 移住地では、「日本語がしゃべれるから」、「教諭経験者だから」といった理由で、ちょくちょく教室を任された。 つまり〃お墨付き〃は持っていなかったということ。それは、待遇の悪さにもつながった。 ブラジルの法律も考慮に入れて、〃 ...
続きを読む »非日系デカセギ=偽装婚発覚受けビザ更新困難に
5月25日(火) 日本の入国管理局は昨年、ブラジル人就労者の間で偽装結婚が相次いで発覚したことを受け、今年から非日系ブラジル人の滞在ビザ更新申請に厳しく対処していると、二十二日付インターナショナル・プレス紙が報じている。 「入国管理条例では、日系配偶者をもつ非日系ブラジル人は、同居していることが婚姻証明と解釈されている。同居 ...
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